アラサーは、人生のステージが20代から30代へと切り替わるとき。同年代や、少し年上の女性たちを見ていると、彼女たちの生活や考え方にさまざまな変化が訪れているのに気づくはず。
20代後半に差し掛かったあなたにとって、20代と30代の違いについてきちんと理解しておくことはとても大切。どんな変化が訪れるのかわかっていれば、20代のうちに今しておくべきことがはっきりします。
きちんと準備ができていれば、戸惑うことなく変化に順応できるだけでなく、変化をバネにしてもっと成功した幸せな人生への扉を開くことも可能です。
この記事では、
・健康
・人間関係
・マネー
・ライフスタイル
の5つの分野で、20代と30代の決定的な違いを具体的にレクチャー。それに備えて今しておきたいことも合わせてご紹介します。
前もって理解していれば、20代と30代の違いも楽しんで乗り切ることができますよ。一度きりの人生、先を見据えて後悔のない自分らしい生き方をしましょう!
美容ライフスタイルアドバイザー
ヒロコ
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談...
Contents
キャリア
20代と30代では仕事での責任、仕事に対する姿勢や働き方が違ってきます。詳しく見てみましょう。
20代はチャレンジ、30代はスペシャリストへ
20代では社会経験を積み始めたばかり。自分の仕事をこなすことで精いっぱいです。指示されたことを正確に行うこと、先輩や上司から教わりながらスキルを磨くことを重要視しています。
わからないことや失敗があっても、フォローしてもらいながら学びます。
例えば営業職でいうと、お客様への言葉遣いやメールの返信のスピードなど、基本的なことを注意されながらも徐々に失敗なくこなせるようになります。安心して対応を任せてもらえるようになり、お客様からも顔や声を覚えてもらえるようになって、やりがいを感じます。
一方30代では、一定の経験と実績を積み、自分の仕事を客観的に評価できるようになります。自分の意見や提案を積極的に出し、それらに責任を持つことが求められます。
他人を教えたり失敗をフォローしたりする立場にもなります。
例えばマーケティング職でいうと、新しい商品の企画や広告戦略を考え、市場調査や競合分析を行い、上司や関係部署にプレゼンし、質問や反論に答えるといった一連の仕事を自分の責任において自信をもって行うようになります。
また30代では、目の前の仕事を一生懸命していればよいのではなく、将来のビジョンが分かれてきます。一般的には、
・キャリアチェンジ: 異業種や異職種、異なる業務範囲などへの転向で、自分の強みを広げる。例えばホテルで培った接客を生かして高級ブランドの営業職へ転職するなど。
の2つの方向があります。
20代は何を頑張ればいいかわかりやすかったけど、30代になると(特に女性は)「さてあなたは今後何を大事に生活していきますか」と時間の使い方を問われる第二の就活シーズンがくる。人によってちがいすぎて周りと比べても混乱するだけだから見ない方がよいのではという話をした。#雑談チラ見せ
— 桜林 直子(サクちゃん) (@sac_ring) May 20, 2023
キャリア面で今しておきたいこと
20代のうちから目標を明確にしておくとよいです。短期の目標だけでなく、長期のビジョンがきちんとしていればいるほど、時間やエネルギーを有効に使えます。
スキルと専門性を高めてコツコツやるのが向いているならエキスパート方向へ、人をまとめたり指導したりするのが向いているならマネジメント方向へのレベルアップを目標にできます。
自分は何に興味があるか、自分の強みは何か、強みをどう生かすかを考えます。そのために、多様な経験やスキルを身に着けるチャンスを積極的にとらえましょう。
オンライン・オフライン問わず、さまざまな人と交流するよう心がけます。特に、自分の「こうなりたい」をかなえている人、率直なアドバイスをしてくれる人を見つけて積極的に交流しましょう。
どんなキャリアプランを持つにしても、20代のうちにケアレスミスやタスク漏れなどをなくし、自分の欠点を知って埋める努力をしておくとよいです。これができていれば、30代になって重要なことに集中でき、他からの信用を得ることにもつながります。
健康
20代と30代では身体や健康状態が変わります。体力や容姿など何が違ってくるのか詳しく見てみましょう。
