「湿気の多い日は、髪の毛がうねる…」「さらさらのストレートヘアに憧れる」など髪への悩みはつきませんよね。そのような悩みを持つ方のために今回は、30代女性におすすめの市販縮毛矯正剤、ストレートパーマ液をご紹介します。セルフで縮毛矯正を行う時のポイントもまとめましたので、家で縮毛矯正をする時、ぜひ参考にしてみてくださいね。
韓国好き美容ライター
kokoro
こんにちは。美容師やアパレル業など色々な仕事をしてきました。 今は、韓国で韓国語を勉強しながらライターを兼ねています。 美容全般はもちろん、スピリチュアルや心理、食など健康を追求して、 色々な情報を提供できるように言葉を紡いでいきます
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市販の縮毛矯正を実践する前に知っておこう!
まずはじめは、縮毛矯正がどんなものなのかという点からチェックしていきましょう。セルフで行う前に縮毛矯正のしくみ自体を知ることが重要です。市販のパーマ落とし剤とは何が違うのでしょうか。さっそく、ご紹介していきますね。
縮毛矯正って何?
髪の毛を真っ直ぐにする施術の中には、大きく分けて「ストレートパーマ」と「縮毛矯正」があります。ストレートパーマと縮毛矯正の違いは、施術方法と仕上がりです。
ストレートパーマは、アイロンを使わずブローなどで自然なストレートにする施術のことで、適度なクセが残りながらもボリューム感が抑えられた自然なスタイルに仕上がります。市販の薬剤でパーマを落としたいという方も使用したりします。
一方縮毛矯正は、ちぢれた髪の毛をアイロンを使って強制的にストレートにする施術のこと。クセが強い方は、こちらの縮毛矯正をされる方が多いです。口コミなどを参考に自身の髪質に合ったジェルを確認して縮毛矯正剤を選ぶと良いでしょう。
縮毛矯正のしくみ
くせ毛は髪の「シスチン結合」がずれていることで起こります。
縮毛矯正をする時は、1剤を塗布してシスチン結合を切断することからスタート。時間を置いてから流し、アイロンを使ってストレートにクセを伸ばします。それができたら2剤で酸化させて切断されたシスチン結合を再びつなぎ、今の状態を定着させる流れです。
縮毛矯正をした後は、サラサラになるので髪の毛が痛まないと思う方もいます。しかし、シスチン結合を切って繋げているので、髪の毛はデリケートになっている状態であることも覚えておきましょう。
サロンと市販縮毛矯正のメリットとデメリット
縮毛矯正には自分で行う市販のものとサロンで行うものがあります。この2つにはメリットとデメリットがあるので、それぞれチェックしていきましょう。
市販縮毛矯正のメリットとデメリット
市販の縮毛矯正剤を使うメリットは、安価でできることと思い立ったら施術可能な点です。美容院で行うと1万円以上するところもあり、それに比べるとはるかに安い価格で行えます。
対するデメリットは、髪質に合わせたり、髪の状態を見極めながらの施術が難しい点です。さらに縮毛矯正の薬は、強いのでダメージ方になって髪へ大きな負担をかけてしまう可能性も考えられます。
今すぐ安価で行いたいという方は、市販の縮毛矯正を実践してみましょう。
サロン縮毛矯正のメリットとデメリット
サロンの縮毛矯正のメリットは、髪質を考慮しながらダメージを最小限に抑えて施術できることです。縮毛矯正は全頭することもあれば、前髪や根元など必要な部分だけ施術することもできます。
デメリットは、価格が高いことや思った時にできない点です。髪のダメージや失敗したくないという思いの強い方はサロンで施術してもらうことをおすすめします。
30代女性は要チェック!市販縮毛矯正を選ぶポイント
続いては、30代女性が市販縮毛矯正を選ぶ時のポイントを3つご紹介します。セルフで縮毛矯正をしたいという方は要チェックです。
仕上がりで選ぶ
市販縮毛矯正剤を選ぶポイントは、仕上がりです。ストレートを自然に仕上げたいか、しっかり仕上げたいかで変わってきます。自然なストレートに仕上げる場合は、手頃な値段の市販ストレートパーマ薬剤をつけ、ブローするだけで十分です。しっかりしたストレートに仕上げたい場合は、アイロンを使うタイプがおすすめです。
2剤で選ぶ
次にチェックして欲しいポイントは、2剤です。縮毛矯正の2剤は、「過酸化水素」と「臭素酸ナトリウム」の2種類があります。
過酸化水素の場合は軽くサラッとした仕上がりになり、ヘアカラーをしている方におすすめです。対して臭素酸ナトリウムは、コシがあってしなやかな髪に仕上がりになります。
クセの強さで選ぶ
縮毛矯正の薬剤を選ぶポイントは、自分の髪のクセによって薬を選び分けることです。
