2020/11/10
恋愛・結婚にまつわる悩み    

家族挙式を考えている30代女性へ。相場やおすすめ演出アイデアまでご紹介

家族挙式を考えている30代女性へ。相場やおすすめ演出アイデアまでご紹介

最近、徐々に増えてきているのが家族や親族のみで行う家族挙式。少人数でアットホームな雰囲気が楽しめるのが魅力です。今回は、そんな家族挙式の相場やメリット、おすすめの演出までご紹介していきます。

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婚活アドバイザー

MISATO

都内在住OL。5年間の婚活であらゆるサービスを使い尽くし、ついに理想の男性と結婚。婚活から結婚まで、自身の経験も踏まえたリアルな情報を発信中。

都内在住OL。5年間の婚活であらゆるサービスを使い尽くし、ついに理想の男性と結婚。婚活から結婚まで、自身の経験も踏まえた...

家族挙式は、少人数だからこそゲスト全員との時間を楽しめます。30代になると家族と過ごす時間も少なくなってしまいますよね。家族挙式で、ゆっくり今までの感謝を伝えてみるのはいかがでしょうか?

家族挙式とは

家族挙式とは

家族挙式とは、新郎新婦の双方の親や、親戚のみの少人数で行う結婚式のこと。少人数結婚式や家族婚、身内婚などとも呼ばれ、一般的には招待客が30人以下の式を指します。

かつては、盛大に披露してこそ結婚式!というイメージが強かった時代がありましたが、価値観の多様化や経済観念の変化などにより、大きな結婚式を行うことが自分達にふさわしいか考えるカップルが1990年代あたりから増えてきました。ちょうど、親世代くらいですね。その頃から家族ブライダルを選ぶカップルがちらほら登場してきたといえるでしょう。

家族挙式の主なスタイルは、挙式、挙式+会食(食事会)、会食(食事会)のみの3つです。

また、家族旅行をかねて海外や国内リゾートなどで家族挙式を行う人も多くいます。

こじんまりと行う家族挙式と言っても親兄弟までしか招待してはいけないということではなく、親しい友人を呼んでもOKですよ。

招待客の線引きは?

家族挙式では、どこまでの関係の相手を招待すればよいのか迷ってしまいますよね。

一般的な招待ゲストの例としては、下記になります。

・新郎新婦+両親
・新郎新婦+両親・親族
・新郎新婦+両親・親族、親しい友人

家族挙式に誰を招待するかの決まりはありません。

ただし、式場によって人数制限があるところもあるので注意が必要です。招待客の人数と、結婚式場が合うのかを事前に確認しておきましょう。

家族挙式の会場選びのポイント

家族挙式の会場を選ぶ際は、以下の3つを踏まえて検討しましょう。

①スタイル
②エリア
③招待人数

簡易的な挙式だけ行いたいのか、会食も合わせて行いたいのかなど、スタイルによって選ぶべき会場は変わります。

また、どこで行うかエリアによっても選ぶ式場は変わってくるでしょう。上記の3つのポイントを意識しておくと、会場選びがスムーズに進みますよ。

招待するのが両親・兄妹のみの場合は、旅行挙式にして家族との時間をゆっくり過ごすのもおすすめです。

家族挙式を選ぶ人ってどれくらいいるの?

家族挙式・少人数挙式を選ぶ人がどれくらいいるのか気になりますよね。

下記は、ゼクシィトレンド調査2019の「招待人数が30人以下」の割合をグラフにしたものです。

家族挙式を選ぶ人ってどれくらいいるの?

2019年の招待客が30人以下の割合は、全体の13.6%でした。グラフをみると、年々少人数の結婚式を選ぶ人が増えていることがわかります。

平均準備期間

では、準備にはどれくらいの期間がかかるのでしょうか?

