仕事の制服がちょっときつくなったり、写真の自分が思ったより丸かったりして、ダイエットを決意。でも、昔は少し頑張ればすぐ痩せたのに、あれ?と思っていませんか。そんな時におすすめなのが、 MCTオイル。
忙しくても、運動が苦手でも、大丈夫。MCTオイルは身体に入るとすぐにエネルギーに変わる、燃焼しやすい脂質。いろいろな角度からダイエットをグングン後押しして加速させてくれるんです。
まずはいつものコーヒーや味噌汁に小さじ1杯加えるだけで、脂肪を燃やす体への第一歩を踏み出せますよ。
この記事では、MCTオイルって何?痩せるって本当?油なのに痩せるのはなぜ?という疑問にお答えします。また、MCTオイルを使ったダイエットのやり方や注意点、選び方やおすすめアイテムもご紹介。読み終えたら、すぐ始められます!
MCTオイルを上手に取り入れれば、行ったり来たりを繰り返してきたあなたのダイエットに革命が起こります。辛い思いをせずスピーディーに、思い通りの自分に生まれ変わりましょう!
美容ライフスタイルアドバイザー
ヒロコ
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談...
Contents
そもそもMCTオイルとは?
日本語では「中鎖脂肪酸」
MCTとは「中鎖脂肪酸」のことで、ココナッツオイルやパーム核油に多く含まれています。MCTオイルはさらに、これらのオイルを精製してMCTだけを取り出したものです。
一方、コーン油やオリーブ油、バターやラードなど一般的なオイルは「長鎖脂肪酸(LCT)」です。
脂肪酸は、炭素・水素・酸素で構成されており、炭素がいくつか鎖状につながっています。つながっている炭素が14個以上だと「長鎖」脂肪酸、8~12個だと「中鎖」脂肪酸と呼ばれます。
鎖が短いと分解されやすく、素早く消化・吸収されます。体脂肪として蓄積されにくくすぐにエネルギーとなるため、ダイエットに最適です。
長鎖脂肪酸(LCT)と中鎖脂肪酸(MCT)では、消化・吸収のプロセスがこんなに違います。
長鎖脂肪酸 (LCT) | 腸管~リンパ管~静脈~心臓~動脈で全身へ運ばれ蓄積 |
中鎖脂肪酸 (MCT) | 腸管~門脈を通って肝臓へ運ばれエネルギーとなる |
このように、脂肪は通常とても長いプロセスを経る必要がありますが、中鎖脂肪酸(MCT)はブドウ糖やアミノ酸と一緒にダイレクトに肝臓に入り代謝されます。
蓄積される間もなく、直接エネルギー源として活用されるので、太りにくい油であることが見て取れますね。中鎖脂肪酸の中でも、特に炭素が10個以下の短い脂肪酸は分解が速いとされています。
天然の油には、複数の脂肪酸が含まれています。例えば、MCTが豊富とされるココナッツオイルには、MCTが60%ほど入っており、残りはLCTなど他の脂肪酸です。
これに対し「MCTオイル」は、人工的にこれら他の脂肪酸を除去してMCT100%にしたもの。より効率よくMCTを摂取できます。
炭素6個以下の「短鎖」脂肪酸も自然界に存在しています。ココナッツオイルにもわずかに含まれていますし、腸内細菌が作るものや、乳製品に含まれるものも。
ただしいずれもごく少量なので、オイルとして単体で取り出して活用するのが難しく、商品化されているものはありません。
現時点では中鎖脂肪酸を選ぶのがベスト。こだわるならできるだけ炭素の鎖が短いものを選ぶとよいです。
MCTオイルがダイエットによさそう、というのはなんとなく感じられたのではないでしょうか。次に、MCTオイルのダイエット効果を示す実際の実験結果など、科学的根拠を深堀りしてみましょう。
MCTオイルはダイエットに効果あり?
