2022/01/28
恋愛・結婚にまつわる悩み    

結婚したくない女性の心理と、結婚してみて初めてわかったこと 7選

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「そろそろ真面目に結婚を考えるタイミングなのに、結婚に前向きになれない」「昔から結婚したいと思ったことがない」そんな自分に戸惑っているのは、あなただけではありません!

多様な人生観でそれぞれの幸せがある時代の今「結婚できない」のではなく「結婚したくない」女性が増えています。

この記事では、結婚したくない女性がどれくらいいるのか、どんな人がどんな理由で結婚したくないのかを徹底分析。

そして、結婚したくない女性だった私が、結婚してみて気づいたポイントを本音トークでシェアします。結婚したくない心理と結婚の現実を理解することで、自由な生き方のヒントになれば幸いです!

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美容ライフスタイルアドバイザー

ヒロコ

医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。

医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談...

かつての私と同じく結婚したくないと思っているあなたのために、渾身の本音トークで挑みました。ぜひ参考にして、幸せな選択をしてくださいね!

結婚したくない女性の割合

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引用:厚労省

一昔前までは、結婚して子どもを産むのが女性の一般的な生き方とされていました。

現代の女性は、当時からは想像もつかないほどの社会的・経済的な自由を手に入れています。そのため、より多彩な人生設計が可能です。

結婚したいができないというのではなく、結婚しないことを選ぶ女性も多くなっています。

現代では、結婚適齢期とされてきた20〜34歳のうち6割が未婚

厚生労働省の「第14回出生動向調査」によると、20~40代独身女性で「まだ結婚するつもりはない」「一生結婚するつもりはない」を合わせた比率が約40%となっています。

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引用:厚労省

この傾向は年々高くなっており、2020年の国勢調査によれば、50歳で結婚したことのない人の割合(いわゆる「生涯未婚率」)は男性25.7%、女性16.4%でともに過去最高を更新。

これは離婚や死別で単身に戻った人を含んでいないので、結婚したことのない人の割合です。

1960年にこの調査が始まった時には、50歳で結婚したことのない女性はわずか1%だったことを考えると、意識の変化が大きいですね。

女性が結婚しなくても幸せな人生を送れる環境が少しずつ整ってきたことが見て取れます。

それでは、結婚したくない女性の心理と、結婚してみて実際はどうだったのかを本音トークでお届けします。なお私個人のケースであり人それぞれだとは思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

結婚したくない理由①:自分の時間やお金を自由に使いたい

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独身なら、時間もお金も自分の好きなことだけのために使うことができます。

結婚すると、家計や子どもにお金を使ったり、夫の予定に合わせたりする必要があり、今の自由が失われてしまうのではないかと心配です。

特に現在気楽な一人暮らしを満喫している人や、趣味に時間とお金をつぎ込んでいる人は、結婚して自由が制限されることを不安に感じるでしょう。

また、独身なら移住や転職、新しい恋愛など人生にまだまだ無限の選択肢があるのに、結婚することで狭まる・閉ざされると感じる人も多いです。

私も一人暮らしをしていたので、休日は家で一日中キャミソール姿でだらだらしたり、パックのままの絹ごし豆腐に醤油をかけてスプーンで食べたりと至福の時間を過ごしていました。

あまりの気楽さに、もう二度と誰かと暮らすことなど考えられない!と感じることもしばしば。

実際、何人かの友人から「一人暮らしが長くなりすぎないようにね。面倒で結婚できなくなるよ」とのアドバイスももらいました。

実際に結婚してみると ⇒ 自由は確かに減る!「私たちの」として共有する安心感はある

結婚してみて、時間とお金の使い方は確かにかなり変わりました。結婚前と比べれば不自由ではありますが、得るものもあったことがわかりました。以下に詳しくご説明します。

時間の自由

結婚後は、一人の時間や空間はやはり減りました。変な時間にお風呂を沸かしてだらだら入ったり、お腹がすくまで何も食べなかったり、暗くなるまで読書に没頭するということはできなくなりました。

自分は絶対に自分一人だけの時間や個室が必要な人間だと思っていたのですが、人間慣れるもので、半年もすれば広くもない家に二人でいてもあまり気にならなくなります

ただし、時間もお金も人間関係も「私の・あなたの」ではなく「私たちの」に意識を切り替える必要があり、それにはお互い少し努力が要ります。損をしていると感じることもたびたび。