20代は無敵、30代はケアが必要
20代と30代では、身体の仕組みが変化します。そのため、20代では何もしなくても保てていた健康や美容が、気を付けてケアしなければ保てなくなってきます。
・筋肉量が減少する
・ホルモンバランスが変化する
などの変化が起こり、その結果次のような違いを感じるようになります。
①疲れやすく回復しにくい
20代では夜更かしや残業など多少の無茶をしても、一晩ぐっすり眠ればなんともないもの。これが30代になるとだんだん疲れが取れにくくなり、翌日顔色が悪かったり肌が荒れたりしがち。
②太りやすく痩せにくい
20代ならちょっとダイエットすればすぐに痩せていたのに、30代からは太りやすく痩せにくい体質へと変化していきます。20代と同じ量を食べていると、体重は1年ごとに着実に増加します。
怖いけどこれ本当だと思う🥺
怠けてても綺麗でいられるのは20代後半までかなあ〜周りの30代見てても定期的に運動してる人ほど体型維持してる。あと過剰にスキンケアするとガタがくるって言ってた。一般的なスキンケアを毎日続ければ良いらしい pic.twitter.com/YyWsdBrreR— りび🇯🇵オスリプすんなや… (@rivi_8) May 14, 2023
③肌トラブルが起きやすい
20代では肌のターンオーバーが正常に起きているため、簡単なケアしかしていなくてもハリとツヤ・透明感のあるお肌を保てます。ニキビやテカリ、毛穴の悩みはあっても、お肌はピチピチとしています。
30代ではターンオーバーが滞りがちになり、シミ・シワ・たるみが目立ってきます。また加齢により肌の水分量が減って、乾燥肌やくすみ肌の悩みも多くなります。
④免疫力の低下
ヒトの免疫力は、20代をピークにだんだん低下していきます。そのため、以前はひかなかった風邪をひきやすくなったり、アレルギーが出たりすることもあります。
健康面で今しておきたいこと
20代のうちに、運動・睡眠・食事の良い生活習慣を身に着けておきましょう。また、ストレスに対処する自分なりの方法を見つけておくことも大切です。以下に、今から心がけたい生活習慣を簡単にご紹介します。
①食事は抜かずにしっかり食べる
朝食を抜いて、昼食はサラダだけ、夜はラーメンやパスタといった食生活では、身体がスカスカになってしまいます。特にタンパク質の摂取量が不足しないように、バランスよくしっかり食べましょう。
タンパク質は筋肉や肌・爪・髪の材料となる重要な栄養素です。一般的な女性の1日当たりの摂取目標量は「体重×1g」。
肉や魚をメインにしたきちんとした食事を1日3食摂っていれば無理なく満たせる量ですが、そうでない人は今から意識して補いましょう。プロテインの助けを借りるのもおすすめです。
また、腸内環境を整える食事をすることも大切。腸内環境は、免疫力アップや痩せやすい体質ともかかわりがあることがわかっています。ヨーグルトや納豆などの発酵食品や、善玉菌のエサとなる食物繊維をなるべく摂りましょう。
とはいえ、一念発起してガラリと食生活を変えるのは難しいもの。私のおすすめは、おやつや買い食いを置き換えること。
例えば、スナック菓子の代わりにクルミやアーモンドなどのナッツをつまむようにしてみましょう。おからクッキーや枝豆スナックもおすすめ。タンパク質と食物繊維が両方摂れます。
②30分以上の運動を週2日以上行う
運動習慣のない人は、今すぐ始めましょう。30分以上の運動を週2日以上、または20分の運動を週4回以上行うよう心がけます。30代に備えての運動で大切なのは、
・インナーマッスルを意識する
こと。
ウォーキングやジョギング、ダンスや水泳、バドミントンやゴルフといった有酸素運動は比較的楽しくできますが、それだけでは十分ではありません。筋トレは、姿勢の改善や骨の健康にも大きくかかわっています。
腹筋や背筋のような大きな筋肉を鍛えるのも良いですが、アラサーの筋トレで注目したいのがインナーマッスル。
インナーマッスルとは、身体の深いところにあって、姿勢を保つのに使われる筋肉のこと。もりもりと目に見えたり手に触れたりすることはありませんが、とても重要な働きをしています。
例えば、腹横筋はおへそ周りの深部にあって、体幹を安定させたり排泄を助けたりします。骨盤底筋は骨盤の底部にあり、尿道や肛門を支えて失禁を防いだり、性器の血流や感度を高めたりする働きがあります。
