「運動している人が飲むイメージのプロテインだけど、運動しないで飲むとどうなるの?」運動はしたくないけど、プロテインを利用してキレイになりたいというあなたにお答えします!
運動しない人でも、上手にプロテインを利用するのはとってもおすすめです。ぜひ正しい方法を知って、実際に利用してみてくださいね。
この記事ではまず、運動しないでプロテインを飲んでも効果がないのでは?運動しないでプロテインを飲むと太るのでは?という疑問にお答えします。
それから、運動しなくてもどんな人にプロテインがおすすめか、どんなことに注意すればよいかをレクチャー。記事の最後では、運動しないで飲む人におすすめのプロテインをご紹介します。
運動している人もしていない人も、プロテインを適切に利用して、理想のツヤツヤボディを手に入れましょう!
美容ライフスタイルアドバイザー
ヒロコ
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談...
Contents
運動しないでプロテインを飲んでも効果なし?
結論から言うと、運動しない場合でもプロテインを飲むメリットはあります。
プロテインを飲むということは、タンパク質を補うということ。タンパク質は、皮膚や筋肉など身体を作るだけでなく、ホルモンや神経伝達物質などの材料ともなります。
つまり、運動しない人も十分なタンパク質を必要としているのです。タンパク質が不足すると、肌や爪、髪がボロボロになったり、筋肉量が落ちて太りやすい体になったり、ホルモンバランスやメンタルの調子が崩れたりします。
特に、お肌や髪などは命にかかわらないため、タンパク質不足の際には後回しになってしまいます。美容のためには、全身にしっかり行き渡るよう十分なタンパク質補給が欠かせません。
運動量の多い人は、タンパク質の必要量が多いため、食事だけでは摂取できない分をプロテインで補います。運動しない人であっても、食事から十分なタンパク質を摂れていない場合は、プロテインで補うのが得策です。
あなたのカラダは1日にどれくらいのタンパク質を必要としているのでしょうか?厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によれば、成人女性のタンパク質摂取推奨量(最低摂りたい量)は1日50gとなっています。
また、身体活動レベルによって目標量も提示されています。身体活動レベルが最も低い(つまり運動しない)女性でも57~88gの摂取を目標にすることになっています。
推奨量(最低限)50g
目標量 57~88g
タンパク質は主に肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などに含まれています。大体手のひら大の肉や魚に20gほどのタンパク質が含まれているため、3食しっかり食べている場合、推奨値の50gは満たしやすいでしょう。
しかし、ダイエットなどで食事量を減らしていたり、多忙で食事を簡単に済ませることが多かったりする場合は、タンパク質が長期的に不足することも考えられます。
まずは自分の食生活を振り返って、どれくらいタンパク質が摂れているか把握してみましょう。そのうえで、足りない分をプロテインで補えば、
・肌荒れや抜け毛が改善して肌・髪・爪がツヤツヤになる
・冷えや貧血、むくみが改善して心身の調子が上向きになる
といった変化を感じられるでしょう。
ただし、運動しないでプロテインを飲んだ場合、それだけで筋肉がつくことはありません。
筋肉の成長は、トレーニングの負荷により傷つけられた筋繊維が修復されるときに起こります。これを繰り返して筋肉が増えるので、運動なしでタンパク質だけ摂っても筋肉が増えていくことはありません。
次に、運動しないでプロテインを飲むと太るのかという疑問にお答えします。
運動しないでプロテインを飲むと太る?