クセが強い方や健康毛の方、初めて縮毛矯正を行う方は強めの薬がおすすめです。逆にあまりクセが強くない方やダメージがある方、縮毛矯正を繰り返し行っている方は、弱い薬剤を選びましょう。
縮毛矯正は、1剤をつけることでシスチン結合を切断するので、髪が柔らかくなります。髪に負担をかけないためにも薬剤選びはとても重要です。
容量で選ぶ
市販縮毛矯正剤やストレートパーマ剤を選ぶときには、値段だけでなく内容量をチェックするのもポイントです。
基本的に縮毛矯正やカラーの薬剤は、使い切る必要があります。なぜなら薬剤同士の反応はそのまま続いており、一定の時間を過ぎるとなくなってしまうからです。縮毛矯正の場合、1剤2剤を塗布する時にも必要量を考えながら出す必要があります。
長さ別必要量の目安
・ショートの場合 約50g
・ミディアムの場合 約80g
・ロングの場合 約100g
心配であれば、少量ずつ出して足りない分を足していきながら行ってみましょう。
30代女性におすすめの市販縮毛矯正剤11選
さて、ここからは30代女性におすすめの市販縮毛矯正剤をご紹介します。口コミで話題になった縮毛矯正ベネゼルをはじめ、1剤と2剤がセットで販売されているタイプや別々で販売されているタイプなど様々な商品をピックアップしました。特徴を頭に入れながらチェックしていきましょう。
ダリヤ ベネゼル縮毛矯正セット
参考価格:1,320円(税込)
口コミでもよく話題に上がるベネゼルの縮毛矯正。ダリヤの縮毛矯正セットは、髪内部のゆがみと水分バランスを調節する成分を配合したアイテムです。くせ毛の方は、雨の日の湿気が大敵ですよね。この縮毛矯正の薬には、毛髪表面をコーティングして湿気の吸収を抑えて、広がりにくくしてくれます。
30代におすすめの理由
ウテナ プロカリテ縮毛矯正セット
参考価格:1,320円(税込)
プロカリテの縮毛矯正アイテムには、ショート用とロング用があり、種類によって量が異なります。一般的な縮毛矯正は1剤と2剤のみのものがほとんどですが、プロカリテのアイテムは4ステップに分かれているのが特徴。髪の芯から矯正し、ワンランク上のストレートヘアに仕上げてくれますよ。
30代におすすめの理由
ルベル プライアリクサーシリーズ
参考価格:1,787円(税込)〜
ルベルのプライアリクサーは、毛髪への浸透をコントロールしてくれます。進化型のハイブリッド液晶クリームで低ダメージなのも嬉しいポイント。また、アルギニンとリシンHCIを配合することでイオンバランスをコントロール。毛先までキレイに仕上げてくれますよ。
30代におすすめの理由
資生堂プロフェッショナル縮毛矯正剤
従来のクリエイターストレートよりランクアップした資生堂のクリスタラジングストレート+α H。強めの薬剤なので、癖が強い方やきっちりストレートにしたい方におすすめです。
30代におすすめの理由
アズスタイル リファインストレートHコスメ
参考価格:6,050円(税込)
アズスタイルのリファインストレートHコスメは、サロン用に販売されていますが、自宅でも縮毛矯正ができるおすすめのアイテムです。短時間で、髪にしっかり浸透して気になるクセをストレートへと導いてくれます。
30代におすすめの理由
ナプラ フェーヴ ストレートシリーズ
参考価格:2,102円(税込)
ナプラのフェーヴストレートシリーズは、「SH」「H」「N」の3つの段階に分かれているアイテムです。クセやダメージなど、髪の状態に合わせて選べます。根元の部分は縮毛矯正が初めての髪の毛なので、SHやHがおすすめ。すでにストレートを行ったことがある毛先などにはNが向いています。
30代におすすめの理由
ルノン化学研究所 デザイナーズストレート
参考価格:3,427円(税込)
ルノン化学研究所のデザイナーズストレートは、ダメージ毛におすすめのタイプと頑固なくせ毛におすすめのタイプ、そして保湿力の高いタイプがあります。赤のダメージタイプは、酸性タイプになっているので髪をいたわりながら縮毛矯正ができますよ。
30代におすすめの理由
ナプラ HBスプリュースストレートN
参考価格:2,286円(税込)
HBスプリュースは強いくせ毛におすすめのHタイプと、弱いくせ毛におすすめのNタイプがあります。テクスチャーがクリームタイプになっているので、髪の毛にしっかり密着して時短で浸透。しなやかなストレートヘアーに導いてくれますよ。
30代におすすめの理由
ミルボン ネオリシオ SHセット
参考価格:4,400円(税込)
ミルボンのネオリシオシリーズは、「SH」と「H」と「N」の3つの種類があります。自分の髪に合った薬剤を選べるのが魅力。縮毛矯正後も手触り良く仕上げてくれるところが魅力です。
30代におすすめの理由
パイモア ストレート縮毛矯正剤
