年齢を表すことでしばしば使われる「アラサー」という言葉。アラサーは30代前後の人を表す言葉として使用されていて、年齢をぼやかすことができます。はっきりとした年齢を言わなくていいというメリットはありながらも、その定義は曖昧です。今回はアラサーの意味やアラサー女子の気持ちを紹介していきます。年代別で紹介していくのでチェックしてみてくださいね。
フリーライター
shima
OLやアパレル販売を7年経験したのち、フリーのライターに。美容やファッションに関することが大好きで、SNSでの情報収集を日課にしている。30代に向けた最新トレンドをお届けします!
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アラサーとは?正しい意味や何歳からを指すのか解説
アラサーという言葉をテレビやネットでよく見かけますよね。日常会話としても使われることの多い言葉ですが、その意味は以外と曖昧。30代女性でも自分がアラサーであることを知らずにアラサーという言葉を使っていることもあります。アラサーの正しい意味と何歳からアラサーと呼ばれるのか解説していきますね。
アラサー=Around30の略語
アラサーという言葉は、「Around30」の略語です。アラが英語のAroundの略語で周辺という意味を持っています。サーはthirtyのことです。つまり、30歳周辺のことを意味していて30歳前後の年齢を指す言葉として使用されています。30歳前後の女性が自分の年齢をはっきりと伝えたくないために生まれた言葉とも言われていますね。
諸説あるが30歳の±3歳を指すのが一般的
30歳前後と言ってもその範囲は人によって解釈が違います。25歳以上30歳以下・25歳以上34歳以下・27歳以上33歳以下・28歳以上32歳以下などその解釈は諸説あり。
しかし、一般的には30歳の±3歳を指します。30歳に近づいてきたらアラサーだと考える人が多く、30代女性も27歳ごろからアラサーだと感じ始めていた人が多いようですね。
【25〜26歳】アラサー女子の気持ちあるある
アラサーに近づいてきた女性はどのような気持ちになるのでしょうか。アラサー前半である25歳~26歳は20代前半の浮足立った状態から変化し、大人の女性へと歩み始めます。社会的立場としても大きな変化があるアラサー前半世代。まずは、25歳~26歳のアラサー女子の気持ちを紹介していきますね。
1:何歳からアラサーになるのか気になり始める
25歳~26歳の女性は、自分がアラサーであるのかどうか悩み始めます。何歳からをアラサーというのかが気になってしまいますよね。自分自身はアラサーだと思っていなくても、周りからアラサーだと言われてショックを受けることもあるでしょう。また、25歳頃はお肌にも変化が表れる頃で余計にアラサーだと実感してしまうのかもしれませんね。
2:自分はまだアラサーではないと現実逃避する
アラサー前半女性の中には、社会人として経験の浅い人もいて自分がアラサーであることを嫌だと感じてしまうかもしれません。アラサーと言われる自分が嫌で現実逃避してしまう人もいるでしょう。アラサーという言葉は自分の年齢をぼかして伝えるために生まれた言葉です。25歳~26歳はまだ堂々と年齢を言えるので、自分はアラサーではないと感じてしまうんですね。
【27〜29歳】アラサー女子の気持ちあるある
続いて、27歳~29歳のアラサー女子の気持ちを紹介していきます。一般的にアラサーと呼ばれる年齢である27歳~29歳の女子は自分がアラサーと呼ばれることを納得してはいるものの、26歳までは気にならなかった部分が気になるようになってきます。共感できることもあると思うので是非ご覧になってみてくださいね。
1:26歳から27歳になる時に重みを感じる
一般的にアラサーと呼ばれる27歳になるときに重みを感じる女性は多いです。たった1歳の違いですが、25歳から26歳になるときには感じなかったなんとも言えない重みを感じることでしょう。
26歳はまだアラサーではないと思っている人が多く、今を楽しむことに精いっぱいだと思います。それに比べて27歳はアラサーと呼ばれ将来についても考えなければならないと思う頃。社会的地位も上がるのでプレッシャーを感じてしまうのかもしれませんね。
2:急に将来が心配になる
急に将来が心配になるのも、27歳~29歳のアラサー女子のあるあるです。10代、20代の頃は年をとることについて何も思っていなかったのに、20代後半になると年を取りたくないと思う女子は増えてきます。
仕事では責任のあるポジションを任されることもあるでしょう。また、恋愛では結婚や出産に対する心配も出てきます。仕事においても恋愛においても不安になってしまうのが27歳~29歳の女子です。
3:「女子」という呼び方に抵抗が生まれる
アラサー女子として紹介していますが、そもそも女子という呼び方に違和感を感じる人もいます。「もう女子って呼ばれる年齢じゃないのにな」「女子って呼ばれるのが恥ずかしい」と思うようになればアラサーの仲間入り。女子と呼ばれるよりも女性として認められたいという気持ちが強くなり、見た目も中身も落ち着いてくるのです。
【ジャスト30歳】アラサー女子の気持ちあるある
ジャスト30歳のアラサー女子は、20代のアラサー女子と比べてアラサーと呼ばれることに納得できているようで「Around30」の略語ですから、30歳がアラサーであるのは分かりやすいのかもしれませんね。
また、20代の頃悩んでいたことがバカバカしくなるという人もいるでしょう。ここからは、ジャスト30歳のアラサー女子の気持ちあるあるを紹介していきますね。