大人数の結婚式は平均して半年〜1年前後であることが多いです。

対して、家族挙式の準備期間は平均3ヶ月程度。人数が少ない分、準備も少なくなるからです。

しかし、ギリギリで準備を始めると会場が押さえられないなんてこともあり得ます。遅くとも、式本番の1ヶ月以上前には準備を終わらせるのが良いでしょう。

家族挙式スタイル別の相場

家族挙式スタイル別の相場

では、【挙式のみ・会食のみ・挙式+会食】の3つのスタイル別に、相場やプログラムの例をご紹介していきます。

挙式のみ

挙式だけを行う一番シンプルなスタイル。一般的な結婚式と同じように、教会式・神前式・人前式が選べます。

挙式のみの相場は10~30万円。費用も安く、打ち合わせも少なく済むのが魅力です。

ただ、挙式のみは受け付けていない式場もあるので、事前にチェックしておきましょう。

少人数で挙式のみの場合は、1人1人にプチギフトを手渡して感謝を伝え見送るのがおすすめですよ。

挙式のみのプログラムの例は以下のとおりです。

1新郎入場
2新婦入場
3賛美歌
4神父の聖書朗読
5誓いの言葉
6指輪の交換
7誓いのキス
8結婚証明書署名
9新郎新婦退場
10ゲストお見送り

会食のみ

挙式は行わないものの、晴れ姿を披露したいという場合は会食のみで行う方が多いです。

また、挙式だけ海外で行い、帰国後に日本で会食するという方も増えています。

会食のみの相場は50~100万円。

結婚式場の提携会場以外にもおしゃれなレストランなどで行う場合もあります。

食事をするだけではなく、ケーキ入刀やスピーチなどを入れると盛り上がります。おすすめの演出については、後半でもお伝えするのでぜひ参考にしてみてくださいね。

プログラムの例は以下のとおりです。

1受付
2新郎新婦入場
3ウェルカムスピーチ
4乾杯挨拶
5ケーキ入刀
6歓談
7新婦の手紙朗読
8新郎挨拶
9新郎新婦退場
10ゲストお見送り

挙式+会食

家族挙式で一番多いのが挙式+会食のスタイルです。

相場は60~150万円。

挙式と会食を同じ会場で行う場合は、打ち合わせや準備も楽に済みます。しかし、別々の会場で行う場合は、それぞれで打ち合わせをする必要が出てきます。

プログラムは、挙式と会食の内容を続けて行うイメージです。

最近は、会食前に衣装直しをしたり、逆にカジュアルな普段着で行う人なども多いですよ。

家族挙式のメリット

家族挙式のメリット

それでは、家族挙式のメリットをお伝えしていきます。

ゲストとゆっくり話ができる

家族挙式は人数が少ないので、ゲスト一人一人とゆっくり話ができます。

大人数の挙式だと全員とゆっくり喋るのは難しいですよね。しかし、こじんまりとした家族挙式であれば、話だけではなく全員と写真をとる時間の余裕もあります。

30代になると、家族に感謝の気持ちを伝える機会もなくなりますよね。家族挙式を選ぶことで、今までのありがとうの気持ちを改めて伝えられる機会が作れるでしょう。

アットホームな雰囲気

アットホームな雰囲気で進められるのも、家族挙式の魅力です。

大人数の結婚式だと、緊張してしまう新郎新婦も多くいます。

家族挙式であれば、人数も少なく身内ばかりなのでリラックスして行えるのです。

また、最初にゲストの紹介を行うとゲスト同士も打ち解けやすく、より温かい雰囲気になりますよ。

準備が楽

結婚式の準備は、会場選びから招待状や引き出物など、かなり多くのものを準備する必要があります。

しかし、家族挙式であれば、大人数より準備が少なく済むので楽ちん。準備するものが少ないので、準備期間も短く済みます。

早めに結婚式を挙げたいという30代女性は、家族婚がおすすめですよ。

費用を抑えられる

家族挙式の大きなメリットの一つが、費用を抑えられることです。

少ない人数で行うと、その分食事や引き出物などの費用がかなり抑えられます。
結婚式ではなく家族との親睦のために身内婚を選び、食事会などに費用を回すこともできます。

結婚式は挙げたいけど、そんなに費用はかけたくないという30代女性は家族挙式がおすすめ。

少人数専用のプランを用意している式場もあるので、ぜひ探してみてくださいね。

家族挙式のデメリット

家族挙式のデメリット

とても魅力的に見える家族挙式ですが、デメリットもあります。検討する際の判断材料にしてみてください。

会場が限られる

一つ目のデメリットは、少人数で結婚式を行える結婚式場が限られてくることです。

◯人以上から利用可と人数制限があったり、大人数用の会場しかないなんてこともあります。

そのため、「ここで結婚式を行いたい!」という会場があっても、人数が合わず諦めなければいけない場合もあるでしょう。

ご祝儀は期待できない

家族挙式は人数が少ない分、ご祝儀もそれほどもらえません。

準備費用は、一般的な結婚式より安く済みます。しかし、人数に関係なく準備が必要なウェディングドレスや装花などの値段は変わりません。

そうすると、ご祝儀が少ない分、自己負担額が増えることも。事前に見積もりをもらい、想定のご祝儀額をふまえて計算するのがおすすめです。

