あなたはコミュ障という言葉を知っていますか?SNS上などで使用されることの多い言葉ですが、本来の意味を知らずに使っている人は多いようです。今回はコミュ障の意味とコミュ障の30代女性の特徴を紹介していきますね。コミュ障だと自覚している人なら納得できる部分があると思います。また、30代女性のコミュ障克服方法も紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
フリーライター
shima
OLやアパレル販売を7年経験したのち、フリーのライターに。美容やファッションに関することが大好きで、SNSでの情報収集を日課にしている。30代に向けた最新トレンドをお届けします!
OLやアパレル販売を7年経験したのち、フリーのライターに。美容やファッションに関することが大好きで、SNSでの情報収集を日...
まずはおさらい!「コミュ障」の意味とは?
コミュ障という言葉は日常生活やネット上でよく聞くと思います。しかし、その意味をきちんと理解している人は少ないのではないでしょうか。あなたが何気なく使用しているコミュ障で傷ついている人もいるかもしれません。
また、30代女性なら意味を理解して知的な女性だと思われたいという人もいると思います。なんとなくで使用している「コミュ障」という言葉。まずは、コミュ障の意味について紹介していきますね。
コミュ障=コミュニケーション障害のこと
コミュ障とはコミュニケーション障害のことで、対人恐怖症などと同じ病気の一つです。先天性の障害の人もいれば、精神的ショックによって発症する人もいます。
しかし、インターネットが普及したことによりコミュ障という言葉は、病気というよりも人とのコミュニケーションがうまく取れないときに使われるようになってきました。医師から診断される本来のコミュニケーション障害とは少し違いますね。
「コミュ症」は「コミュ障」の誤った記載
コミュ障と似た言葉で「コミュ症」という言葉がありますが、それはコミュ障が誤って記載された言葉です。正しい意味合いで使用されているのは「コミュ障」だけなのです。
しかし、コミュニケーション障害のなかには「社会的コミュニケーション症」という疾患名もあるため間違いなど決めつけることはできません。また、「コミュ症」を「コミュ障」よりも軽い意味合いとして使用することもあるようです。
コミュ障には「ダウナー型」と「アッパー型」の2種類ある
コミュ障はダウナー型とアッパー型の2種類に分けられています。一般的な意味合いで使用されているのが「ダウナー型」です。「アッパー型」のコミュ障はダウナー型とは対極のコミュ障で、あまり認知されていません。「ダウナー型」「アッパー型」のコミュ障を詳しく紹介していきますね。自分にあてはまる部分がないかチェックしてみましょう。
1:人と関わるのが苦手な「ダウナー型」
ダウナー型のコミュ障の人は、人と関わることが苦手なのが特徴です。人と会話をすることに苦手意識を持っています。他人から嫌われたくないという気持ちが強く自己防衛的な行動を取ってしまいがち。
また、ダウナー型コミュ障の人は周囲からも会話が盛り上がらない人と思われてしまいます。そう思われていることに本人も気づいているため、余計に口数が減ってコミュニケーションスキルが下がってしまうのです。
2:人との距離感や空気が読めない「アッパー型」
アッパー型のコミュ障の人は、人との距離感や空気が読めません。ダウナー型と違って自分がコミュ障であることに自覚がないため、自己中心的で空気の読めない人と認識されてしまいます。
30代女性の周りにも他人の反応やその場の空気に関係なく失礼なことを言っている人はいませんか?ただの空気の読めない人だと思っていた人は、アッパー型のコミュ障だったかもしれませんよ。
コミュ障の30代女性に共通する17の特徴
他人と上手くコミュニケーションが取れなかったり、他人からコミュ障だと言われたことがある人もいるでしょう。ここでは、コミュ障の30代女性に共通する特徴を紹介していきます。コミュ障は自覚があるタイプもあれば、自分では気づいていないこともあります。コミュ障だからダメなんてことは全くないので、特徴に自分が当てはまってもあまり気にしないでくださいね。
1:完璧主義者