たとえば、夫の友人が家に来るときは私が料理してもてなすのに、私の友人が家に来てお茶していると夫が面倒くさそうにすることがあり、理不尽さを感じます。

結婚前に比べて自分の友人と遊んだり会ったりすることは減り、結婚してから知り合った夫婦ぐるみの友人との付き合いが増えました。

また、一人の時はなんでも自分でサッと決めていたのが、二人で相談して結論が出るまで時間がかかります

たとえば誰かに食事に誘われたら、スケジュール帳をチェックして即答が私のスタイル。でも彼は「家かレストランか」「ほかに誰が来るのか」「次の日の仕事は朝早いか」「そもそも今すぐ返事する必要あるのか」となかなか決まりません。

週末ショッピングモールに行くかどうか、私は金曜日には決まっています。何を買うか、どこで食べるか、交通手段は何で行くか、考えておきます。彼は「当日の朝起きて決める」と言います。

私は十分前もって準備したいタイプなので、完璧にベストでなくていいから何でも早めに決めます。でも夫は決定に時間をかけるので、スタートがギリギリになってしまいます。

私は不安なので前もって両方の準備をすることもあり、疲れてしまいました。

一方、夫は私のことを、早めに決めて変更は受け付けない融通が利かない人間だと感じていたようです。お互いの困るポイントを理解して歩み寄るのに2年はかかりました

実は、ギリギリでも対応するという新しい能力を訓練したことは、後々とても役に立っています

特に海外に住んでからは、すべてが今日明日、または今から、ということが多く、日本のように来週の予定を入れるということはまれです。

家族が増えて子どもや年配者に対応するようになると、急な変更も多いです。また、コロナ禍になってからはいろいろな変更にどんどん対応する必要があり、以前の私なら絶対に無理でした。

結婚していなかったら開発する必要のなかった時間の使い方が身につき、ある意味自由に使える時間が増えたとも言えます。

これはほんの一例ですが、多少苦労したり不自由したりしたものの、結局はプラマイゼロかなと思っています。

お金の自由

お金の使い方についても、完全に変わりました。自分の収入の範囲内で化粧品や洋服を買っていたのですが、結婚後は二人の収入を二人のために使うという感じになります。当然共通で必要なものが優先です。

個人のものについては、私たちは小遣い制にしていません。お互いに必要なものがあれば買い、共同の家計記録につけます。

夫は普段めったに自分のものを買わず、ごくたまに買うときは2週間ぐらいたっぷり吟味してバーンとイイものを買うタイプ。靴は数万円のものを2~3足だけ持っているような人です。

私はどちらかというとユニクロや通販でカワイイ!と思って買った千円弱のトップスがタンスにあふれているタイプ。

夫は私に対しては、必要なものなら何でも買ったらいいよ、というスタンスなのですが、なんとなく気が引けて、ちょこちょこ買いがしにくくなりました

今では私も安物買いや衝動買いが減り、良いものを吟味して買う習慣がついています。これは学べたポイント。

「私たちの」という意識に変えたことで、確かに以前のような自由はなくなりました。自分の犠牲にフォーカスしていると不満を感じることもあります。でも、実際にはかえって豊かになったともいえることに年々気づいています。

たとえば、失業したり病気になったりしたとき、当然のようにお金や時間を使って支えてくれる人がいます。

相手の一番弱っているところを見て、自分の一番みっともないところを見せて、それでもずっと一緒にいてくれる人です。

そういう安心感は、なかなか他では得られないのではないかと感謝しています。

結婚したくない理由②:結婚して幸せになるとは思えない

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結婚しても、相手と価値観や性格が合わない・不倫される・嫉妬するなどかえって不幸になってしまうのではないかという心配があります。

「友人や同僚が結婚して大変そう」「結婚前のほうが楽しそうだった」というケースを多く見ていると、あまり結婚に魅力を感じなくなるでしょう。

ツイッターなどのSNSを見ると日々、夫や義父母についての愚痴があふれています。

両親の不仲を見て育った人や、父のDVやモラハラがトラウマになっている人にとっては、幸せになれると信じて結婚に踏み切るのは特に難しいです。

私も若いころから耳年増で、テレビや本・母の友人たちの愚痴などを判断材料に「結婚は人生の墓場」だと考えていました。

結婚した友人が痩せたり、肌ツヤが悪かったりすると「やっぱり……」と思っていました。

実際に結婚してみると ⇒ 良い時もあれば悪い時もある。悪い時に発信が増える

実際に結婚してみると、確かに愚痴りたくなる時はあります。生活習慣やコミュニケーションの仕方が違っていら立ったりすれ違ったりすることが、新婚数年はよくありました。

すれ違い出すと、それこそ「トイレットペーパーを皮一枚だけ残して補充しない」「食事の後パンくずを床に落とす」といったことが非常に気になり「私のことをメイドだと思っているのか」と攻撃的な気持ちに。