MCTオイルは、
・食欲を抑える
・代謝を上げる
・脂肪を燃やす
・運動のパフォーマンスを上げる
の5つの角度から効率的なダイエットに貢献してくれます。ダイエットを後押しする5つの作用を順にご説明します。
①蓄積しにくい
すでに見たように、MCTオイルは素早く吸収されて肝臓に運ばれ、すぐにエネルギーとして使われます。
他のオイルの代わりにMCTオイルを摂ることで、体脂肪として蓄積される可能性を低くできます。
この点についてはたくさんの実験が行われており、オリーブオイルなどの油脂と比較して脂肪がつきにくく減りやすいことが確認されています。
【結果】 MCTオイルを摂った場合の方が、体重が平均1.67kg減少。体脂肪も減少した
【結果】 上半身脂肪・全身皮下脂肪がMCT摂取で大幅に減少した
【結果】 MCTを与えたマウスはインスリン分泌を促す物質が少なく、体重と脂肪の増加が抑えられた
②食欲を抑える
MCTオイルには、空腹感や食欲を抑える効果が期待できます。
単純に油だから胃に重いというだけでなく、食欲を抑えるレプチンやペプチド YYなどの抗肥満物質の分泌も活発になることがわかっています。
MCTオイル摂取により、食べる頻度や量が減少したという実験結果も多く報告されています。
【結果】 MCTを摂った場合はLCTに比べてレプチンやペプチドYYが大幅に増加した。実際に食べる量も有意に少なかった。MCTにより効果的に満腹信号が出されていると考えられる。
【結果】 植物油では、ココナッツオイルやMCTオイルに比べて1日を通して食べる量が多くなった。MCTでは、植物油やココナッツオイルに比べて朝食後3時間の満腹感が高かった。
体重を減らしたかったので最近朝食を抜いて朝をMCTオイル入りのバターコーヒーだけにしてみるという意識高い感じにしてみたら約1ヶ月半で5kg近く痩せたのでけっこう悪くない
腹もちがいいので単純に食べる量が減る pic.twitter.com/erIJzAqatC
— 🙏ykgo.eth🙏Itadakimasu Man🙏コラボ相手募集中 (@zaitaku_ykgo) December 12, 2022
今日は会社で年2回行われる健康診断の日、結果から言うと体重が4kg、腹囲が4cm減ってた🤩
9月からMCTオイルを飲み始めて順調に体重が減ってる✌️
MCTオイル自体のカロリーが高いので摂取カロリーを気にする様になったのとお腹が余り空かなくなったから自然と食べる量が減ったのが要因かな🤔 pic.twitter.com/ELpPaL3Es6— ひでき (@hideki_dunk) December 8, 2022
③代謝を上げる
MCTオイルには、代謝を上げる働きも期待できます。MCTオイルがエネルギーを作り出す「ミトコンドリア」を活性化するため、代謝が上がることがわかっています。
代謝が上がれば消費カロリーが増え、痩せやすい体質になっていきます。
人体は、じっとしていても脳や心臓を動かすためにエネルギーを消費しています。代謝が活発になればより多くのエネルギーを消費できます。また軽い運動でもより多くのカロリーを消費します。
ある程度の期間MCTを摂取することで、エネルギー消費が多くなることは、実験でも証明されています。
【結果】 MCTの長期摂取により、LCTの場合に比べて、エネルギー消費量が増加した。
今日からキラキラ期✨
白湯とMCTオイルコーヒー飲んでから朝トレ🏋️♀️
そんなにやってないのに汗だらだら💦 pic.twitter.com/3w2QbKuoLV— ぢょん🫧今年中に−1.9kg (@chotto_ganbaru) December 5, 2022
④脂肪を燃やす
MCTオイルの摂取によって、脂肪がエネルギーとして燃えやすい状態にカラダを持っていくことができます。
通常、エネルギーとしてまず使われるのは糖質です。糖質由来のエネルギーが足りなくなってから脂質が使われていきます。
脂肪がエネルギー源として燃やされて初めて、頑固な体脂肪が減少するというわけです。
MCTオイルはすぐに燃えてエネルギーとなりますが、ほかの脂肪も燃えやすくしてくれる可能性があります。
MCTオイルを長期に摂取することで、脂肪の消費に重要な役割を果たす「褐色脂肪組織」が活性化したという研究もあります。