30代に備えて運動習慣を何か持ちたいけど、何がいいかわからないという女性におすすめなのが、 HIIT(高強度インターバルトレーニング)+ピラティス。
ピラティスでは姿勢を矯正し、インナーマッスルを鍛えることができます。HIITは脂肪燃焼や、心肺機能の強化に効果的。どちらも、疲れにくく若見えするボディをキープするのに最適です。
比較的短時間でしっかりトレーニングできるうえ、狭いスペースでできるので、宅トレにピッタリ。今日から始められますよ。
私のお気に入り動画をご紹介しておきます。初めてピラティスをするときは、息の吸い方吐き方からとても分かりやすいこちら。動きは大変地味ですが、身体の深いところに効いている実感があります! ↓
慣れてきたら、おしゃれで楽しく音楽に乗ってできる(でもキツイ!)こちらのピラティスもおすすめ。↓
これはHIIT。たった8分で汗だっくだくのへっとへとになります!やり終わってもずっと脂肪燃焼。不思議なんですが、気分がとてもスッキリします。↓
③良質の睡眠を十分にとる
良質の睡眠は、体力回復や免疫アップ、きれいな肌や髪、痩せ体質やホルモンバランスなど30代で気になる要素すべてと深くかかわっています。
就寝の2~3時間前からの過ごし方に気を付けることで、神経をスムーズにリラックスモードに切り替えて眠りの質を上げられます。以下のポイントを心がけ、晩の良い過ごし方を習慣づけましょう。
・コンビニなど明るすぎる場所に行かない
・就寝前30分からスマホやテレビは控える
・シャワーより、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって入浴する
・食事は就寝3時間前までに済ませておく
・寝る直前にお酒を飲まない
20代でこのような過ごし方ができている人はほとんどいないのではないでしょうか?30代に向けて、一つずつ習慣を変えていきましょう。
④ストレスをうまく処理する
ストレスは、免疫力の低下やホルモンバランスの乱れを招く大きな要因。自分に合ったストレス処理方法を今のうちに見つけておくと安心です。
すでに取り上げた定期的な運動や質の良い睡眠も、ストレス軽減にとても役立ちます。音楽や映画鑑賞、ゲームや旅行、ショッピングやおしゃべりなど人それぞれの方法があるでしょう。
パーッと遊んでストレス解消するのも良いですが、30代以降は心を豊かにするような時間を持つのがおすすめ。例えば、有意義な本を読む、楽器や外国語など新しい何かを学ぶ、芸術や自然に触れるなどの大人の趣味を持ちましょう。
こういった自分の時間や、家族や友人との温かい時間を、忙しいからといってどんどん犠牲にしていくことがないように気を付けてください。
また、ストレス状態では呼吸が浅くなっているので、意識して深い腹式呼吸をするのもおすすめです。
深く呼吸できると、脳に酸素がいきわたって前向きな気持ちになります。また自律神経のバランスも整うので、余分な緊張が取れて心身がリラックスできますよ。
好きな香りがほのかに漂っていると呼吸が深くなりやすいので、なかなか普段意識できない人はハーブの香りなどを利用してみましょう。
私のおすすめはオレンジに、ラベンダーとティーツリーを混ぜた香りです。頭がすっきりして、くつろいだ気分になるので、感染症対策を兼ねてルームスプレーにしています。
⑤定期的に健康診断を受ける
30代はさまざまな疾患のリスクが高まるため、早期発見と予防のために毎年健康診断を受けることをおすすめします。
勤務先で健康診断があればよいですが、そうでない場合はお住まいの市区町村で申し込むのが簡単。年齢や条件に応じ、無料または低額で住民に健診を提供しています。自治体のウェブサイトや広報をチェックしてみましょう。
医療機関で健康診断を受けることもできます。病気の治療ではないので、保険が適用されず自費で受ける必要があります。
すべての項目を毎年受ける必要はないですが、家族の病歴などに基づいて毎年受けるもの、2年に1回受けるものなど決めておき、定期的にチェックできるようにしましょう。
また、検診とメンテナンスを兼ねて歯科医院に行くのも忘れずに。30代からは、虫歯よりも歯周病の問題が重要になります。程度の差はあれ、30代の8割が歯周病を持っているといわれています。
歯や歯肉の問題は、顔が老ける・話し方が老ける・口臭がする・栄養状態が悪くなるなどの問題につながるため、半年から1年に1度は受診する習慣を今からつけておきましょう。