また年数がたっても、育児や介護、引っ越しなど新たな課題が出てきたときに思わぬ価値観の違いが表面化して辛いこともあります。こんな人だとわかっていたら結婚しなかったのに!と歯ぎしりすることも。

一方で気づいたのは、そんな時ばかりではないということ。

仕事でも「この仕事をしていてよかった」とやりがいを感じる時期もあれば「いつ辞めてやろうか」と毎日考えるような時期もありますよね。結婚も、そういうところがあります。

そして見逃せないのが、悪い時期に発信が増えるということ。やり場のない思いを、友人に愚痴ったりSNSに流したりして発散するためです。かくいう自分もそうやってメンタルバランスをとることがあります。

良い時期にわざわざ「今とっても幸せです。結婚してよかった」と他の人に言ったりメディアに発信したりする人はあまり多くありません。

つまり、結婚前に私が見聞きしていたネガティブな情報は、事実ではありますが半面だったということ。

表面に出ないだけで、同じくらいかそれ以上の「結婚してよかったな」と思える瞬間があります。そんな時は相手にそっと伝えます。発信はしません。

結婚したくない理由③:家事や育児に自信がない

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結婚すると、家事や育児をきちんとしなければならないとプレッシャーを感じることもあります。

特に実家で暮らしている人これまで仕事だけに打ち込んできた人は、家事をきちんと切り盛りしていく自信がないかもしれません。

また、子どもを持つことを考えると気が重いという人も。子ども連れに冷たい今の社会の風潮では子育てが大変だという意見もよく聞きます。

変質者も多いですし、テレビやインターネットの悪い影響からも守ってあげなければいけません。責任重大です。

中でも、自分が感情面で放置されて育った場合や、毒親に過干渉されて育った場合は、自分の子どもの愛し方がわからないということがあります。

家庭を持つこと自体をためらう気持ちがどこかにあり、結婚に前向きになれないかもしれません。

実際に結婚してみると ⇒ 自分を成長させてくれる大きなプロジェクト

結婚してから、家事と育児についてそれぞれ以下のような点に気づきました。

家事について

私は一人暮らしや友人との二人暮らしを経験していたので、一通りの家事はできました。逆に、家事を「誰でもできるつまらないタスクの集合体」ととらえていたので、結婚して家事が増えることに抵抗がありました。

実際に結婚してみると、家事は2倍以上に増えます。たとえば洗濯なら、夫の服は自分の服より大きいため、乾かすにもアイロンをかけるにも時間がかかります。

料理も、私の今までのレパートリーでは「もっと肉を食べたい」と言われ、肉料理のバリエーションを増やすべく努力が必要でした。

夫のために、これまでめったに作らなかった揚げ物も増えました。揚げ物をすると、調理後の片付けも面倒で、家事の分量がどんどん膨らみます。

夫も一人暮らしの経験があり家事ができて助かるのですが、あくまでも「手伝う」スタンス。このスタンスは、夫がどんなに家事をしてくれる夫婦であっても、意識の逆転は難しいのが現実だと思います。

家事が好きだという人は良いのですが、私はそうでもないので、発想の転換が助けになりました。きっかけは、どんなものを食べるかが夫の体調に及ぼす影響を、数ヶ月単位で客観的に観察できたことです。

タンパク質を増やす、亜鉛やカルシウムを増やすなど、体調に合わせて試してみました。観察していると、胃腸の調子や睡眠、疲れやすさからメンタルまでそれなりに影響がみられて興味深いです。