【結果】MCTのグループで、LCTに比べて体重と体脂肪量の有意な減少が観察された。褐色脂肪組織の大きな増加も見られた。
エネルギー源として脂肪を優先して燃やす体に切り替える「ケトジェニックダイエット」にMCTオイルが欠かせないのもこのため。
糖質から脂肪由来のケトン体へ、エネルギー源の切り替えをスムーズに行う手助けをしてくれます。
半年ぶりにMCTオイルを摂ったら速攻でケトン臭がムンムン
これはダイエット臭とも呼ばれるもの。
糖質制限などでケトン体が発生すると臭ってくるケトン体は体内の脂質から作られ、ブドウ糖の代わりに脳のエネルギーとしても使われる
ダイエット効果が高く、生成する時の負担がブドウ糖よりも少ない pic.twitter.com/5ZXj4FT9Lw— 禅 (@zendoll22) December 11, 2022
⑤トレーニングのパフォーマンスを上げる
MCTオイルは、運動時のスタミナを高めてくれます。運動による疲労物質「乳酸」が蓄積するのを防ぐため、持久力がアップすることがわかっています。
よりラクに、より強い運動を、より長時間続けることができるため、ダイエット中のトレーニングもはかどるようになりますよ。
【結果】 運動中の血中乳酸濃度が有意に低下。RPE(自覚的運動強度・本人から見た運動のしんどさ)も低下した(=ラクにできている)。高強度の運動の持続時間が長くなった。
【結果】 MCT食のグループは、特に高温下でめざましい持久力を見せた。普通食グループの2倍以上のパフォーマンス。
さっそくあなたもMCTオイルダイエットを試してみたくなったのではありませんか?でも、やみくもに飲むだけで痩せるわけではありません。正しいやり方を、続いてご紹介します。
MCTオイルを使ったダイエットのやり方
MCTオイルを使ったダイエットには「MCTオイルを利用した普通のダイエット」と、厳格なルールに基づいて行う「ケトジェニックダイエット」があります。順にご説明します。
MCTオイルダイエット
MCTオイルの特性を生かして、ダイエットを強力に後押ししてもらう方法です。4つのポイントがありますので、意識して取り入れてみましょう。
①MCTオイルを摂る頻度
MCTオイルはこまめに摂るのがポイントです。実験では約3時間で吸収・分解されることがわかっています。
食事ごとに少しずつとるのがおすすめ。コーヒーに入れて休憩時間に補給するのも良いです。次の食事まで空腹感を抑え、食べすぎや間食を防いでくれますよ。
②MCTオイルの用法
MCTオイルは加熱せずに摂りましょう。炒め油や揚げ油にはせず、かけたり混ぜたりして使います。
これはMCTオイルの発火・発煙温度が低いため。アマニ油などについてはよく「50℃以上で酸化するから加熱不可」といわれますが、それとはまた違います。
熱々のスープやコーヒーに入れるのはOK 。肉や魚を焼くときには使えませんが、ソースの仕上げに火を止めてから加え混ぜるのは問題ありません。
③MCTオイルの用量
MCTオイルは、適量を心がけて使いましょう。MCTオイルはダイエットを手助けしてくれるとはいえ、油としてのカロリーはしっかりあります。
摂りすぎてしまうと、差し引き逆効果ということになりかねません。
ダイエットに活用する場合、基本の適量の目安は、1日15g程度。これを5g(小さじ1)×3回のように小分けにして摂取しましょう。
MCTオイル15gのカロリーは約135kcal。普段の食事や間食を見直して、1日の総カロリーを増やさずにMCTオイルをプラスできるよう、引き算をするのが理想です。
いつもの油をMCTオイルに替えることができれば計算がいらず簡単ですが、加熱できないので使い方が限られてきます。
135kcalは、例えば食パン1枚、フライドポテトMなら半分くらい。どこで調整できるか考えて取り入れましょう。
または、その分運動をして余地を広げるのもおすすめ。135kcal余分に消費するのに必要な運動量は、縄跳びなら13分、スクワットなら30分くらいです。
食事制限や運動でもっとMCTオイルを摂れる余裕が作れる人は、30g(10g×3回)までを目安に、体調を見ながら少し増やしても良いでしょう。
④運動・食事制限も併用を
MCTオイルダイエット中は、ぜひ運動や食事制限にも積極的に取り組んでみましょう。