コミュ障の30代女性は実は完璧主義者の人が多いです。コンプレックスが強かったり緊張しやすいのは「完璧でなければならない」「失敗してはいけない」という気持ちが原因。完璧主義者の人は自分が完璧主義だと自覚している場合が多いですが、コミュ障の場合はそれがありません。自分が完璧主義なのがコミュ障を発症している原因だと気づいていないので、極端に人と接するのが苦手なのです。
2:他人の目を気にしすぎる
他人の目を気にしすぎてしまうのもコミュ障の30代女性の特徴。コミュ障の30代女性は、「他人から自分のことを悪く思われたくない」という気落ちを強く持っています。「失敗をすれば他人から嫌われてしまう」という恐怖心によって他人の目を気にしてしまうのです。
「気持ちを伝えるのが苦手な自分のことを他人はどう思っているのか」「今の発言はどう思われたか」など周りから自分がどう思われているか気にしているのはコミュ障の人です。
3:ネガティブで根暗
コミュ障の人は基本的にネガティブ思考で根暗です。過去に失敗したことを引きずってコンプレックスを抱いてしまっていることから、ネガティブ思考になってしまっています。少しでも失敗すれば「自分はダメな人間だ」「コミュ障だから何もできないんだ」とマイナス感情ばかり湧いてくるのです。
4:他人と自分を比較する
コミュ障の30代女性は他人と自分を比較してしまいます。何に対しても他人と自分を比べて、自分が他人よりも劣っていると感じてしまうのです。そこからコンプレックスが生まれて人と接することが苦手になっていきます。
いつも他人と自分を比べてしまっている30代女性は、コミュ障なのかもしれません。また、相手は何も思っていないのに勝手に自分で劣等感を感じて人間関係を築きにくくしているのです。
5:引っ込み思案で内弁慶
引っ込み思案で内弁慶なのもコミュ障の30代女性の特徴です。家の外では積極的に自分を出せない引っ込み思案ですが、家に帰れば本来の自分となるのです。コミュ障の人でも、家族はいますし友達もいます。自分が本当に気を許している人の前では、ありのままの自分でいることができるのです。外だと猫をかぶっている内弁慶はコミュ障の大きな特徴ですね。
6:疑い深く人間不信
疑い深い性格もコミュ障の30代女性の特徴の一つです。特に、過去に辛い経験をしたり恥をかいたことがトラウマとなってコミュ障となった人に多い性格です。また、他人から裏切られたことによって人間不信になってしまっていることもあります。
コミュ障の30代女性は、簡単に他人に心を開くことはなく自分の本心を隠しています。なかには仲のいい友人にさえも本当の自分を隠している人もいますよ。
7:傷つきやすいガラスのハートの持ち主
コミュ障の30代女性の心はガラスのハートです。ささいなことでも傷ついてしまいます。「バカにされているのではないか」「誰にも嫌われたくない」といったことを常に考えているのです。「他人に欠点を見せたくない」という気持ちを強く持っていて、少しでもバカにされたりすると、ガラスのハートは割れてしまいます。相手のことを疑ったような行動を取っているのはコミュ障の特徴ですよ。
8:独り言が多い
独り言ばかり言ってしまうのも、コミュ障の30代女性の特徴です。他人と話すことが苦手なコミュ障の人は、自分の気持ちを整理するときについつい口に出してしまいます。周りから見るといつも独り言をいっている人だと認識されてしまうのです。人と会話をするのが苦手だからといって言葉を発しないわけではありませんよ。
9:雑談や世間話をするのが苦手
コミュ障の30代女性は雑談や世間話が苦手です。ちょっとした雑談や世間話には頭の回転の速さが求められます。その場の空気を瞬時に読んで、その場にあった雑談を次々と展開させていくためには経験値や知識も必要です。コミュ障の人は普段から人と話すことを避けているため、その経験や知識を持っていないのです。
10:話しかけられても返事ができない
話しかけられても返事ができないのも、コミュ障の特徴です。突然話しかけられるととっさに返事をすることができないのです。コミュ障だと普段から言葉を発する機会が少ないため、急に声がでません。返事はうなずくだけになってしまったり、挨拶の場合は頭を下げるだけになってしまうこともありますよ。
しかし、これはあくまでもコミュ障で返事ができないだけ。「無視してやろう」と思っているケースは極めて稀で、コミュ障の人も「うまく返事ができなかった」とへこんでいる可能性があります。
11:自己開示も相手に質問するのも苦手
