近年、オリジナリティーが高い結婚式ができるとして人気の「ガーデンウェディング」。ガーデンウェディングならではの気持ちの良い開放的な雰囲気と素敵な演出は、多くの花嫁から人気を得ています。今回は、そんなガーデンウェディングの魅力をお伝えしていきます。
ブライダルライター
Ryoko
短大の時のアルバイト先で一目惚れをした先輩に社会人になって偶然再会。 その先輩と5年交際の後結婚、今年結婚10年目3人の子持ち30代主婦ライターです。 結婚を考えている30代大人女子の背中を優しく押せるような素敵な情報を発信したいと思います。
短大の時のアルバイト先で一目惚れをした先輩に社会人になって偶然再会。 その先輩と5年交際の後結婚、今年結婚10年目3人の...
ガーデンウェディングとは
ガーデンウェディングとは、ビーチや庭園など屋外で行う結婚式のことです。
ガーデンウェディングは会場に当てはめる結婚式ではなく、広々と解放された空間で新郎新婦の好みに会場を創ることができ、形にとらわれないオリジナリティーの高い結婚式ができるとして最近では人気のスタイルになっています。
ガーデンウェディングの需要が高まっていることもあり、色とりどりの花が咲き誇るガーデンや大木のある神聖な雰囲気など、さまざまなコンセプトのガーデンが取り揃えられているので、自分好みのガーデンがきっと見つかるはずです。
子どもやペットを遊ばせることができるガーデンもあるので、子供連れのゲストやペットも一緒にウエディングをしたいと考えているカップルにもおすすめの結婚式スタイルですよ。
演出にこだわりたい30代女性におすすめ!ガーデンウェディングの魅力
室内では味わえない開放感とガーデンウェディングでしかできない凝った演出はこだわりを大切にする30代女性にピッタリです。ガーデンウェディングの大きな3つの魅力をご紹介していきます。
自然に囲まれた開放感のある雰囲気になる
ガーデンウェディングの魅力は、何といっても太陽の下で自然の草花や爽やかな風の中で行えるということではないでしょうか。室内の会場では味わうことができない開放感はガーデンウェディングならではです。
また、30代の大人花嫁にとって結婚式でどれだけキレイに写真を撮ることができるかは特に重要ですよね。緑が美しいガーデン、輝く太陽やキャンドルのナチュラルな自然のライトを背景に撮る写真は、記念に残る素敵な一枚に仕上がりますよ。
ガーデンならではの演出ができる
ガーデンウェディングでは、室内の結婚式ではできない素敵な演出ができることも人気の理由の一つ。美しく空中を舞うバブルシャワーや空高く飛ばすバルーンリリースは屋外のガーデンウェディングならではの演出です。
また、時間帯によって異なる雰囲気を演出できるのもガーデンウェディングの魅力。きらびやかな日中のガーデンでのウエディングは明るく爽やかな雰囲気でとても素敵です。
夕暮れ時からのナイトウェディングは、ガーデンをライトやキャンドルなどで照らしたり、イルミネーションを使い美しくコーディネートすると、ロマンチックでムードのある雰囲気になります。
四季折々の美しさを楽しめる
ガーデンウェディングは屋外で行うので、四季折々の季節の美しさを楽しむことができます。
同じガーデンでも四季によりそれぞれ違う顔を見せてくれます。春であれば桜の花が美しく、夏であれば輝く太陽、秋であれば赤い紅葉、冬であれば綺麗な雪景色を楽しむこともできるでしょう。
また、季節感を感じる演出ができるのもガーデンウェディングならではです。クリスマスやハロウィンなどイベント風の演出もおすすめです。
ガーデンウェディングの費用相場
ガーデンウェディングの費用相場は、一般的な室内の結婚式よりも1~3割ほど高くなる傾向があるようです。会場や招待するゲスト人数などによっても変わります。
ガーデンウェディングならではの素敵な演出は、プランに含まれているものもあれば有料オプションのものもあり、何も考えずに決めてしまうとはじめの見積もりよりかなり高くなった…なんてことも。
持ち込みが可能なものは自分たちで準備したり、食事も比較的安く抑えられるビュッフェスタイルにするなど自分たちの理想の演出と予算をしっかりと見極めて無理のないようにしましょう。
ガーデンウェディングにおすすめの演出
ここではガーデンウェディングにおすすめの華やかで盛り上がる演出を紹介します。屋外のガーデンウェディングならではの楽しめるだけでなく映える演出もあるのでぜひ参考にしてもみてはいかがでしょうか。
バブルシャワー
フラワーシャワーは通常の結婚式でおなじみの演出で、バージンロードを歩く新郎新婦に花びらをかけ祝福する演出です。対するバブルシャワーは花びらではなくシャボン玉を飛ばします。
フラワーシャワーはとても華やかで人気のある演出ですが、シャッターチャンスが難しく落ちた花びらがちょっと切ない気分になってしまうんですよね。その点、バブルシャワーはシャボン玉の滞空時間が長いのでベストショットで撮影ができるのが嬉しい魅力です。
ガーデンウェディングでは屋外ということもあり、太陽の光が虹色にシャボン玉を照らし色鮮やかでロマンチックな雰囲気になります。お子様のゲストがいる場合は、シャボン玉を渡し一緒に吹いてもらうと子どもも楽しめ可愛い演出になりますよ。
バルーンリリース
バルーンリリースとは、新郎新婦とゲストが一緒に風船を空に飛ばす演出です。新郎新婦2人の愛が天まで届きますようにという気持ちを込めて、みんなで今後の新郎新婦の幸せを願います。
風船が真っ青な空に飛んでいく様子は、さわやかで幸せな気持ちにしてくれます。写真映えも◎。ゲスト全員が参加できる演出として盛り上がるので、ぜひ取り入れてみてください。