運動しないでプロテインを飲んでも、それだけで太ることはありません。ただし、飲み方を間違えると太る場合があります。それは、エネルギーの過剰摂取になってしまった場合です。
タンパク質にもカロリー(エネルギー)があります。1g当たり4kcalという、糖質と同じだけのカロリーです。利用しきれないほどタンパク質を摂った場合、余剰分は体脂肪として蓄積されます。
ですから、プロテインを飲んだ結果、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ってしまった場合に太ります。
これはたとえ運動している人であっても、たくさんプロテインを摂って、消費する以上のエネルギーを摂取してしまえば、同じように太ります。
プロテインを飲んで太ることを防ぐには、まずプロテインを飲みすぎないこと。タンパク質が不足している分だけを補うようにしましょう。
運動しないで飲む場合は特に、普段の摂取カロリーにプロテインのカロリー分が上乗せされることに。間食を減らすなど、合計の摂取カロリーが増えないよう工夫が必要です。
また、プロテインを牛乳やジュースなどで溶かすとカロリーが高くなることにも注意を。カロリーを抑えるなら、水で割るのが一番です。
プロテインの太らない飲み方をもっと知りたい方はこちら:▶プロテインを飲むと太る?カラダをギュッと締めてツヤっとさせる正しい飲み方
続いて、運動していなくてもプロテインの利用がおすすめなのはどんな人かをご紹介します。
運動しなくてもこんな人にプロテインはおすすめ
次のような食習慣に心当たりのある人は、運動していなくてもプロテインを利用するのがおすすめです。
食事を抜きがち・簡単に済ませがち
多忙でランチ抜きになりがち
夜はお酒とおつまみだけになりがち
そんなあなたは、1日に推奨されるタンパク質50gが摂れていない可能性大。
プロテインを食事代わりにすることはお勧めできませんが、どうしても時間がないときやきちんとした食事が作れない時の補助アイテムとして活用すると良いです。
少食気味
食事は摂っているものの、食事の量が少ないという人は、タンパク質の摂取量も不足しがち。
お腹いっぱいになってしまってプロテインを食事にプラスできない場合は、間食や就寝前に取り入れると良いでしょう。
炭水化物が大好き
炭水化物が大好きで、菓子パンやパスタ、うどんやおにぎりで食事を済ませることの多い人は要注意。
白ごはんに、梅干しや塩昆布などご飯の友があればそれでいいというタイプの人も、タンパク質が不足しがちです。
お米などにも多少タンパク質は含まれているのですが、必要なアミノ酸がきちんとそろった良質のタンパク質は肉、魚、卵、大豆製品、乳製品を使ったおかずから摂る必要があります。
食生活の改善を心がけるとともに、今日は糖質ばかりだったなという日はプロテインをプラスして、十分なタンパク質を摂取しましょう。
それでは、運動しないでプロテインを飲む場合に注意すべきポイントをご説明します。
運動しないでプロテインを飲むときの注意点
運動しなくてもプロテインを飲むのは良いことですが、次の2つのポイントに注意して利用しましょう。
タンパク質の過剰摂取は内臓に負担をかける
タンパク質の過剰摂取は、カロリーオーバーで太るだけではなく、内臓に負担をかける可能性があります。
例えば、余ったタンパク質は肝臓や腎臓の働きにより、分解されて窒素やアンモニア、最終的には尿素となって体外に排出されます。タンパク質を過剰に摂り続けると、肝臓も腎臓もオーバーワークになってしまいます。
また、動物性たんぱく質の摂りすぎは尿路結石や腸内環境の乱れにもつながるとされています。
プロテインの摂取は適量を守り、腎臓・肝臓の疾患がある人や結石になりやすい体質の人は医師などに相談しながら利用しましょう。
原材料のアレルギーや添加物に注意が必要
プロテインを飲む前に、プロテインの原材料にアレルギーがないかどうか確認しましょう。
代表的なプロテインであるホエイプロテインは牛乳から、ソイプロテインは大豆から作られています。
牛乳や大豆が体に合わない人は、ピープロテイン(エンドウ豆)やライスプロテイン(玄米)、ヘンププロテイン(麻の実)など他の原材料から作られたものを試してみましょう。
プロテインを飲むとお腹の調子を崩してしまう場合は、牛乳でお腹を壊す「乳糖不耐症」という体質か、あるいは人工甘味料などの添加物が身体に合っていない可能性があります。
乳糖不耐症の場合は、牛乳から作られているが乳糖が除去されている「WPI製法」のホエイプロテインにするか、ソイプロテイン等の植物性プロテインに切り替えましょう。
また、人工甘味料などが身体に合っていないと考えられる場合は、無添加のプロテインを選ぶと良いです。味が物足りない場合は、自分でハチミツやココアを足すと美味しく飲めますよ。
最後に、運動しないでプロテインを飲む人におすすめのプロテインをご紹介します。
運動しないで飲む人におすすめのプロテイン
運動しないでプロテインを飲む人におすすめできるプロテインを2つピックアップしました。迷っている方はぜひどちらかを試してみてください。
【機能性表示食品】BEAUTEIN(ビューテイン)お腹の脂肪を減らすソイプロテイン ソイミルク味|ちゅくる株式会社
「BEAUTEIN お腹の脂肪を減らすソイプロテイン」は、ダイエットだけでなく美容も重視してプロテインを飲みたい人におすすめ。
10種のビタミンと鉄分に加え、カラダに吸収されやすい低分子コラーゲンペプチドを配合。美容に不可欠な腸活成分の、水溶性食物繊維イヌリンやオリゴ糖も摂ることができます。
あまり運動しない人でも、お肌の調子や便通の改善などの効果を早い段階で実感できることも多いです。
BEAUTEINには、体脂肪を減らすことが証明されている「中鎖脂肪酸」が入っており、最小限の運動で最大限の脂肪燃焼が期待できるのも重要ポイント。基礎代謝をアップさせ、痩せやすく太りにくい体質を手に入れることができますよ。
独自の造粒技術で非常に溶けやすく、シェイカー要らず。普通のグラスやマグカップで飲めるため、家や職場でいつでも使いやすいのも高ポイント。
プロテイン感のない自然な味わいで、プロテイン初心者やプロテインの味が苦手な人にも好評。人工甘味料を使わず、希少な天然甘味料「ラカンカ」で甘さ控えめに味付けされているため、飽きが来ません。
この機会に新しい習慣を始めて、スルッと一皮むけちゃいましょう!
