「二の腕や太ももの脂肪が気になる」「下半身太りでボトムスがキツイ」そんなあなたは、皮下脂肪を撃退する必要あり!
皮下脂肪はいったんつくと、なかなか落としにくいのが特徴。ダイエットをしても最後まで残り、すきあらば増えてしまうというしぶとい敵です。
でも、正しい知識に基づいて根気よくやれば、必ず落とせます!
この記事では、皮下脂肪の正体やついてしまう原因についてまずレクチャー。そして、効率よく皮下脂肪を落とすための食事・運動・生活習慣・サプリについてご説明します。
できそうなものからでよいので、ぜひ今日から始めてみましょう。皮下脂肪が落ちれば、ボディラインの印象が大きく変わります。キレイになったねと身近な人に言わせちゃいましょう!
美容ライフスタイルアドバイザー
ヒロコ
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談...
Contents
皮下脂肪とはお尻や二の腕のしぶとい脂肪
まず、皮下脂肪について基本的な知識を取り入れておきましょう。皮下脂肪の正体、ついてしまう原因とそのリスクについてお伝えします。
皮下脂肪の正体
皮下脂肪とは名前の通り、皮膚の下につく脂肪のこと。お尻や太もも、二の腕などあまり動かさないところにつきやすく、体形が崩れる原因になります。
皮下脂肪には、体温を維持したり内臓を保護したりする大切な働きがあります。ホルモンの関係で女性の方が皮下脂肪をため込みやすい傾向があります。
皮下脂肪は、内臓脂肪に比べて蓄積に時間がかかります。そのぶん、一度つくと落とすのにも時間がかかってしまいます。
これは、皮下脂肪がエネルギーとして使われる優先順位が低いからです。身体が使うのはまず糖質、次に血液中の脂肪、内臓の脂肪、そして最後に皮下脂肪です。
そのため、皮下脂肪を落としたいと思って努力を始めても、すぐには結果が出ません。3ヶ月から半年ほど継続してはじめて、減少の兆しが見え始めることを覚えておきましょう。
皮下脂肪がついてしまう原因
皮下脂肪がつく原因は、大きく分けて二つ。3割が遺伝、7割が環境や習慣によるものです。
このうち自分でコントロールできる後者の要因についてご説明します。自分に当てはまるものがあるかどうか考えながらご覧下さい。
① カロリー過剰
大きな原因の一つは、食事からカロリーを摂りすぎていることです。消費しきれないカロリーが、皮下脂肪として蓄積します。
食べすぎはもちろん、食事や間食の内容が高糖質・高脂質だったり、時間が不規則だったりすることも、消費しきれないカロリー摂取につながります。
② 運動不足
十分に運動できていないと、消費カロリーが少なくなります。食事から摂ったカロリーを消費しきれないため、皮下脂肪として蓄えられます。
また、運動不足が続くと、次項の基礎代謝も下がってしまうため、ダブルパンチです。
③ 基礎代謝低下
基礎代謝とは、体温を維持したり内臓を動かしたりするために使われる、生きているだけで消費するエネルギーのこと。
基礎代謝は年齢とともに低下します。また、ストレスや運動不足などが原因で基礎代謝が下がってしまうことも。
基礎代謝が下がると、そのぶんのカロリーが消費されずに余ってしまい、皮下脂肪として溜まります。
④ 睡眠不足
睡眠を十分にとることで、食欲がコントロールしやすくなることが分かっています。睡眠不足の人は、食欲を抑制するホルモン「レプチン」が減り、食欲を増進するホルモン「グレリン」が増えます。
その結果、食べすぎてしまった分のカロリーが、皮下脂肪として蓄積されやすくなります。
⑤ 栄養不足
必要な栄養が足りていないことで、皮下脂肪が蓄積しやすくなる場合があります。
例えば、タンパク質が不足すると、筋肉量が減って基礎代謝が下がってしまいます。
また、ビタミンB群には糖質・タンパク質・脂質を分解してエネルギーに変える働きがあります。そのため、ビタミンB群が不足すると、栄養素が燃焼できずに脂肪として溜まりやすくなります。
「食べすぎ」だけでなく「食べるべきものを食べていない」ことでも皮下脂肪がついてしまうんですね。
皮下脂肪がつきすぎることのリスク
皮下脂肪がつきすぎることのデメリットは、体重が増えだらしのないボディラインになってしまうことだけではありません。
皮下脂肪によって体重が増えすぎると、膝や腰、股関節などを傷めてしまう場合があります。
また、顔や首の周りに皮下脂肪がついて気道を圧迫すると、睡眠時無呼吸症候群(いびきがひどくなり、時々呼吸が止まる)につながります。
皮下脂肪は女性ホルモンのバランスに影響を与えるため、女性は特に注意が必要です。将来の乳がんのリスクが増える可能性があるとされています。
内臓脂肪ほど、命にかかわる度合いは少ない皮下脂肪ですが、見た目だけの問題でなく健康とも密接に関係しています。
そんな皮下脂肪を落とすには、生活の中でどんな工夫をすればよいでしょうか。続く部分では、食事・運動・生活習慣・サプリに分けて、皮下脂肪の効率的な落とし方をお伝えします!