また、バルーンには色や形などさまざまな種類があります。青空に映えるビビットカラーやメルヘンな可愛さを出せる淡いパステルカラーは王道の人気カラー。金属のような質感を思わせるメタリックカラーは、普通の風船とはまた違う幻想的な雰囲気が出せるため最近とくに人気です。
生演奏バンド
最近主流の結婚式は演出を控えめにし、食事中心のゆったりとした雰囲気が好まれています。その際ぜひとも取り入れたい演出が生演奏バンドです。
室内の結婚式での生演奏バンドも素敵ですが、解放的なガーデンウェディングでの生演奏バンドは室内とは違う美しい音色で、参加してくれるゲストにもきっと喜んでもらえるはずです。
新郎新婦の共通の趣味が音楽というカップルであれば、ゲストへのお礼として2人で生演奏するなど、オリジナルの演出を行うのもおすすめですよ。
デザートビュッフェ
ガーデンウェディングに問わず、人気のある演出がデザートビュッフェです。見た目の可愛いデザートはテンションも上がりますし、自分好みのデザートを食べたい量だけ選べる楽しさと自由さが人気の理由。
参加してくれたゲストに感謝を込めて新郎新婦がサーブ役になったり、デザートの種類やディスプレイ方法で可愛い雰囲気や華やかな雰囲気など、演出次第でオリジナリティーを出すことができます。
夏の暑い季節はゼリーやムース、甘いものが苦手なゲストにはフルーツなど季節やゲストに合わせたデザートビュッフェを用意すれば新郎新婦のおもてなしの心が伝わるでしょう。
スクリーン
スクリーン上映は夜のナイトガーデンウェディングにピッタリの演出です。ガーデンウェディングのスクリーン上映は、夜のガーデンにほど良くライトアップされロマンチックで大人な雰囲気を出すことができます。
新郎新婦のプロフィール映像や出席できなかったゲストから新郎新婦へのサプライズムービー演出がおすすめ。他にも、BGM変わりにロマンチックな映画を流すなど新郎新婦のオリジナル演出としても利用できます。
【30代女性向け】ガーデンウェディングにおすすめのドレス
屋外のガーデンウェディングには、豪華で華やかなドレスよりも解放的なガーデンに映えるナチュラルな雰囲気のドレスがおすすめです。
▼Aライン×チュール
シルエットは動きやすいAラインやワンピースタイプを選んでみてください。素材は、チュールやオーガンジーを選ぶとガーデンのナチュラルな雰囲気に合いますよ。
▼ワンピースタイプ×アイボリー
また、色は輝くような純白ではなく、よりナチュラル感のあるアイボリーは大人花嫁の肌にもなじみが良くガーデンウェディングにピッタリです。
ガーデンウェディングの注意点
ガーデンウェディングを成功させるには、思わぬ悪天候やアクシデントに柔軟に対応できるよう入念な準備と室内での結婚式以上にゲストへの配慮や心配りが必要になります。ガーデンウェディングを行う上での注意点を紹介するので参考にしてみて下さい。
雨の場合に備えておく
ガーデンウェディングを行う上で一番の心配が天候です。季節的に雨が多い梅雨時期を避けるしかなく、天候だけは残念ですがどうにもなりません。
万が一、雨が降っても対応できるよう屋内の式場も手配しておくと安心です。急遽、屋内会場に変更になる場合に備えて、屋内式の演出も考えておくと良いでしょう。
また、最近では全天候型のガーデンが設置されている会場もあるので、気になる方は調べてみてください。
冬の時期は避ける
屋外で行うガーデンウェディングは、やはり季節が大きく影響します。夏であればテントなどで日陰を作ったり、ガーデンに冷風機を取り入れるなどの手立てはありますが、冬の寒さにはなかなか対処しづらい部分があります。
冬だから絶対ガーデンウェディングができないというわけではありませんが、もし冬のガーデンウェディングを成功させたいのであれば、寒さを防ぐ工夫をしましょう。
お洒落な暖炉風ヒーターやカイロ、ひざ掛けなどを取り揃え、ゲストが自由に使用できるように準備しておくと◎。他にも、冷たい風をシャットアウトできるような風よけのあるテントを使用するなど、ゲストへの配慮が必要です。
招待するゲストにも招待状を送る際に、寒さを防げる服装で参加してもらうよう一言付け足すよう心配りをしましょう。
ピンヒールは避ける
芝生や足元が不安定なガーデンウェディングでは残念ながらピンヒールは不向きです。
ガーデンウェディングでは新婦もゲストのおもてなしや演出で動く機会が多い上、柔らかい芝生の上ではヒールが埋まってしまい歩きにくく、せっかくの芝生に穴があいてしまいます。
それでもどうしてもピンヒールを履きたいのであれば、ヒールプロテクターを使用してみてください。ヒールプロテクターはヒール部分のゴムが削れてしまったり、傷から守るために作られたヒールに付けるキャップです。細いヒールにキャップを付けるのでその分ヒールが太くて歩きやすくなり、芝生にも優しくおすすめですよ。
事前にゲストに知らせておく
ガーデンウェディングでは新婦のドレスも室内の結婚式と比べ動きやすくカジュアルなドレスを選ぶように、招待されるゲストも屋外のガーデンウェディングに適した服装で参加したいと思うものです。
日差しが強い季節のガーデンウェディングの場合は、入念な日焼け対策や化粧直しのアイテムが必需品ですし、肌寒い季節のガーデンウェディングではカーディガンなどいつもよりも一枚多く着るものが必要です
ガーデンウェディングを行うにあたり、ゲストに招待状やメールなどで必ず屋外でのガーデンウェディングだということを前もって必ず知らせるようにしましょう。
監修者「Ryoko」のまとめ