プロテインの種類 | ソイ |
価格(税込) | 5,980円 |
内容量 | 600g (約30日分) |
1回分(20g) 当たりのカロリー | 86.8kcal |
1回分(20g) 当たりのタンパク質量 | 11.3 gg |
原材料 | 粉末状大豆たんぱく(国内製造・遺伝子組み換えでない)、 中鎖脂肪酸、コラーゲンペプチド、全粉乳、イヌリン、 ガラクトオリゴ糖、デキストリン/レシチン(大豆由来)、 加工でん粉、ビタミンC、甘味料(ラカンカ抽出物)、 乳化剤、ピロリン酸第二鉄、抽出ビタミンE、ナイアシン、 パントテン酸カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB6、 ビタミンB2、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12 (一部に大豆、ゼラチン、乳を含む) |
販売元 | ちゅくる株式会社 |
製造国 | 日本 |
シェーカーを使わなくてもとけやすい。牛乳と豆乳の間のような味で、甘さ控えめ。自然な味わいで、わざとらしい味がしない。タンパク質に加え肌に良い成分がいろいろ入っているためか、肌がもっちりしてきた気がする。
出典:Amazon
ウェイトダウンソイプロテイン ココア味|kentai
Kentaiの「ウェイトダウンソイプロテイン」は、ダイエット目的で飲めるシンプルなプロテインを探している人におすすめ。
腹持ちをよくし便秘を解消する食物繊維を配合。タンパク質だけでなくビタミンやミネラルも摂れるので、エネルギー代謝がスムーズになり、ダイエット効果がより現れやすくなります。
ソイプロテインにありがちな粉っぽさが少なく、水で美味しく飲めるため、余分なカロリーを摂らずに済みますよ。運動しないダイエットを後押ししてくれるプロテイン、ぜひ試してみましょう。
プロテインの種類 | ソイ |
価格(税込) | 5,284円 |
内容量 | 1㎏(50回分) |
1回分(20g) 当たりのカロリー | 77.5kcal |
1回分(20g) 当たりのタンパク質量 | 14.5g |
原材料 | 大豆たんぱく、脱脂粉乳、水溶性食物繊維、 ココア、レシチン(大豆由来)、香料、 甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、 スクラロース)、増粘剤(プルラン)、ビタミンC、クエン酸鉄Na、 ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB1、 ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12 |
販売元 | Kentai(健康体力研究所) |
製造国 | 日本 |
溶けやすくて牛乳や豆乳でなく水でも美味しく飲めるので苦労なく続けられます。他のメーカーに比べて割安なのにタンパク質量も十分に摂れるので満足しています。
出典:Amazon
運動しないでプロテインを飲んでも効果あり!
運動しないでプロテインを飲むことにもメリットはあります。不足しているタンパク質を補うことで、基礎代謝を上げたり肌や髪をツヤツヤにしたりできます。
ただし、運動していないことで過剰摂取になりやすいので、自分が補う必要のあるタンパク質の量を把握し、必要なだけ利用するように心がけると良いです。
プロテインを賢く使って、どんどんキレイになりましょう!