皮下脂肪の落とし方・食事編
皮下脂肪を落とす食事の基本は、消費カロリーに対して過剰摂取にならないよう気を付けること。
ただし、量を減らせばよいというわけではありません。やみくもに食べる量を減らすだけでは、かえって皮下脂肪の溜まりやすい体質になることも。
以下の5つのポイントを押さえて、少しずつ食事の習慣を変えていきましょう。
糖質は完全にカットせず適量だけ摂ろう
糖質(ごはんやパン、麺類など)は摂りすぎると皮下脂肪になりやすいです。とはいえ、完全にカットしてしまうと今度は燃料不足で脂肪が燃えず、基礎代謝が下がって太りやすいカラダに。
糖質の量をしっかりコントロールすることが、皮下脂肪を落として増やさないための大切なカギです。
ひとつおすすめの方法は、自分のごはん茶碗を一回り小さなものに変えること。大きな茶碗に半分だけごはんをよそうのと、量は同じでも満足感が違います。
朝や昼はその茶碗でごはんを食べ、夜は糖質を摂らない方法もおすすめ。私はもう何年も、夜は具沢山スープです。
肉や魚に、豆腐や野菜をどっさり入れて、味噌煮込み風やポトフ風、サンラータン風やキムチ味など毎日違う味で作ります。
主食はなくてもお腹いっぱいになりますし、翌朝はスッキリ目が覚めて心地よい空腹感があります。多少ガツンとした味付けにすることで、男性も物足りなさはないようで、夫婦でこの習慣を続けています。
タンパク質をしっかり摂ろう
皮下脂肪を落とすには、摂取カロリーを抑えながらもタンパク質はしっかり摂ることが大切。
肉や魚、大豆製品や乳製品、卵などのタンパク質を1日に50gは摂るようにしましょう。
目安として、サラダチキン100g(たいていの商品で1枚100~110gくらい)で22~23gのタンパク質が含まれています。焼き魚ならしっかりした一切れでタンパク質20g前後でしょう。
こうしてみると、3食きちんと食べている人は、タンパク質不足にはなりにくいことが分かります。問題なのは、忙しい人やダイエット中の人。
忙しいときに簡単に済ませる食事は、菓子パンやおにぎりだけ、パスタやラーメンだけといった具合に、どうしても糖質メインに偏りがちでタンパク質が不足します。
また、ダイエット中の人はサラダだけ、フルーツだけといった方向に走りがちで、タンパク質が不足していることが多いです。
私は納豆や豆腐、ひよこ豆缶やサバ水煮缶などを常備して活用しています。また、ゆで卵を何個かまとめてゆでておき、冷蔵庫に入れておくと、サラダやカレーに添えてタンパク質をチョイ増しするのに便利ですよ。
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毎食満腹にするのをやめよう
毎回の食事をお腹いっぱいになるまで食べている人は、年齢とともにエネルギーが消費しきれなくなります。腹八分目で満足する習慣をつけることが大切です。
腹八分目で満足するためには、よく噛んでゆっくり食べるのがポイント。満腹中枢が刺激されるまでには15分かかるとされています。15分以内に食べ終える習慣のある人は、食べすぎてしまう傾向があります。
しっかり噛めるよう、食材を少し大きめに切るのもおすすめです。生やおひたし、シャキシャキ炒めなど、食感が楽しく噛み応えのある調理法を選ぶのも良いですね。
食物繊維が豊富に含まれている食材を選びましょう。食物繊維は根菜や海藻、豆などに多く含まれています。噛むことで満腹中枢が刺激されることに加え、食物繊維はお腹の中で膨らみ、物理的にも満腹感を与えてくれます。