すでに見たように、MCTオイルには、食欲を抑える作用や、運動のパフォーマンスをアップさせる作用があります。
つまりMCTオイル摂取中は、挫折なく食事制限や運動をする大チャンス。カラダが有利な状態になっているこの機会に、ラクして効果を倍増させましょう。
ケトジェニックダイエット
MCTオイルを使ったもう一つのダイエットは、糖質を厳しく制限する「ケトジェニックダイエット」。カラダのエネルギー源を、糖質から脂質由来の「ケトン体」に切り替えることで、短期間に脂肪を落とすダイエット方法です。
MCTオイルは一般的なオイルと比べて効率よくケトン体に変わるため、ケトジェニックダイエットの成功を強力に後押ししてくれます。
ケトジェニックダイエットでは、1日40〜80gのMCTオイル摂取が推奨されています。MCTオイルが本領発揮するのはケトジェニックダイエットなので、興味のある方はぜひ試してみてください!
いいことずくめのようですが、実はMCTオイルにはいくつか注意点があります。次の部分でお伝えします。
MCTオイル使用の注意点
MCTオイルの使用に際して、頭の片隅に置いておきたい注意点を3つご紹介します。
お腹が緩くなりやすい
MCTオイルを一度に摂りすぎると、お腹が痛くなったり便が緩くなったりする場合があります。
また、MCTオイルは油なので、普段から油の多い食事で下痢や吐き気を起こしやすい人は注意が必要です。
一度に多く摂りすぎないよう、様子を見ながら適量を守り、小分けにしてこまめな摂取を心がけましょう。
MCTオイルを直接飲むよりも、スープやサラダなど食べ物に混ぜて摂取すると、問題が起こりにくいのでおすすめです。
アレルギー体質の人は注意
MCTオイルには、アレルギーの過敏反応を強める可能性があります。特に、漢方の分類で「特稟(とくりん・とくひん)体質」にあたる人は控えるのが無難です。
特稟体質の特徴は
鼻炎や蕁麻疹が出やすい
皮膚に掻き跡が残りやすい
など。思い当たる人は要注意です。
肝臓やコレステロールに不安のある人は注意
MCTオイルは腸管から直接肝臓に運ばれて処理されるため、問題のある肝臓では負担がかかる可能性があります。
肝臓の疾患がある人や、肝臓関係の数値に問題があると言われた人は、MCTオイルの使用について医師の指導を仰ぐようにしましょう。
コレステロールについては、MCTオイルの直接的な影響が指摘されているわけではありません。とはいえ油であることに変わりはないので、多めに取り入れる人は意識して定期的に検査を受け、LDLや中性脂肪の値をチェックするようにしましょう。
バラエティに富んだ食生活を心がけよう
MCTオイルは、エネルギーに変わりやすいというところだけを重視して人工的に精製されたオイルです。ダイエットにはうれしいのですが、偏りすぎないようにすることも大切です。
脂質は体内で重要な役割を果たしています。アマニ油などのオメガ3脂肪酸や、青魚に含まれ血液をサラサラにしてくれるDHA・EPAなども脂質の仲間です。
それぞれに大切な働きがあるため、バランスよく取り入れることも意識しましょう。青魚やアボカドなど、自然のものから良い脂質を摂るため、バラエティに富んだ食事を心がけるとよいです。
いざMCTオイルを買ってみよう!と思って検索すると、けっこういろいろな商品が市販されています。どんなMCTオイルを選べばよいのか、続いてご説明します。
MCTオイルの選び方
MCTオイルを選ぶときには、炭素の数や製法、原料などに気を付けて選びましょう。以下に詳しくご説明します。
Cの数字の小さいものを選ぼう
MCTオイルのパッケージを見ると「C8」「C10」「C12」「カプリル酸」「カプリン酸」などの表示が目につきます。
これは、MCTを構成する炭素の鎖の長さを表しています。MCTは次のいずれかです。
C10:炭素10個(カプリン酸)
C12:炭素12個(ラウリン酸)
すでに見た通り、鎖が短いほど素早く吸収され、脂肪として蓄積せずにエネルギーに変わりやすいです。
つまり、C12よりもC10、C10よりもC8のダイエット効果がより高いということです。
効果を考えればC8のみ配合というMCTオイルを選ぶのがベストですが、値段が高く手に入りにくいのが難点。また、化学的に処理して成分を取り出した、より人工的な製品である可能性が高いです。