⑥自分の心身の変化に気を配る
責任が増えて忙しくなると、自分の心身の状態に気づきにくくなりがち。20代のころはそれでも特に問題なかったかもしれませんが、30代では意識的に自分の変化をキャッチすることが大切です。
まずは全身鏡と体重計、血圧計を用意。自分の顔色や体形を1日1回は鏡に映してしっかり観察しましょう。体重と血圧も定期的に測定を。1週間に1回でいいので、記録しておくとよいです。
毎日の体調はもちろん、食欲・性欲・睡眠欲や、月経のようすにも注意を払うようにします。
1日中だるい、何を食べても美味しくない、仕事や趣味が楽しくない、生理がキツイなど、不調が続くようなら無視せず、医師に相談することが大切です。
人間関係
20代と30代では人間関係が変わります。友人関係や恋愛などに表れてくる違いを詳しく見てみましょう。
20代は友達、30代はパートナーと家族
20代のときは、恋愛にも友達付き合いにも積極的で遊びの要素が強いですが、30代になると付き合い方が落ち着いてきます。自分にとって大切な人を見極め、深く信頼できる関係を築くことが多くなります。
恋愛については、20代のころは男性からちやほやされることが多いのに対し、30代になるとそういう男性は減ります。男性から期待されるものが「癒しや若さ」から「自立心や包容力」へと変遷するという意見も。
20代のころは見た目や一緒にいておもしろいことを重視しますが、30代になると結婚を視野に、真剣に相手を選ぶようになります。これは、日本女性の平均初婚年齢が29.4 歳であることからも納得です。(参考:厚生労働省)
友人関係については、20代では学校や会社、趣味などが同じの人と楽しく過ごすことが多いです。友人の数が多ければ多い方がよいと思っているかもしれません。
30代になると、仕事や家庭の都合でこれまでのようにいつでもだれとでも会うことは難しくなります。人生経験や人を見る目もでき、本当に信頼できる少数の友人を見分けて大切にするようになります。
人間関係で今しておきたいこと
30代になる前に、自分の恋愛や結婚に対する考え方や希望をはっきりさせておきましょう。
いつかは結婚して子どもを持ちたいと考えている場合と、結婚を望んでいない場合では、30代でするべきことが違ってきます。自分がどういう人生を送りたいのか、ちょっと立ち止まって自分と対話する時間を作りましょう。
家族や友人とのコミュニケーションを大切にすることも、30代への良い準備になります。本当にあなたを気にかけてくれる人を見極めましょう。
相手の価値観や感情を尊重しつつ、自分の感情やニーズをしっかり伝える能力を培うことも大切。いちいちケンカになることも、流されてガマンすることもない、健全な人間関係を作れるようになりましょう。
20代のころはなんでもガマンしてやり過ごしていた私にとって役立ったのは「アサーション」という考え方。攻撃的にならず、対等な立場で、思いやりある言い方で、でも率直に。ということを心がけるようになりました。
すぐにはうまくできませんでしたが、徐々に利用されることや巻き込まれることがなくなり、人間関係がシンプルに。同じ職場や同じ年代に限らず、本当に価値観の合う人と心地よい距離で付き合うことができています。
マネー
20代と30代では財務面での変化も大きいです。収入やお金の使い道の違いについて詳しく見てみましょう。
20代は投資、30代は貯蓄と保険
一般的に、30代では20代より収入が増えます。例えばdodaの調べでは、女性の平均年収は20代で319万円、30代で377万円でした。1年あたり58万円の差がありますね。(参考: ▶ doda )
20代では貯金や保険にあまり興味のない人が多く、自分が今やりたいことにお金を使う傾向があります。これはある意味、経験値を積むということで自分への投資とも言えます。
一方、30代では将来に備える意識が大きくなります。浪費せず本当に必要なものにお金を使うようになり、将来のライフイベントに備えて貯蓄や投資、保険に関心を持つように。
また結婚や出産をした場合は、家族が増えたり成長したりすることによる収入や支出の変化が大きく、その時々の状況に適応する必要がありますね。
マネー面で今しておきたいこと
まだしていない人は、自分の収支のバランスを管理することから始めましょう。収入と支出、貯蓄と借金がどれくらいあるか把握しましょう。