食事の初めに食物繊維を食べ、ほかのものを後で食べましょう。そうすることで、糖質や脂質の吸収がおだやかになり、皮下脂肪として蓄積されにくくなります。
食べる時間に気を付けよう
何をどれくらい食べるかだけでなく、いつ食べるかも重要なファクター。
まずは3食をなるべく規則正しく食べることを心がけましょう。食事と食事の間が空きすぎると、カラダは次に入ってきた栄養を溜めこもうとします。
次に、朝食を必ず摂ることを心がけましょう。寝ている間は基礎代謝が低くなっています。朝食を摂ることで体温が上がり、基礎代謝の高い状態で1日をスタートさせられます。
また、21時以降は食べないと決めておくのもおすすめ。その理由は、脂肪合成を促進する「BMAL1」と呼ばれる物質が、21時~2時の間に増えるため。同じものでも、21時以降に食べると脂肪に変わりやすいんです。
どうしても夕食が遅くなる日は、18時までくらいにおにぎりなどの主食を食べておき、21時以降は野菜などのおかずや汁物だけにしましょう。
無理なく良い選択を継続しよう
あれもダメこれもダメと自分に厳しくするのは良いですが、皮下脂肪との戦いはかなりの長丁場。継続できなければ意味がありません。
「やめる」「禁止」と念じるよりも「より良いものを選んで置き換える」と考えましょう。
例えば、
お酒はビールやワインなど糖質の多いものより、糖質ゼロのウイスキーや焼酎を選ぶ。どうしてもビールが飲みたい場合は、21時より前に飲む。
揚げナスより蒸しナス、フライドチキンよりローストチキンといった具合に「焼く・蒸す」調理法へシフトする。ネギやマスタード、ニンニクなどを効かせたたれを使うと、物足りなさは感じない。
マヨネーズやドレッシングの代わりにちょっと良い塩・あらびき黒コショウ・エクストラバージンオリーブオイル・レモン汁で上質な味わいに。
といった具合です。
自分の食生活の中で、高カロリーで栄養価の低いものを見つけ出し、代替案を考えて置き換えましょう。こうして少しずつ食生活をリモデルしていくことで、無理なく続けることができますよ。
皮下脂肪の落とし方・運動編
皮下脂肪を落とすための運動には、2つの目的があります。一つは、運動による消費エネルギーを増やすこと。もう一つは、筋肉量を増やして基礎代謝を上げることです。
そのためには、筋トレと有酸素運動を組み合わせて行うのがおすすめ。順番としては、筋トレの後に有酸素運動を行うのが良いです。
皮下脂肪を落とすのにおすすめの筋トレと有酸素運動をそれぞれご紹介します。
皮下脂肪を落とすおすすめの筋トレ
まずはプランクやスクワットなどで大きな筋肉を鍛え、筋肉量を増やし基礎代謝を上げましょう。同時に、皮下脂肪が気になっているところの筋トレもすると良いです。例えば、お腹の皮下脂肪が気になる人はクランチを取り入れてみましょう。
皮下脂肪を落とすのにおすすめの筋トレを2つご紹介します。一つは全身の筋肉を鍛えるもの、もう一つは腹部の皮下脂肪にフォーカスするものです。ぜひ両方試してみてください。
【① アームレッグクロスレイズ】
体幹の筋肉を鍛えて基礎代謝アップを狙えるうえ、たくさんの筋肉を使うためエネルギー消費量も多い筋トレです。
やり方: 手を肩の真下の床に置いて四つんばいになります。右手と左足を5秒かけて伸ばし、背中の筋肉に力を入れてしっかり伸ばします。5秒かけて手足を縮め、膝を胸に寄せて背中を丸めます。お腹の筋肉に力を入れてしっかり縮めます。