自己開示が苦手なのもコミュ障の30代女性の特徴のひとつです。基本的に、コミュ障の30代女性は自分の気持ちを人に伝えることができません。そのため、”自分のことを相手に知ってもらいコミュニケーションをとる”といった行動ができないのです。
また、相手に対して質問をすることも苦手でお互いの情報を知って相互理解をすることもできません。伝えることも知ろうとすることもしないので、自然と孤立した存在になってしまうのです。
12:SNSでは別人のように饒舌となる
コミュ障の30代女性ですが、SNSでは別人のように饒舌になります。言葉を誰かに伝えることは苦手なコミュ障の30代女性ですが、言葉をつづることは得意です。その場ですぐに返事をしなければならない会話と比べて、SNSはじっくりと考えてから文章で表現することが可能。安心して自分を表現することができるのです。LINEやメール、SNSの印象と実際に会った時の印象が異なるのはそのためです。
13:集団行動よりも一人行動が好き
集団行動が苦手な30代女性は、コミュ障であるかもしれません。コミュ障の人は、たくさんの人がいると誰に合わせて行動したり話をしたりすればいいか分からなくなっていまいます。集団の中では透明人間のように存在感を消しているのが基本の状態。自分が話さなくていいという安心感を持ちながらも、一人行動の方がいいなと思ってしまうのです。
14:仲のいい友達とは話せる
コミュ障の30代女性にも、仲のいい友達はいます。コミュ障だったとしても自分が心を許している友達となら普通に話をすることができます。初対面の人やほとんど関わったことのない人、自分が心を許していない人の前ではコミュ障を発揮しますが、仲のいい友達の前だとありのままの自分でいられるのです。しかし、コミュ障の30代女性の中には友達の前でも猫を被ってしまう人もいるようです。
15:リア友よりも趣味友が多い
リア友よりも趣味友が多いのもコミュ障の30代女性の特徴。コミュ障の30代女性の友達は、基本的にインターネットなどを通して知りあった趣味の友達ばかりです。学生時代からの友達や同僚などリア友との関わりはほとんどなく、自分と趣味の合う人とだけ関わります。リア友でも仲のいい人はいますが、表面的な友情であることがほとんど。自分を偽って仲良くしていることが多いですよ。
16:歩くのが早い
コミュ障の30代女性は、他人から話しかけることを避けようとします。道端で知り合いを見かけたとしても関わりたくないので、気づかれないように速足で立ち去ります。相手が自分に気づいていたとしても速足なら急いでいると思ってもらえるためですね。
また、キャッチなどに捕まるのも嫌なので自然と歩くのが早くなってしまうのです。決して時間が迫って急いでいるわけではなく、人との関わりを避けるために早く歩いています。
17:芝居掛かった口調で話す
コミュ障の30代女性の話し方は、どこか芝居掛かっていて嘘っぽく感じてしまいます。それは、人と関わりたくない気持ちが強いあまり、話している人と向き合うことができていないからです。会話をしている人に対して話しているのではなく、芝居のように大勢に対して話しているのです。無難な返答ばかりを選んでいると、芝居掛かった口調になってしまうのですね。
30代女性がコミュ障になってしまった原因とは?
コミュ障は先天性の場合もあれば、何かがきっかけとなって発症した後天性の場合もあります。コミュ障だと言われている多くの人は後天性で、それは今までの経験が原因となってしまっています。では、30代女性がコミュ障になってしまった原因にはどのようなものがあるのでしょうか?詳しく紹介していきますね。
1:幼少期の家庭環境の影響
幼少期の家庭環境は大人になってからの性格に大きく影響します。コミュ障となってしまうのも、幼少期の環境が原因となる場合が多いです。親からいい子でいることを強要されていると、完璧でなければならないという風に考えるようになります。
また、親が気分で褒めたり叱ったりしていると人の顔色を伺って行動する子になります。周囲の人が自分のことをどう思っているのか気になってしまい、本当の自分を隠すようになってしまうのです。
2:過去の他人による悪口・いじめ・妬み
過去に他人による悪口・いじめ・妬みなどで傷つけられた30代女性はコミュ障になってしまいがち。自分は相手に対して悪いことや傷つけるようなことをしたわけではないのに、相手から一方的に悪意を受けられたことで人と関わりたくないと思うようになってしまいます。傷つけられた30代女性は、「他人と関わらなければ傷つくこともない」と考え、心を閉ざすのです。