つまらないルーティンととらえていた家事が、家族の生活の質に直接かかわるけっこう大事なプロジェクトだと感じられました。

今はネットやYouTubeなど、家事の効率と質を上げるための情報はいくらでも収集できます。料理・掃除・収納などなんでもエキスパートのワザが学べます。

私も好きな時に、自分に合ったものを試して吸収しています。家事が苦手な方も、今は基本から楽しみながら上達できる環境があるので心配ないです。

育児について

育児についても、今は夫婦で「学ぶ」という選択肢が少しずつ整ってきています。誰もが初めてのことなので、完璧な子育てができる人はいません。親も人間としての限界と闘っています。

子どもが小さいうちは体力も気力もいっぱいいっぱい。でも、歩くようになったり話せるようになったりと、日々これまで知らなかったような喜びを子どもは経験させてくれます。

少し手が離れると、学校の勉強だけでなく人としての在り方についても教えることがたくさんあります。

親である自分たちも改めて自分の基準を見直すことが多々あり。知らない間に子どもが成熟した考え方をしていることに感嘆することも多いです。

そして、自分自身の親への思いも一層深くなります。

子どもの成長とともに親も成長するというのは本当です。限界に近いところで必死にやることも多いですが、育児という20年プロジェクトを通して、人間として大きく成長できると思っています。

この点を客観的に感じたのは、講師をその都度選べるオンライン英会話レッスンを受けた時。

外国人講師の年齢や経歴を見て選ぶのですが、若い未婚の先生と子どものいる先生では会話レッスンの時の受け止め方や広がり方が大きく違います。

包容力や引き出しの多さは、有能かどうかにかかわりなく経験からくるもの。お金や教育では買えない貴重な資産だと感じました。

結婚後いろいろな変化が起こり大変なこともあります。でも、今ではひとつひとつが新しい体験や喜びを運んできてくれ、自分の血肉になると考えています。

結婚したくない理由④:男女対等の関係を望んでいる

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私たちは職場で、男性と対等に戦う努力をしてきました。男性よりも優秀で評価されている女性も多いです。

結婚すると、家庭内では男性の仕事を優先させる雰囲気になりがち。

家事のため女性が仕事の時間を減らしたり、子どもや親戚の用事が入ると女性が休みを取ったりするのが当然と思われています。妊娠・出産で休まなければならないのも女性です。

つまり、家庭内でも職場でも、男性と対等でいることが難しくなってしまうのです。

さらに、女性が男性より多く稼いだり、社会的地位が高かったりする場合、たいていの男性はプライドを傷つけられます。キャリアを積んできた女性ほど、結婚に慎重になるのも自然なことです。

実際に結婚してみると ⇒ ハンドルを握らせる余裕がポイント。キャリア中断は避けがたい

家庭内での男女平等について

私はもともとなんでも自分でする、一人でも生きていけるというタイプでした。また少しでも誰かが男尊女卑の発言をすると、非難と軽蔑の目で見ていました。

そんな私をよく知っている年上の既婚の友人から、結婚が決まった時にアドバイスを受けました。夫となる人が私をライバルではなく、いつくしむべき妻とみることができるようにということでした。

夫が自分の領域だと考えていること(電球を換える、重いものを持つなど)を平気な顔でやってしまうのではなく、頼んでやってもらうのが良いというのです。

また重大な決定に際しては自分の意見を言いますが、最終決定権は夫に持たせます。

これは社会が変わっても、男性の本能は家族のボスとしての尊敬を欲しているからだそうです。

実は、妻をライバル視して攻撃したり、妻をお母さん扱いしたりして、家族を守る責任感に欠ける男性を何人か見てきました。そのため、これにはハラオチするものがありました。

結論としては、家庭内でのいわゆる「対等」を追求するより、ハンドルを握ってもらい責任を取る役割を譲るほうがお互い楽しく暮らせるということです。これは男尊女卑ではなく、私がVIP席に座っていると考えています。

キャリアについて

キャリアについては正直なところ、二人一緒に住むことをあきらめないかぎり、中断の可能性は避けられません。もちろん結婚前にこの辺は協議しますが、このご時世、何がどう変化するかわかりません。

私の場合、結婚に伴う引っ越しや、のちに海外転居したことで、キャリア中断や転職を経験しました。

夫の仕事にも順調な時と不調な時があり、彼が不調で私が順調な時は私の収入のほうが多くなることも。現実には、男性はやはり気にするようです。

結婚したくない理由⑤:親戚やママ友などしがらみが増えるのがイヤ

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結婚すると夫の家族とも付き合う必要があります。実家暮らしや単身用アパート住まいと違って、主体的な近所づきあいが期待されます。子どもが生まれれば、ママ友との付き合いも生まれるでしょう。