バランスの取れた現実的な方法としては、 C8+C10のブレンドで、C8の比率が5割以上のものを選ぶというのがおすすめです。
一方C12は、かなり長鎖脂肪酸(LCT)に近い性質を持っており、LCTに分類されることもあるほど。C12が含まれるMCTオイルは選ばないのが正解です。
化学溶剤を使わない製法のものを選ぼう
本来MCTオイルは原材料を蒸留する「ナチュラル製法」で作られています。ところが近年商品数が増えるとともに、化学溶剤を使って抽出されたものも出回っています。
薬品を使った抽出方法では効率よく多くのオイルが抽出できるため、安価に製造することができますが、身体のことを考えるとナチュラル製法のものを選びたいですね。
ナチュラル製法で抽出されたものはパッケージやウェブサイトに明記されています。そうでないものは化学的に抽出されたと考えてよいでしょう。
原料にこだわるならココナッツ由来が安心
MCTオイルの原料としては、
・パーム核油
の二種類が一般的です。
ココナッツオイル由来のMCTオイルの方が高品質とされ、値段も高いです。
パーム核油というのは、パームフルーツ(アブラヤシ)の種から採れる油。パームフルーツの実から採れる「パーム油」とは異なるものです。
パーム核油は石鹸や機械油の原料、保湿剤として長年使われてきたため、工業用のイメージがあり、食品用としてどうなの?と感じる人もいます。
とはいえ、ラクトアイスやカップ麺などの材料として広く使われているので、知らないうちに食べていることが多いのが現実。
ただ、カラダのために毎日摂るものなので、値段が多少高くても安心なものにこだわりたいなら、ココナッツオイル由来の商品を選ぶとよいでしょう。
ココナッツオイル原料を100%使用した製品の場合、その旨明記されていることがほとんど。
記載がない場合や「ヤシの実由来」など(ココナッツもアブラヤシも「ヤシ」なので嘘ではない!)あいまいな表記の場合は、安価なパーム核油由来と考えてよいでしょう。
ほかにチェックしておきたいポイント
味や安全基準、使いやすさについてもチェックしておきましょう。
味の有無は用途で選ぶ
製造工程によって、完全無味無臭のMCTオイルもあれば、ココナッツの甘い味や香りがほのかに残っているものもあります。
サラッとして無味無臭なものが良質とされますが、コーヒーやプロテインドリンクに入れるなど用途によってはココナッツの香りを楽しんでいるという人も。
一方、味噌汁などに入れるなら無味無臭のものがベストです。自分が主にどんな摂り方をするかによって、適したものを選びましょう。
充填地や安全基準で選ぶ
いずれのMCTオイルも、原料となるココナッツなどは、フィリピンやインドネシア、マレーシアなどの国で生産されていることがほとんど。チェックすべきは、加工・充填が日本国内で行われているかどうかです。
外国産の原料でも、日本で加工・充填する場合は、日本の基準に合った原料しか輸入できません。また、工場や工程も国内の品質基準で管理されているので安心です。
製造過程の品質が基準に達していることを証明する「ISO9001」「GMP認証」「HACCP認証」も一つの目安。
また農薬や化学物質が使われていないものを探している方は「有機JAS規格」「USDAオーガニック」などのオーガニック認証があるものを選びましょう。
便利に取り入れられる形状で選ぶ
MCTオイルにはボトル入り液状のほか、
・カプセルタイプ
・小分けパック
なども市販されています。
家でそのままスプーンで飲んだり、料理やコーヒーに加える場合は、ボトル入り液状のMCTオイルが便利で経済的。
パウダータイプは職場でコーヒーに入れたい人にピッタリ。カプセルタイプなら、食事と関係なくいつでもどこでもMCTオイルを補給できます。
外食のときには小分けパックが便利。料理にかけることができなくても、食後にチュチュっと飲んでもOKです。
最近では、MCT配合のドレッシングやスムージーも市販されています。どうしても敷居が高い人や面倒くさがりの人は、こんなところから始めてみてもいいですね。
それでは最後に、おすすめのMCTオイルをご紹介します。あなたの初めてにピッタリの1本を見つけましょう!