家族のみだと親族には別途挨拶に行く必要がある

家族挙式と言っても家族だけ呼ぶのと親族も呼ぶのでは、周りへの対応が変わります。

家族のみで行う場合は、招待できなかった親族には別途結婚の報告・挨拶に行く必要が出てくるでしょう。

ゲストをどこまで招待するのか、しっかり話し合って決めることが大切です。

家族挙式の注意点

家族挙式の注意点

続いては、家族挙式を行う際の注意点をご紹介します。

事前に相談する

家族挙式を検討している人は、事前にご家族に相談するのが無難です。

自分たちのやりたいスタイルで挙げたい!という方も多いかと思います。しかし、結婚式はご両親や親族の方も楽しみにしている人が多いです。

自分の理想を実行するのも良いですが、せっかくなら周りの人に喜んでもらえる式にしたいですよね。

事前に双方の両親に相談し、結婚式のイメージをすり合わせておくことが大切です。

会場サイズに気をつける

家族挙式を行うときは、会場のサイズに気をつけましょう。

好みで選んだ会場が広すぎるとガランとした寂しい雰囲気になってしまいます。

ゲストとのコミュニケーションをスムーズにとるためにも、人数にあった会場を選びましょう。

家族挙式では、ゲストハウスや少人数専門の式場を選ぶ人が多いので検討してみてくださいね。

席次レイアウトを工夫する

人数が少ない分、席次レイアウトも工夫しましょう。

基本的には、新郎新婦を中心とし、左右で新郎側親族・新婦側親族と分けます。

全員が同じテーブルに座る晩餐会型だと一体感があります。いくつかのテーブルに分けると、会場が少し広めでも華やかな雰囲気になるでしょう。

招待人数やどんな雰囲気にしたいかもふまえて、考えてみてくださいね。

アクセスの良い場所を選ぶ

家族挙式を行う場合は、アクセスの良い場所を選びましょう。

家族や親族の住んでいる地域で行うのがベスト。アクセスの良い場所を選び、ゲストの負担が少なくなるように配慮しましょう。

家族挙式のおすすめ演出アイデア7つ

最後に、家族挙式でおすすめの演出アイデアを7つご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

サンクスバイト

サンクスバイト

ファーストバイトは新郎新婦ですが、両親に行うのがサンクスバイト。

今まで育ててくれた感謝の気持ちを込めて行う人気の演出です。素敵なシャッターチャンスにもなるので、ぜひ取り入れてみてください。

ウェディングツリー

ウェディングツリー
引用:http://www.piccoromariage.com/?pid=90664296

ウェディングツリーとは、ゲスト一人一人に指印を押してもらい一本の木を完成させるアイテムです。

ゲストに参加してもらう演出は盛り上がること間違いなし。世界で一つだけの祝福が詰まったツリーは、ずっと大切にしたい宝物になりますよ。

家系図

家系図
引用:https://www.farbeco.jp/shopdetail/000000009828/

新郎新婦、両家の家系図を作るのも最近人気の演出です。

一人一人の顔写真や似顔絵を入れるのがおすすめ。新しい家族の繋がりを感じられるアイテムです。家族だけではなく、親族全員に喜んでもらえるでしょう。

メッセージカード

メッセージカード

ゲスト一人一人に新郎新婦から、メッセージカードを送るのもおすすめ。

少人数の家族挙式だからこそできる演出です。普段は伝えられなかった思いを、メッセージカードに込めてみてくださいね。

ムービー

ムービー

ムービーは結婚式の定番演出の一つです。

しかし、家族挙式だからこそ流せるような思い出が詰まったムービーを作るのもおすすめ。身内だからこそ盛り上がるような動画や写真を入れたムービーは、ゲストにもきっと喜んでもらえます。

一人一人への引き出物

一人一人への引き出物

少人数だからこそ、一人一人に合った引き出物を選んでみてください。

大人数だと難しいですが、家族挙式だからこそできること。それぞれ違うものを渡すことでより気持ちが伝わるでしょう。渡すときはぜひ手渡ししてくださいね。

スピーチリレー

スピーチリレー

スピーチリレーとは、ゲスト一人一人にスピーチしてもらう演出のこと。

少人数の家族挙式だからこそできる演出です。全員が話すことで、よりたくさんのエピソードが出てきて盛り上がります。また、一人一人から祝福を貰えるので新郎新婦にとっても嬉しい時間になるでしょう。

 

 

監修者「MISATO」のまとめ

家族挙式についてご説明していきましたが、いかがだったでしょうか?
大人数と少人数の結婚式はそれぞれに良さがあります。一生に一度の結婚式。ぜひ思い出に残るスタイルを選んでみてくださいね。

この記事の監修者

misato

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引用:https://www.creema.jp/item/6573104/detail 結婚式に出席した