結婚前の、気心知れた人たちとのシンプルな付き合いでは済まなくなります。人間関係のしがらみが煩わしい、うまくやる自信がないという場合、結婚に前向きになれないのも当然です。

実際に結婚してみると ⇒ 実際大変だが人間力が身につく。距離感に注意しよう

実際に結婚してみると、知り合いや親戚が2倍に増えるわけですから、人見知り+人の顔が覚えられない私にはかなり大変でした。

夫があまり詳しく説明するタイプでなかったため、はじめのころは情報不足でした。何かと失礼があったと思います。

そして、しがらみがなければ絶対に付き合わないような人と、夫の関係で最小限でも接点を持たなければならないことも、時々あります。

よく義理のお母さんとの軋轢が話題になりますが、夫に未婚の姉や妹がいる場合はより注意が必要です。

夫の弟の妻について、義姉妹が陰で言いたい放題言っているのをよく耳にし、私も同じように言われているんだなーと思ったものです。

お母さんは少なくとも嫁いだことがあり、新婚の気持ちや、家によって基準が違うことなど身をもってわかっています。

でも義姉妹は、その家の基準ややり方がすべてだと思っており、表面は優しくても意外と厳しい目で見ていることが多いです。

家族の会話で、実家では絶対に許されないような差別的表現を使っているのを聞いて愕然としたこともあります。

夫はその家で育っているので、その家の基準に何の疑問も持たない様子で、私だけストレスが溜まりました。

私の個人的な意見ですが、夫の家族であれ近所・ママ友であれ、距離感が大事です。「適切な距離」と「距離を詰めるスピード」です。

お互いにほとんど何も知らないのに「仲良くしようね!」などと距離を詰めてきた場合は、後でトラブルになることがほとんどです。

義理の家族は初めから「家族家族!」と距離を詰めるので後でトラブルになりやすいです。しばらくはよそ者でいるのが実は賢明です。

人当たりの良さと人間性は別実際にどんな人かを時間をかけて知るようにしましょう。依存や支配のニオイがしないか判断しながら、ゆっくりと適切なところまで距離を詰めるようにするのがおすすめです。

これまでに、好感を持てない相手を含めいろいろな人と接してきたので、人を見る目を磨けました。またとげのある言い方をされても受け流す余裕と技術も身につきました。

独身の時のように好感の持てない相手は切り捨て、気に入った相手とだけ接していたらストレスはありません。でもこういった人間力や度量は身につかなかったと思います。

今は、苦手な場面はまず避ける。避けられないときはレベルアップのチャンスステージと思って頑張っています。

人間力が上がると、私や私の実家に夫が来てくれる時のフォローもうまくできるようになりました。夫も少しずつ私がどうしてほしいのかわかってくれるようになり、お互い人間として大きくなっていると思います。

結婚したくない理由⑥:現状に満足しており変化が怖い

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実家に住んでいる人や、仕事で評価され充実した毎日を送っている人は、今の生活に満足しており変化の必要を感じていません。逆に変化したくない、変化が怖いと感じるでしょう。

両親と仲が良く、経済的にも心配がない、ご飯の美味しい実家暮らし。結婚してすべて手放し、二人で生活すると考えただけで、砂漠に放り出されるような気持ちがします。

仕事が楽しいと、結婚してリズムを乱されるのが面倒です。姓が変わりますし、周りから見たイメージも変わります。うまくいっているときは、何も変えたくないというのが実情です。

実際に結婚してみると ⇒長い目で見れば今変えるのも良い選択。変えたくないものも必ず変わっていく

私は結婚で実家から出たわけではないのですが、とにかくいろいろなことが変わったのは事実です。私は比較的現状に満足していたので、慣れるまでの1~2年は慣れない生活に後悔することもありました。

姓の変更は思ったより面倒で、各種会員登録、クレジットカード、銀行口座、パスポート、各種資格免許など多岐に及びました。自分だけがこまごました手続きに時間をとられ、とても不公平感がありました!