6回1セットとして行います。急ぎすぎないよう、5秒しっかりカウントしましょう。
【② 下腹部トレーニング】
これは完全に独断ですが、適度にキツくて結果の出るおすすめの動画です。3ヶ月続けて実際に下腹部が引き締まった実績があります。
もちろん効果はゼロではありませんが、非常に限定的です。なぜなら筋トレをすると、カラダは全身の脂肪を分解して必要なエネルギーを得るためです。
脚の筋トレをして脚だけ細くなったと感じる場合は、運動によりむくみが取れた可能性が高いです。
また、同じ皮下脂肪でも付いた部位によって落ちやすさが違います。ふくらはぎや二の腕は落ちやすく、尻や太もも、お腹などは落ちにくいです。内臓を守るため、肝臓に近い所ほどたとえ飢えても最後まで残るようになっているとのこと。
お腹や太ももの皮下脂肪がなかなか落ちない!というのも当然だったんですね。
おすすめなのは、下半身などの大きな筋肉を鍛えて筋肉量を増やし、全身の基礎代謝を上げながら、個別に気になる部位も鍛えること。
これをコツコツ続けることで、気になる部分を含め全身の皮下脂肪をすっきりさせましょう。
皮下脂肪を落とすおすすめの有酸素運動
有酸素運動とは、ランニング・ウォーキング・サイクリング・水泳・なわとびなどで、続けることで皮下脂肪を落とす効果が高いです。
ちょっとキツイと感じるものの、人と会話できるくらいの強度(心拍数125~155)で、20分以上続けることで、脂肪が燃焼すると言われています。
20分以上続けるのがしんどい方や、まとまった時間が取れないという方は、10分を2回に分けても良いです。とにかく始めて、続けていくことが大切です。
皮下脂肪を落とすのにおすすめの有酸素運動を2つご紹介します。いずれも運動が苦手な人でも続けやすい種目ですので、ぜひ試してみてください。
【① 水中ウォーキング】
ウォーキングでは物足りない、でもランニングはしんどい、そんな方にはプールで行う水中ウォーキングがおすすめ。
水の抵抗があるため、陸上でのウォーキングよりも効率的にカロリーを消費できます。
プールに出向いて着替えたりする手間はありますが、それも気分の切り替えになって良いですよ。非日常の空間で水に触れながら行うので、リフレッシュできて癒されます。
陸上でのウォーキングに比べ、一歩一歩を大きく踏み出すのがポイント。背筋を伸ばして骨盤を立て、胸を張って腕を大きく振りましょう。
水中での運動は、汗に気づかず水分補給がおろそかになりがちなので、意識して飲むよう注意してください。
【② なわとび】
なわとびは、広い場所や特別な道具が要らず、すき間時間でも行えるため忙しい人にもおすすめ。
消費カロリーはランニングよりもさらに大きいため、効率的に皮下脂肪を減らすことができます。
高く飛ぶ必要はありません。20分など目標の時間を継続できるペースで飛ぶことが大切です。
正しいフォームで行うことで効果が高まり、けがを防げます。次のポイントを押さえて行いましょう。
・背筋を伸ばして脇をしめ、顎を引いて正面を見る
・縄は手首を使って回す
・足幅は肩幅より少し狭くし、つま先をわずかに外に向ける
・同じリズム、同じ着地点を心がける
足腰を痛めないよう、硬いコンクリートなどの地面は避けましょう。屋外では土や芝生、室内では防音マットなどを敷いて行ってください。