3:親しい人からの裏切り
親しい人から裏切られたことは、30代女性がコミュ障になってしまう原因の一つ。軽度の裏切りであれば人間不信になっても短期間で解決することができる場合もあります。
しかし、それが繰り返されたり大きな裏切りであった場合、人の関わりを避けるようになってしまいます。裏切られた相手がどれだけ大切な存在であるかによって、裏切りで受ける傷も変化します。「信頼していたから傷ついた」「最初から信じなければ傷つかない」と思ってしまうのでしょう。
4:コンプレックスがあり自信がない
30代女性のなかには、コンプレックスがあって自分に自信を持てない人がいます。自分に自信がないことで人からどう思われるか気になってしまい、コミュ障となってしまいます。自分の外見にコンプレックスを持っている人は外で人から見られることが嫌で、引きこもってしまいます。また、自分の能力や家庭環境などにコンプレックスを持っている人は、周囲との関わりを遮断して自分の殻に閉じこもるのです。
5:過去の失敗やストレス
過去の失敗やストレスを原因にコミュ障になってしまう30代女性もいます。過去に自分のせいで交友関係にヒビが入った経験があると、自分のコミュニケーション能力に自信がなくなります。また、人間関係がうまくいかずストレスを感じていると人間不信に陥ることもあります。そのような失敗やストレスを思い出すことで、人間と関わる気力を失い自分の殻に閉じこもるようになってしまうのです。
6:フラストレーションによる周囲への失望
人は誰しも承認欲求を持っています。自分のことを認めてほしい、褒められたいと思っていてそれが叶わないとフラストレーションが溜まってしまいます。30代女性も、自分が努力をしたらそれを認めてほしいと思うことでしょう。しかし、大人になるとそれもなかなか叶わないというのが現状…。やがて、自分が認めてもらえないことを他人のせいにして周囲との関わりが嫌になってしまいます。
7:オタク気質でこだわりが強く周囲に馴染めない
こだわりの強いオタク気質の30代女性はコミュ障となりやすいです。自分の好きなことや趣味にばかり熱中しているため、自分流のこだわりがより強くなってしまいます。そのような人は、自分の意思を曲げることができないため周囲に馴染むことができず孤立しやすいです。
また、自分のこだわりが強いあまり周りのことはどうでもよくなる人もいるでしょう。ある日、自分の周りにあまり人が集まらないことを自覚した時に己のコミュ力のなさにハッとする人が多いようです。
8:自分自身が人を裏切った経験から
コミュ障となってしまった30代女性のなかには、他人から傷つけられただけでなく自分自身が人を裏切った経験が原因となっていることもあります。自分が他人を裏切ったように、他人も自分のことを裏切っていると思ってしまうのです。他人の行動を疑ってしまうことで、また自分が人を裏切ってしまうという負のループに陥ってしまうことも。また、誰かを裏切ってしまったことによる恐怖心から人との関わりを避けることもありますよ、
あなたはどのくらいのコミュ障?レベル別の悩みをご紹介
コミュ障といってもそのレベルは人によって異なります。周りから気づかれないタイプのコミュ障もいれば、誰が見てもコミュ障だと分かる人もいます。30代女性のあなたはどれに当てはまりますか?レベル別の悩みも紹介していくので、自分に当てはまるレベルを探してみてくださいね。
軽度のコミュ障:周囲から見て気づかない程度
周囲から見て気づかない程度のコミュ障は軽度です。表面的には普通に接することのできる人がこれに該当します。軽度のコミュ障の30代女性は、仕事上の会話など日常会話は普通にすることができますが、プライベートな話や掘り下げた話には苦手意識を持っているようです。
そのため、軽度のコミュ障の人は基本的に聞き役に回ります。聞き上手で相手の気分を害するようなことはありませんが、自分のことを話すことはありません。
中度のコミュ障:あがり症や人見知りに悩む
あがり症や人見知りの30代女性は中度のコミュ障です。初対面の人の前では人見知りによってうまく話すことはできません。また、あがり症なので人前では緊張してしまい声や体が震えてしまうこともあります。仕事でのプレゼンなど、人前で発言することが苦手でうまく自分の力を発揮できません。人が嫌いなわけではないのですが、仲の良くない人と接することに苦手意識がある人が多いみたいですね。