結婚前はなんでも実家に電話して相談していましたが、結婚したら「夫くんと相談して決めなさい」となります。また、こちらも夫への印象を悪くしたくないので愚痴ばかり言えず、寂しく感じた時期もありました。

最近になってコロナ禍で気づいたことですが、シニア世代になった両親に電話するときは無意識に明るい話題を用意しています。免疫力の下がるような話を聞かせてはいけないと思うからです。

親に相談したり愚痴を言うのではなく、こちらが親の相談に乗り愚痴を聞くようになりました。困りごとや愚痴は、親ではなく夫に話します

当時は寂しかったのですが、長い目で見ればあるべき姿につながる変化だったと思います。

もし変化を嫌って結婚しなかったとしても、親も自分も年を取るので、変化はいずれ訪れます。チャンスがあるなら今変えて、自分の新しい居場所を作るのも価値ある選択だと思います。

仕事についても同じで、いつまでも絶好調ではないでしょう。不調の時や退職する時が必ず来ます。その時に、人生の幸福度が仕事にすべてかかっている状態では心配です。

仕事以外の幸せ(結婚に限りませんが)もバランスよく人生に組み入れることが、長い目で見ればどうしても必要です。

結婚したくない理由⑦:王子さまを待っている

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希望通りの男性がいない、彼氏はいるけど結婚までは考えられないというケースもあります。もっと良い人が現れる気がして、もう少し王子さまを待ってみようと考えます。

また、異性にとてもモテるタイプの女性も、結婚したくないと感じることが多いでしょう。結婚したら一人の男性に絞らなければなりません。

夫以外の男性と遊んだりチヤホヤされたりはできなくなります。結婚したら女でなくなってしまうと思って、心配しています。

実際に結婚してみると ⇒ 100%完璧な結婚はない。履き慣れれば唯一無二の靴に

結婚前は両目で相手をしっかり見るべきだが、結婚したら片目をつぶって見るくらいがちょうどよいといいます。どんなに相手を吟味しても100%完璧な結婚はありません

私の場合、交際が進んで結婚が視野に入ってくると、相手や相手の家族の良い面も悪い面も見えて、ためらう時期がありました。結婚するかどうか決めるにあたり、自分の希望を「見える化」してみました。

基本的な条件から性格や価値観まで、譲れないものと調整できるものに分けました。当時夫のスコアは8割。結婚後はこれがもっと下がることも予測できました。

でも、残りの2割に譲れないものが入っていなかったので、片目をつぶれる範囲だと判断しました。

もし今迷っている人がいるなら、漫然と王子さまを待つよりも一度「見える化」してみるのがおすすめです。100%の王子さまは現れないからです。

私は結婚後も、思っていたのと違うところがまだまだたくさん出てきました。良いところも悪いところも出てきました。それを何年もかけてすり合わせてきました。お互いに悪いところは直したり、あきらめたりしました。

もちろん今でも文句はいろいろ出ますし、決して完璧な結婚ではありません。でも、居心地の良い落ち着いた生活を楽しんでいます。

もし今本当に王子さまらしき人が現れたらどうするか、ちょっと考えてみました。でもこのすり合わせをまた1からやるのかと考えたら疲れてしまいます。

まめはたくさんできたけど、今は履き心地の良い靴のようです。当時欲しかったカッコイイ靴が今手に入っても、もう履き換えたいとは思いません。勝手に、これが結婚の幸せの最終形態かなと思っています。

結婚したら女でなくなる問題ですが、もちろんたくさんの男性と遊ぶことはできなくなります。でも、結婚生活の中で夫にとっての「女性」であり続けることはできます

私は男の役割を取らないのがポイントかなと思っています。私たちは外食に行くときはちょっとおしゃれをします。そして、支払いは必ず夫にしてもらいます。服やバッグを買うときもそうです。

二人で稼いだお金なので本当はおかしいのですが、おごってもらった時のように演出することで、ちょっとロマンチックな感じになります。

買い物をしたら帰りは荷物を持ってもらいます何か小さいことをしてもらって、心から「ありがとう」という機会を多く作ると、新婚っぽい感じになります。うちだけかもしれませんが。

要点は、結婚しても、何年たっても、ちょっとした工夫で夫にとっての「女性」でいられる瞬間を作れるということです。

結婚する?しない?自分らしく幸せな生き方を選ぼう

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結婚すれば幸せというものではありませんし、結婚しなければ問題を避けられるというものでもありません。

結婚するにしてもしないにしても、大切なのは自分を分析し現実を知ることあなたにとって最高の人生をチョイスしましょう!

この記事の監修者

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この記事の監修者

美容ライフスタイルアドバイザー

ヒロコ

医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。

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