参考価格(1剤+2剤):4,288円(税込)
パイモアのストレートパーマは、「デルタハード」「デルタ」「ミュー」と3つのタイプがあります。自分のクセに合わせて好みのタイプを選べるのが魅力。
30代におすすめの理由
ムコタ SNBオペラシリーズ
参考価格:2,310円(税込)
ムコタのSNBオペラシリーズの縮毛矯正のアイテムは、3つのタイプに分かれています。髪の毛につけて流すまでに時間が短いのが嬉しいポイント。ナチュラルなストレートヘアーに仕上がりますよ。
30代におすすめの理由
市販縮毛矯正剤を使うときのコツ
次は、市販縮毛矯正剤を使う時のコツをご紹介していきます。セルフの縮毛矯正では、痛まない大切なポイントがいくつかあります。ぜひ、縮毛矯正をする際に役立ててみて下さいね。
髪の毛の状態をチェック
市販縮毛矯正剤を使う前に、自分の髪の状態をチェックすることから始めましょう。
チェック方法は、2つあります。まずは髪の毛を一本取って、両サイドを持って伸ばしてみてください。健康的な髪の毛であればそのままプチッと切れるかなかなか切れません。しかし、髪の毛が傷んでいると繊維のようにグーンと伸びます。
次に、毛束を少し取って中間〜毛先で結び目を作ってみましょう。結んですぐ跳ね返って来るようであれば健康な髪の毛です。しかし、そのまま結び目が取れない時はダメージ毛と判断できます。
健康毛の場合は、ストレートの薬剤を少し多めに塗り、毛先に行くほどダメージが大きくなるので薬剤を薄くしたり弱いものを使うことをおすすめします。
根元ギリギリにつけないようにする
市販縮毛矯正の1剤をつける時は、根元ギリギリにはつけないようにしてください。
根元部分はデリケートな場所なので、髪の毛が柔らかくなりすぎて切れることを防ぐためにも不安な場合は避けてつけるようにしましょう。もしつけたい場合は、薄くつけるかコームで軽く梳かすくらいにしておきましょう。
1剤を流すタイミング
1剤を流すタイミングは、使っている薬によって異なります。基本の放置時間を頭に入れつつ、自分の髪の状態に合わせて流すまでの時間を調節しましょう。
1剤をつけてすぐに先ほど髪の状態をチェックした方法で髪の軟化状態を判断します。髪の毛を一束取って、結んだ時に取れなかったら軟化している証拠です。
髪は、根元と中間、毛先で状態が違うので軟化状態も異なります。そのため根元近く、中間、毛先と3段階に分けてチェックすることがおすすめ。
軟化が足りなくても伸ばしにくいですし、軟化し過ぎると髪の毛が切れる可能性があるので注意しながら行いましょう。
アイロン前にドライする
1剤をつけて流したら次はアイロンを使って伸ばすのですが、アイロンを使う前にはドライヤーを使って乾かしましょう。
ドライヤーをする前に、ヘアオイルを軽くつけて粗いコームで梳かしてから根元を中心に乾かします。髪の毛が濡れたままアイロンをかけると時間がかかるだけでなく、髪への負担が大きくなるので事前に乾かしておくことがおすすめです。
特に根元は髪の毛が密集していて乾きにくくなっているので、根元を中心に温風をあてながらアイロン前のベース作りをしてあげましょう。
アイロンを素早く離す
ドライが終わっていよいよアイロンを通す時は、長くじっくりかけるのではなく、素早く軽くかけるよう意識してください。
アイロンをかける時は、アイロンの幅くらいの毛束を取りながらあてていきましょう。平らになるように毛束を取って、軽く滑らすようなイメージでアイロンをかけていきます。
長くあて過ぎると髪の毛が傷んでしまう可能性があるので注意が必要。クセの伸び具合を見ながら熱をあてていくことがポイントですよ。
市販縮毛矯正後のケアポイント
最後に、市販縮毛矯正後のケアポイントを2つご紹介します。市販で縮毛矯正を行った後にヘアケアをきちんとしてあげることで手触りや持ちが変わるので、ぜひ実践してみてください。
ゴムで留めない
市販縮毛矯正後は、ヘアゴムで結ばないようにしましょう。
下ろしておくと邪魔で結びたくなってしまいますが、ヘアゴムで結ぶとせっかくストレートにした髪の毛にゴムの後がついてしまいます。うっとしいなと感じても美しいストレートを保つために意識してみましょう。
ヘアケアをしっかり行う
市販の縮毛矯正をした後は、トリートメントなどのヘアケアを欠かさずに行ってあげましょう。縮毛矯正した髪の毛は一見さらさらして美しく見えますが、一度シスチン結合を切断して繋げているので、髪には大きな負担になっています。
集中パックトリートメントをしてあげたり、ヘアオイルで保湿を行うのもおすすめです。さらにストレートヘア用のシャンプーやトリートメントを取り入れながら、髪の毛をケアしてあげてくださいね。
監修者「kokoro」のまとめ