重度のコミュ障:人と全く話せないひきこもり
重度のコミュ障の30代女性は、ひきこもりと呼ばれます。「外部との関わりをシャットアウトしたい」「誰とも関わりたくない」と強く思って極力部屋や家から出ずに生活をしています。実際に引きこもっていなくても、そうなりたいと思っているのであれば重度のコミュ障だと言えます。
仕事に行っても必要最低限の会話しかせず、他人と関わらないようにしています。友達や恋人、家族さえもいらないと思っている場合は重度のコミュ障かもしれません。
30代女性がコミュ障を治す・克服する方法12選
自分がコミュ障であると分かった30代女性のなかには、それを治したい・克服したいと思う人もいるでしょう。ここからは、30代女性がコミュ障を克服するための方法を紹介していきます。少しでも今の現状を変えたいと思う人は参考にしてみてくださいね。
1:自分の身なりを整えて自信をつける
30代女性がコミュ障となってしまう大きな原因は自信がないことです。改善するためにも、まずは自分の身なりを整えて自信をつけましょう。人は見た目が9割と言われているように、見た目によってその人の印象が決まってしまいます。
もし、普段から暗い服を着ているのであれば、明るい印象を持ってもらえるような色の服を着るのがおすすめです。また、ブランド品を身に着けたりアクセサリーをつけたりおしゃれしてみるのもいいですね。
2:自分の何が問題なのかを見つめ直す
自分の何が問題であるのか、自分自身を見つめ直してみるのも30代女性がコミュ障を克服するのにおすすめです。あなたがコミュ障となってしまったことには理由があるはずです。自分の何が問題だったのかを知ることができれば、改善方法も見つけやすくなるでしょう。
ただし、自分の問題点だけを見つけて諦めることはやめてください。改善方法を見つけるために問題点を探すので、必ず解決策を考えるようにしていきましょう。
3:他人にも自分にも期待しない
他人や自分に期待することは、コミュ障を克服することの邪魔となります。30代女性がコミュ障を克服したいなら期待することはやめましょう。人に期待することで、必要以上に傷つき裏切られたと感じてしまいます。また、「どうして自分の期待通りに物事が進まないのか」「なんで認めてもらえないのか」と思ってしまいます。過度な期待はコミュ障を進行させることにもなるので気を付けてください。
4:挨拶だけでも明るくしてみる
30代女性がコミュ障を克服したいと思っているのであれば、挨拶だけでも明るくしてみてください。いきなり周囲の人と会話をすることは、あなたにとって難易度の高いことかもしれません。話をする内容に悩んだりと急には実践しにくいもの。
しかし、挨拶であればいつでも始めることができます。あなたの方から挨拶を始めることで、相手から会話を展開してくれるかもしれません。克服したいのなら、挨拶だけでも明るくして仲良くなるきっかけづくりを始めましょう。
5:相手の目を見て話すよう心がける
相手の目を見て話すのはコミュニケーションの基本です。会話をしているときに下ばかり見ていたりして視線を外している人は、自身がなく見えてしまいます。暗い人だと思われてしまいがちなので、なるべく相手の目を見て話すようにしてみてください。
相手の目を見るのが恥ずかしいという人は、鼻を見るようにしてみましょう。多少視線の位置がずれていても相手から見れば、目をみて話しているように見えるのです。
6:表情は意識して笑顔でいる
笑顔を意識するのもコミュ障を克服するにはおすすめの方法です。やはり、笑顔でいる人には好印象を抱くもの。さらに明るく話しかけやすいイメージにもなるので、自然と人が集まるようになるでしょう。どんなに見た目を磨いたとしても仏頂面だと暗い印象になってしまいます。周りが関わりやすそうな雰囲気づくりこそが、円滑なコミュニケーションの礎となりますよ。
7:思い切って外に出てみる
なるべく早くコミュ障を克服したいという30代女性には、思い切って外に出てみることをおすすめします。外に出かければ、お店の人など最低限のコミュニケーション能力を求められます。今までは、人との関わりが嫌で外に出ることを避けていたと思います。しかし、それをやめて積極的に外に出るようになれば、意外と簡単にコミュ障を克服できるかもしれませんよ。
8:自分の話しやすい話題を用意する