1:突然何かが吹っ切れる
突然何かが吹っ切れるというのはジャスト30歳アラサー女子のあるある。20代後半の頃はアラサーと呼ばれることに抵抗があった人も、30歳になったらいい意味で諦めがつくようです。
若い頃は30歳と言うとおばさんだと思っていたのに、実際に自分が30歳になると特に何も感じないという人も。30歳をスタートラインとして自分の人生を楽しもうという気持ちになる人もいますよ。
2:子供の頃憧れていた大人になれていないことに絶望
子供の頃は大人になることに憧れていた人も多いでしょう。それなのに、30歳になっても憧れの自分になれていないとき自分に対して絶望してしまう人がいます。大人になったら何でもできると思っていた小さな頃の自分を思い出しては、今の自分の状況に絶望してしまうのです。
絶望をきっかけに新しい人生をスタートさせようとする人もいれば、落ち込んだまま30歳を過ごす人などさまざま。絶望しても前に進めるといいですね。
【31〜34歳】アラサー女子の気持ちあるある
最後は、31歳~34歳のアラサー女子の気持ちについて紹介していきます。20代のアラサー女子と比べると心境にも大きな違いがあり、悩みの傾向も変わってきます。30代の女性は自分に当てはまる気持ちがないかチェックしながら見てみてくださいね。
1:アラサーを名乗っていいのか悩み始める
定義的に言えばアラサーであるのに、自分がアラサーであるのか悩み始めるのが31歳~34歳です。30代前半であればアラサーだと思われていますが、自分がその立場になると30歳を超えたらアラサーではないと思いがち。
自分のことをアラサーだと呼ぶことを恥ずかしいとも思ってしまうようです。アラサーだと名乗りたくないと思っていた20代の頃と比べると正反対の気持ちですね。
2:アラフォーを気にしつつ、まだアラサーだと思い込む
34歳にもなるとアラサーではなくアラフォーが気になりだします。いつからアラフォーになるのか気になってしまうのです。四捨五入をすればアラサーではあるものの、あと1年たてばアラフォーの仲間入りとなります。
しかし、アラフォーになることが気になりながらも自分はアラサーだと思い込みたくなるのです。アラサーだと言われるのがあんなに嫌だったのにいざ終わりかけるとアラサーだと思い込みたくなるんですね。
恋愛・服装まで!?アラサーになって変化したこと5選
10代・20代の頃は環境の変化が大きかったものの、アラサーになると考え方や内面など内側から変化が訪れ始めます。30代女性ならその変化を感じることもあるのではないでしょうか。ここからは、恋愛や服装などアラサーになって変化したことを5点紹介していきますね。
1:男を顔で選ばなくなった
1つ目は、男を顔で選ばなくなったことです。「若い頃はイケメンが好きだったけどアラサーになってからは顔だけで好きになれなくなった」という人は多いもの。アラサーになると結婚相手という視点で男性を見るようになるため、ただカッコいいだけでは好きになれないのです。
見た目で男を選べるのは20代前半まで。どんなにイケメンでも仕事ができなかったり浮気性の人は恋愛対象に入らないのです。顔ではなく仕事などのステータスで相手を見るようになるのですね。
2:服装やメイクの趣味が落ち着いた
2つ目は服装やメイクの趣味が落ち着いたこと。学生時代はトレンドの最前線を追いかけて服やメイクを選んでいたけど、アラサーになるとそれを恥ずかしく感じてきます。周囲から知性的だと思われたいと感じるようになり、その気持ちが服装やメイクにも表れ始めるのです。
自分の好きなものを大事にしながらも、落ち着いた印象を与えるような服やメイクを好むように。外見と内見をバランスよく磨きたいという気持ちの表れですね。
3:徹夜ができなくなった
3つ目は徹夜ができなくなったことです。20代の頃は友達とオールで遊んだりすることもあったでしょう。しかし、アラサーになるにつれて体がついていかなくなり、徹夜ができなくなってしまいます。
徹夜の翌朝は体もしんどい上に肌もボロボロ。スキンケアや健康を意識し始める30代女性にとってはデメリットしかありません。自然と夜遊びをすることも減ってくるのです。
4:結婚・出産への願望が強くなった
4つ目は結婚・出産への願望が強くなったことです。周りの友達が結婚していくなかで、自分の将来について焦りを感じてくる人が多くなります。20代前半の頃は結婚なんてまだまだと思っていたのに気づけば30代目前。自分もそろそろ結婚しなければと思うこともあるでしょう。
また、子供を望んでいる30代女性は余計に結婚・出産への願望が強くなりがち。高齢出産はリスクもあるからと早く出産しておきたいと思うのです。
5:サプリメントを気にし始めた
5つ目はサプリメントを気にし始めたこと。若い頃は高いお金を払ってサプリメントを飲むことに意味を感じていなかったことでしょう。しかし、アラサーとなると肌の衰えや体力の低下、体質の変化など体のあらゆる部分に変化が表れます。
努力だけではどうにもならなくなり、サプリメントを使用することを考えるのです。美肌効果のあるサプリメントやダイエットサプリなど様々なサプリメントを使おうか考えるようになってくるようですね。
今回はアラサーについて紹介しました。今は若くてもいつかはアラサーとなります。若い頃には想像もつかなかった気持ちの変化が訪れ、自然と内面も外見も落ち着いてくるもの。アラサーと呼ばれることに悩む時期もあるかもしれませんが、自分がいい方向に成長しているのだと受け止めてみるといいですね。