ダイエットにおすすめのMCTオイルおすすめ3選
ダイエットを強力に後押ししてくれる、おすすめのMCTオイルは次の3つです!
仙台勝山館MCTオイルC8-MAX| 勝山ネクステージ 株式会社
MCTオイルの専門店・勝山ネクステージ株式会社の「C8-MAX」は、最も素早く燃えるC8(カプリル酸)のみを配合したMCTオイル。お値段は少し張りますが、最高の効率を求める人にはこれ一択です。
フィリピン産のココナッツ原料を日本で加工・充填。添加物は一切使っていません。
実際に食べてみると、サラッと低粘度で軽い口当たり。ほぼほぼ無味無臭で、生野菜にこれだけかけても十分美味しく食べられますよ。
味噌汁はもちろん、ヨーグルトや納豆にかけるのもおすすめ。油っぽさが少なく、どんな料理にでも合わせやすいです。
C10のMCTオイルから乗り換えた人からも、寝起きが良くなった、より効果が実感できると好評。MCTオイルダイエットを以前に試したものの効果が今ひとつだったという人にも試していただきたい逸品です。
せっかくやるなら一番効くものにトライしたいあなたにピッタリ。気になったら今すぐチェックしてみましょう!
価格 | 4,190 円(税込) |
内容量 | 250g x2 |
販売元 | 勝山ネクステージ 株式会社 |
原材料 | 中鎖脂肪酸油(ココナッツ100%) |
原料原産国 | フィリピン |
加工国 | 日本 |
使い始めて1週間くらいで2kg落ちました。食事もむね肉やサラダなど糖質を控えめにしているので併せての効果はあるかもしれません。運動も無理のない範囲で取り入れていきたいと思います。
出典:Amazon
フローラ・ハウス オーガニックMCTオイル|フローラ・ハウス
原料も製法も自然派にこだわりたいあなたには「フローラ・ハウス」のMCTオイルがピッタリ。世界トップのオーガニック・ハーブ製品メーカーから発売されています。
インドネシア・フィリピン原産のオーガニックココナッツのみを使用。MCTオイルとしては国内でも珍しく、有機JAS認証(エコサート・ジャパン)、カナダのオーガニック認証(COR)を取得しています。
化学溶剤を一切使わないナチュラル製法。遠心分離し、低温で精製・ろ過する丁寧な方法で抽出されています。
味の方は、無味無臭で比較的すっきりしています。油っぽさが強調されがちなコーヒーとの相性も良く、飽きずに続けられると好評です。C8(カプリル酸)55~65%、C10(カプリン酸)35~45%と割合も上々。
ガラスの遮光瓶に入っていて安心かつオシャレなのですが、液だれしやすいbのが玉に瑕。改善を求める声を上げながらも愛用し続ける人が多いことからも、中身の品質の良さがうかがえますね。
身元の確かなMCTオイルをお探しなら、迷わずこちらを検討してみてください。
価格 | 3,591円(税込) |
内容量 | 250ml |
販売元 | フローラ・ハウス |
原材料 | 有機ココナッツ油(有機中鎖脂肪酸油) |
原料原産国 | インドネシア・フィリピン |
加工国 | カナダ |
終日の満腹感だけでなく、ケーキやスナック菓子などを食べたくなくなったので、食費全体で見れば減っており、健康面では慢性的な頭痛が改善され、体重は3週間で2.5キロ痩せました。今後もずっと続けようと思っています。
出典:Amazon
タスオイル MCTオイル|フラット・クラフト
毎日継続するものだから、高品質・低価格にこだわりたい人には「フラット・クラフト」のMCTオイルがおすすめ。