また、縄跳びの前後にはアキレス腱や首・肩のストレッチを行いましょう。女性は乳腺を傷めないよう、スポーツブラなどを着用するのがおすすめです。
日常の動作を利用して運動量を増やす
特別に時間をとってジムやプールへ行くことが難しくても、日常の中で運動量を少しでも増やす工夫をすると良いです。
例えば、電車やバスでいつも座っている人は、立ってみましょう。いつもエレベーターやエスカレーターを使う人は、階段を使ってみましょう。
スーパーマーケットではショッピングカートではなくバスケットを使ってみましょう。肘を曲げて腕にかけている荷物を、腕を伸ばして手に持ってみましょう。
一つ一つはちょっとした運動量ですが、カロリーを消費する方を選ぶ習慣をつけることで、塵も積もれば山となることが期待できますよ。
皮下脂肪の落とし方・生活習慣編
皮下脂肪を落とす生活習慣を4つご紹介します。今日からはじめられるものばかりですので、1つでも心がけてみてはいかがでしょうか。
マッサージでセルライト化を予防
皮下脂肪が蓄積し、消費されないまま長期間たつと、脂肪細胞が老廃物や水分を抱き込んで固まります。これをセルライトと言います。
お尻や太もも、二の腕などの皮下脂肪が多いところの皮膚を手でひねるように引っ張ると、皮膚の下にボコボコしたものが見えますが、これがセルライトです。「オレンジピールスキン」と呼ばれることもあります。
セルライトは普通の皮下脂肪よりもさらに落としにくいので、皮下脂肪をセルライト化させないことが大切です。
皮下脂肪の溜まりやすいところをマッサージすることで、余分な水分や老廃物を脂肪細胞と結合する前に排出しましょう。血行促進することで基礎代謝がアップし、皮下脂肪を落としやすくなるため一石二鳥です。
【太もものマッサージ】
10分しっかり付き合ってくれる太もものマッサージ動画です。自分をマッサージするのは手が疲れるものですが、このマッサージはあまり疲れないので気に入っています。
「温活」に取り組もう
「温活」とは、身体を温めて体温を上げる取り組みのこと。平熱が36℃未満の低体温は女性に多いですが、体温が低いと基礎代謝が下がるため、皮下脂肪が溜まりやすく落ちにくいです。
体温が1℃上がれば、基礎代謝は13%アップすると言われています。
ショウガやトウガラシなど身体を温める食べ物を摂るようにし、冷たい飲み物の飲みすぎに注意しましょう。毎日シャワーで済ませるのではなく、なるべく浴槽につかるのもおすすめ。
もう一つ簡単にできることは、朝起きたらまず白湯を飲むこと。内臓が温まり、血行が良くなります。白湯はいったん沸かしたお湯を50℃前後まで冷ましたものです。
温度計がなければ、飲んでみて喉やお腹がじんわり温まるくらいの温度と覚えておきましょう。もし常温まで冷めた白湯があれば、沸騰したてのものと1:1で割ると大体50℃になりますよ。
良質な睡眠をとろう
良質な睡眠をとることで、日中の食欲がコントロールしやすくなります。決まった時間に就寝・起床して熟睡できていると、自律神経が整うため基礎代謝のアップにもつながります。
7~9時間を目安に、十分な睡眠時間を確保するようにしましょう。昼間しっかりと日光を浴びることや、適度な運動をすることで、夜に睡眠ホルモンのメラトニンが十分に分泌されてよい睡眠がとれます。
また、就寝前2~3時間の過ごし方に気を付けることも大切。明るすぎる照明や、テレビやスマホの光は、睡眠の質を下げるので要注意です。