簡単でいいので、毎日家計簿をつけます。レシートをもらう癖をつけましょう。入力するだけで合計金額を出したりグラフにしたりしてくれるアプリもありますので、利用すると楽ですよ。
無理のない範囲で貯蓄を始めておくのもおすすめ。好きなだけ使って余った分を貯蓄に回すより、先に貯蓄分をとりわけて残りで生活する「先取り貯蓄」がベター。無駄遣いを防いでやりくりする習慣がつきます。
医療保険や年金などの社会保障制度についても、勉強するタイミング。詳しい仕組みもわからないまま、20代からずっと払い続けていますよね。
例えば、国民健康保険料は去年の収入に基づいて請求されますが、今年の収入が去年より少ない場合は負担が大きいです。こういう時には減免を申請することができます。
このようなことは積極的に知らされていないのが現状で、知らなければ無理して払う可能性が高いです。30代に限らず、人生に変化はつきもの。今のうちに知識をつけて備えておきましょう。
貯蓄型保険や個人年金保険、iDeCoや積み立てNISAなど、将来に備える資金運用についても、今からアンテナを張って理解しておくと役立ちます。
ライフスタイル
最後に、ライフスタイルの違いについてみてみましょう。20代と30代では優先するものやライフプランが変わってくることがあります。
20代は自由、30代は責任
20代では、他人に配慮するより自分の好きなことやしたいことを優先することが多いです。また、流行や人に流されることもよくあります。
目に見える成績で評価されていた学生時代の感覚が残っており、人や物の価値をわかりやすい指標で評価したり比較したりする傾向があります。高価なものや有名なブランドのもの、一番売れているものを信用しがちです。
人についても、学歴や職業、収入などで評価し、劣等感や優越感を感じがち。そういう面で優れている人が幸せだと思い、ロールモデルにして見習おうとする場合もあります。
一方30代になると、いろいろな経験をして視野が広がり、幸せにもいろいろな形があることがわかってきます。他の人と同じとは限らない、自分なりの幸せについて考えられるようになります。
自分の選択と決定に責任をもち、比較したり流されたりすることが少なくなります。例えば、ブランドや流行ではなく、自分に合ったもの・ことを選択して消費します。
自分の価値観がはっきりすると、他の人の価値観を尊重できるように。自己中心的ではなく、他の人にも配慮しながら自由を楽しむ、より現実的で自分らしい生き方へと成熟していきます。
✅モノでなく時間
20代の頃の自分は、”高価なモノや見栄など”を求めていた様に感じます💡そこから、違和感を感じ始めたのは30代に入ってから💡哲学や金融知識に興味を持ち、20代とは違った『心の深い満足感』を得られる様になりました😌
海の壮大な景色からは、生きる意味を教わります☕️ pic.twitter.com/epcMPsK0Oi— アラン@子育て×金融教育 (@alain_life60) May 20, 2023
ライフスタイル面で今しておきたいこと
あなたらしい人生や価値観へシフトする準備として、まずはあなた自身を理解することが大切。そのために、なるべく新しいことに挑戦してみるのは良い方法です。
新しいことに挑戦すると、そのたびに新しい自分が発見できます。物事や人に対して自分がどう感じるかがわかります。旅行に行って異文化に触れたり、美術館に行って芸術に触れたりするのもおすすめ。
みんながやっているからではなく、あなた自身が好きな趣味や、流行とは関係なく自分らしい服装や住まいを見つけましょう。
自分にとって本当に価値のあるものは何か、本当の幸せとは何か、といったちょっとディープなテーマにも、ときには恐れずに向き合って熟考を。
表面的なことだけを日々さばいていく人生ではなく、より深い視点をもつことで、人と接したり本を読んだりするたびに人間として成長し、より充実した自分らしい30代を楽しめますよ。
20代と30代の違いを楽しんで乗り越えよう!
20代と30代では、
・健康
・人間関係
・マネー
・ライフスタイル
の各分野で決定的な違いがあります。変化は不安かもしれませんが、前もって理解し準備していれば楽しんで乗り越えられます!
変化をバネにしてステップアップし、20代のころよりグッと魅力的になった30代女性が私の周りにもたくさんいますよ。ぜひこの記事を参考にして、あなたも30代を充実させてくださいね。