シンガポール産ココナッツ由来100%の原料を日本国内で充填しています。化学溶剤不使用のナチュラル製法。C8(カプリル酸)60%、C10(カプリン酸)40%。この品質でこの値段、ちょっと信じられないコスパです。
無味無臭となっていますが、じかに飲むとほのかにココナッツ感はあります。味噌汁やココアがまろやかになって美味しいですよ。
使い始めて便通が良くなったという人が多いので、便秘に悩んでいる人は試してみる価値ありです。
ガラス瓶ですが、遮光瓶ではないので、保管時はアルミホイル等で包むか暗い所に置いておくと安心です。長く続けたい方、家族で使いたい方はぜひチェックしてみましょう。
価格 | 1,898円(税込) |
内容量 | 480g |
販売元 | フラット・クラフト |
原材料 | 中鎖脂肪酸油(ココナッツ由来) |
原産国 | シンガポール |
加工国 | 日本 |
お買得なので遠慮なく使えます。香りも味もないので使い勝手が良いです。
出典:Amazon
MCTオイルを上手に取り入れてダイエットをブースト!
MCTオイルとは、カラダに蓄積しにくい短鎖脂肪酸(MCT)をココナッツオイルなどから取り出したもの。毎日コーヒーや味噌汁に少し混ぜて摂取すれば、空腹感を防ぎ脂肪の燃焼を助けてくれます。
中でも C8(カプリル酸)が多く配合されているものほど、素早く燃えて蓄積しないのでおすすめ。迷ったらそこに着目して選んでくださいね!
スプーン一杯で、これまでとは違う最短距離のダイエットへ。あなたも今日からさっそく試してみませんか?
中鎖脂肪酸C8とC10がたっぷり配合された「キレイ痩せ」専用プロテイン:
【機能性表示食品】BEAUTEIN(ビューテイン)お腹の脂肪を減らすソイプロテイン
BEAUTEINは、中鎖脂肪酸(MCTオイル)配合で「機能性表示食品」として国に認められた、日本で初めてのソイプロテイン。
中鎖脂肪酸のなかでも体脂肪を減らすパワーが高いC8とC10 が、3:1の比率で含まれています。
基礎代謝(じっとしていても消費されるエネルギー)を上げる大豆タンパクとの相乗効果で、痩せ体質へとシフトする手助けをしてくれますよ。
女性の美しさを育てながら痩せることを重視して開発され、
・基礎代謝アップと美容に不可欠な10種のビタミンと鉄分
・身体に吸収されやすい低分子コラーゲンペプチド
・腸内環境を良くする水溶性食物繊維のイヌリン+オリゴ糖
など、ダイエット中に必要な成分を一度にまとめて摂れるから、美容サプリ要らずでキレイ痩せが実現しちゃいます。
高品質の原料を使い、人工甘味料不使用なので、これまでのプロテインとは一線を画する自然な美味しさで評判。シェイカー不要で、グラスで簡単に溶けるので続けやすいですよ。プロテインに苦手意識のあった人もぜひ試してみてください!
※BEAUTEINを実際に購入してみた本音のレビューは▶こちら
価格 | 5,980円(税込) |
内容量 | 600g (約30日分) |
販売元 | ちゅくる株式会社 |
原材料 | 粉末状大豆たんぱく(国内製造・遺伝子組み換えでない)、中鎖脂肪酸、 コラーゲンペプチド、全粉乳、イヌリン、ガラクトオリゴ糖、デキストリン/ レシチン(大豆由来)、加工でん粉、ビタミンC、甘味料(ラカンカ抽出物)、 乳化剤、ピロリン酸第二鉄、抽出ビタミンE、ナイアシン、 パントテン酸カルシウム、ビタミンB1、ビタミンB6、ビタミンB2、 ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12(一部に大豆、ゼラチン、 乳を含む) |
製造国 | 日本 |