コミュ障の30代女性のなかには、何の話をすればいいか分からないから人との関わりを避けてしまっている人もいます。そんな30代女性は、自分の話しやすい話題を用意しておきましょう。自分の趣味や好きなものなど話をしやすい話題を自ら相手に振るのです。自分から話を振るのには勇気がいると思いますが、会話が展開すればそんなことは忘れて楽しい時間を過ごせるでしょう。
9:コミュ障であることを公言しておく
コミュ障であることを公言してしまうのも、30代女性がコミュ障を克服する方法の一つ。初対面のときに「人見知りだからうまく話せないかもしれない」と伝えておけば多少返事がもたついても相手に理解してもらいやすいです。また、本当は仲良くしたいというあなたの本心をくみ取ってもらいやすいので、相手から距離を縮めてくれることもあるでしょう。
10:周囲への感謝の気持ちを忘れない
30代女性がコミュ障を克服して人と関わる人生を送りたいのなら、周囲への感謝の気持ちを忘れてはいけません。当たり前のことでも、お節介だと思うことでも相手は好意を持ってしてくれていることです。自分のためにしてくれたことに対して感謝の気持ちを持ってみてください。感謝の気持ちを持っていればマイナスの感情よりもプラスの感情を持ちやすくなるので、あなたの人生も明るくなりますよ。
11:自分の長所を見つける
自分の長所を見つけてみるのも、30代女性がコミュ障を克服するのに効果的。自分の長所を知ることで自分に自信をつけることができます。短所だと思っている点も、長所の裏返しなのでポジティブに自己分析してみてください。どうしても見つからない、という場合にはスキルアップをして人よりも優れている部分を作るという方法もあります。何か新しいことに挑戦してみるだけで、いつもの景色が違って見えるかもしれませんよ。
12:話すよりも聞き役に徹する
30代女性がコミュ障を克服したいと思っても、長年コミュ障として生きてきたのならそれは簡単なことではないでしょう。そこで、話すことが苦手なら聞き役に徹してみるのはどうでしょうか。コミュ障でない人が必ずしも話すことが得意だとは限りません。中には話すのが苦手だという人もいるはずです。話すことが苦手なら、聞き上手になればいいのです。そうすればうまく人間関係を築くことができるでしょう。
コミュ障の30代女性でもOK!おすすめの仕事3選
コミュ障の30代女性のなかには、今の仕事がしんどいと感じる人もいると思います。そこで、コミュ障の30代女性におすすめの仕事を紹介していきます。コミュ障だからこそ優れた能力を持っていることもあります。転職することに恐れるのではなく、自分自身を生かせる仕事に就いてみてくださいね。
1:人ではなくPCと向き合うIT関係
まず一つめはIT関係の仕事です。コミュ障な人は人と会話をすることが苦手なのでPCと向き合う仕事を選んでみましょう。エンジニアやプログラマーなどは自分に与えられた仕事に没頭することが多いです。人とのコミュニケーションは最低限で、職場によってはオンラインでやり取りをすることもあります。コミュ障な人は何かに熱中することが得意な場合が多いので、IT関係の仕事は向いていますよ。
2:工場の流れ作業・単純作業
次におすすめなのは、工場など流れ作業や単純作業を繰り返す仕事です。コミュ障の30代女性は、同じ作業を繰り返すことに苦痛を感じない人が多いです。流れ作業や単純作業は目の前のことに集中することとなるため、人と関わることもほとんどありません。何かにとことん向き合うことができるので、コミュ障の人だからこその一つのことに集中するという能力を生かせるのです。
3:ライターやデザイナーなど在宅でできる仕事
ライターやデザイナーなどの在宅でできる仕事もコミュ障の30代女性におすすめです。ライターと聞くと取材をすると思いがちですが、そうとは限りません。基本的には一人で記事にする内容を調べてそれをまとめていきます。また、WEBデザイナーでもクライアントとの打ち合わせさえ乗り切れば、一人で黙々と作業ができるのでコミュ障の人には働きやすいと感じるでしょう。
監修者「shima」のまとめ
今回は、コミュ障の30代女性について紹介しました。最近はネットが普及したことによりコミュ障という言葉がよく使われていますが、本当に「コミュニケーション障害」と診断されて苦しんでいる人もいます。安易にコミュ障だと言うのではなく、相手のことを考えて言葉を発するのも重要ですね。コミュ障だからと諦めるのではなく、何事にも前向きな気持ちを持ってみると明るい人生を送ることができるでしょう。