毎月のタイミングを味方につけよう
女性には毎月、皮下脂肪を落とすのに適したタイミングがあります。ホルモンバランスの周期に応じた対策を取ることで、より効率よく皮下脂肪を落とせます。
溜め込みホルモンの「プロゲステロン」の分泌が増えるため、むくみやすく、冷えやすい時期。無理にたくさん運動するより、ストレッチやマッサージをメインに。
・生理中期から約14日
女性を輝かせる「エストロゲン」の分泌が増えるため、基礎代謝がアップ。この時にしっかり運動すると脂肪が燃焼しやすい。やる気も出やすいので、皮下脂肪を落とす努力を強化するチャンス。
身体のリズムを味方につけて、無理なく続けていきましょう。
皮下脂肪の落とし方・サプリ編
皮下脂肪を落とすサポートをしてくれるサプリを利用するのも一つの方法。
とはいえ、飲むだけで脂肪が落ちるというサプリは残念ながらありません。あくまでも、これまで考えてきた対策を後押しするためのものです。
皮下脂肪を落とすのに役立つサプリの成分には、次のようなものがあります。
加齢などで低下しがちな基礎代謝を底上げ: αリポ酸・コエンザイムQ10など
運動時に脂肪の燃焼効率をアップ: L-カルニチン・アルギニンなど
血行を良くし体温を上げる: ショウガ・高麗人参・ヒハツ・エラグ酸・ブラックジンジャーなど
糖質や脂質の吸収を緩やかにする: イヌリン、難消化性デキストリン、サラシノールなど
漢方薬の中にも、皮下脂肪に関係した働きをするものがあります。
例えば「防風通聖散」は皮下脂肪が多く便秘がちな方、「大柴胡湯」はストレス太りしがちな方、そして「防已黄耆湯」はむくみやすい方の代謝を上げてサポートします。
漢方は医薬品であり、体質により合う・合わないがあります。医師や薬剤師にまず相談して取り入れることをおすすめします。
それでは、皮下脂肪を落とす努力を後押ししてくれるおすすめの成分が入った、プロテインやサプリを3つご紹介します。
【機能性表示食品】BEAUTEIN(ビューテイン)お腹の脂肪を減らすソイプロテイン ソイミルク味|ちゅくる株式会社
「BEAUTEIN」は、良質の大豆タンパク質に中鎖脂肪酸を配合した「機能性表示食品」。
機能性表示食品とは、効果に科学的根拠があることを国に届け出た製品のこと。BEAUTEINは、お腹の脂肪を減らす機能性表示食品となった日本初のソイプロテインです。
この中鎖脂肪酸とは、ココナッツオイルなどに含まれる分子の小さい脂肪酸です。通常の脂肪(長鎖脂肪酸)と違いすぐにエネルギーとして使われ、体脂肪として蓄積しにくいのが特徴。
身体に蓄積しにくいだけでなく、カラダを脂肪燃焼モードに切り替える手助けをしてくれることが分かっています。
BEAUTEINには中鎖脂肪酸のほかにも、
・基礎代謝アップを促進するビタミンB群を含む10種のビタミンと鉄分
・女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボン
・身体に吸収されやすい低分子コラーゲンペプチド
が配合され、ただ痩せるだけでなくキレイに痩せるサポートをしてくれます。
プロテイン臭さがなく甘さ控えめで美味しいと、味にも高評価。人工甘味料不使用で、希少な天然甘味料「ラカンカ」を使用したほのかな甘さに癒されますよ。
皮下脂肪との長い戦いを少しでもラクに短くしたいなら、ぜひチェックしてみましょう!
価格(税込) | 5,980円 |
内容量 | 600g (約30日分) |
原材料 | 粉末状大豆たんぱく(国内製造・遺伝子組み換えでない)、 中鎖脂肪酸、コラーゲンペプチド、全粉乳、イヌリン、 ガラクトオリゴ糖、デキストリン/レシチン(大豆由来)、 加工でん粉、ビタミンC、甘味料(ラカンカ抽出物)、 乳化剤、ピロリン酸第二鉄、抽出ビタミンE、ナイアシン、 パントテン酸カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB6、 ビタミンB2、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12 (一部に大豆、ゼラチン、乳を含む) |
販売元 | ちゅくる株式会社 |
製造国 | 日本 |
朝食代わりにすると、午前中空腹感はなく、身体がポカポカしている気がする。体重にもわずかながら変化がみられるので、今後も続けようと思う。タンパク質に加え肌に良い成分がいろいろ入っているためか、肌がもっちりしてきた気がする。
出典:Amazon
スリリンファイア -SLILIN F-|株式会社ゼロプラス
冷えやむくみに悩まされやすい女性のプヨプヨに、温活の観点からアプローチしてくれるサプリ。
日常活動時に脂肪を消費しやすくする作用が報告されている「ブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボン」
の2種類の成分の働きで、消費者庁に届け出されている機能性表示食品です。
ほかにも人参サポニンやカプサイシンなど、温活サポート成分がたっぷり。35℃台だった平熱が36℃台に上がった、ズボンがゆるくなったなど、実際に飲んでいる人からも高評価を得ています。
冷え体質を改善して基礎代謝をアップさせたいあなた、一度試してみてはいかがですか。
価格(税込) | 4,731円 |
内容量 | 90粒(約1ヶ月分) |
原材料 | アムラ果実末(国産製造)、ブラックジンジャーエキス末 (ブラックジンジャーエキス、デキストリン)、デンプン、 還元麦芽糖水飴、寒天、玄米タンパク、黒高麗人参エキス末、 高麗人参末、唐辛子末、米黒酢、赤ショウガエキス末 / 結晶微粒二酸化ケイ素 |
販売元 | 株式会社ゼロプラス |
製造国 | 日本 |
もともと末端冷え性で、この時期でも手足が冷たいのですが、飲み始めてから改善してきたように思います。少しの家事で体が温まって汗が出ます。梅雨でウォーキングもできないので効率的に汗をかけていいと思っています。
出典:Amazon
REYS PREMIUM BURNER レイズ プレミアムバーナー|株式会社REYS
せっかく運動するなら、最大限に皮下脂肪に効かせたい!という方におすすめの燃焼系サプリ。
ガルニシア由来のヒドロキシクエン酸(HCA)やブラックジンジャー由来ポリメトキシフラボンなど、脂肪燃焼を促進させる成分が8種類も配合されています。
同じ運動をしても汗の量が全然違いますし、運動後も1日燃焼が続く実感がありますよ。また、運動中にばてにくいので、みっちり運動して脂肪をたくさん燃やせます。
やる気と代謝をアップさせるためか、カフェインが入っているので、個人的には朝の服用がおすすめです。心身ともにシャキッとして、職場まで歩こうか!という気分になりますよ。
本気で皮下脂肪に向き合うことに決めたら、ぜひチェックしてみてください!
価格(税込) | 2,831円 |
内容量 | 120粒(約30回分) |
原材料 | ガルシニアエキス(インド製造)、L-カルニチンフマル酸塩、 ブラックジンジャーエキス末(ブラックジンジャーエキス、デキストリン)、 ヒハツエキス末(デキストリン、ヒハツエキス)、アルファリポ酸/ カフェイン、セルロース、環状オリゴ糖、ナイアシン、卵殻Ca、 ステアリン酸Ca、二酸化ケイ素、パントテン酸Ca、シェラック、 カルナウパロウ |
販売元 | 株式会社REYS |
製造国 | 日本 |
ここ最近ジムでトレーニングしていてもなかなか汗がかきづらかったのですが、これを飲んでからジムへ行くと明らかにわかるぐらい汗が出ます。ハンドタオルでは事足りない感じです。これだけわかりやすく汗がかけるのはとても効果を実感できて良いです。
出典:Amazon
しつこい皮下脂肪に今度こそ別れを告げよう!
皮下脂肪は、お腹やお尻、太ももや二の腕などあまり動かさない部位の皮膚の下につきます。女性はホルモンの関係でつきやすく、一度ついた皮下脂肪はなかなか落としにくいのが特徴。
皮下脂肪との戦いは長丁場になりますが、正しく続けていれば必ず結果は出ます。無理なく続けられることが大切です。まずは小ぶりのごはん茶碗となわとびの縄を買ってくるところからやってみましょう。
半年後、うれしい変化に気づいて満面の笑みを浮かべるあなたがいるはずです!