週末婚という言葉を知っていますか?最近、増えてきている新しい結婚生活スタイルです。言葉は聞いたことあるけど、どんなものかわからないという人も多いかと思います。今回は、週末婚のメリットやデメリット、向いている人の特徴などをまとめてみました。
婚活アドバイザー
MISATO
都内在住OL。5年間の婚活であらゆるサービスを使い尽くし、ついに理想の男性と結婚。婚活から結婚まで、自身の経験も踏まえたリアルな情報を発信中。
都内在住OL。5年間の婚活であらゆるサービスを使い尽くし、ついに理想の男性と結婚。婚活から結婚まで、自身の経験も踏まえた...
週末婚とは
週末婚とは、平日はそれぞれの家で休日は同居する新しい結婚生活スタイルのことです。
20年ほど前に「週末婚」というドラマも放送されていたので、言葉は聞いたことあるという方も多いのではないでしょうか。
週末婚は元々、再婚した夫婦が子供を徐々に慣れさせるためにまずは週末のみ一緒に過ごすという形で行われていました。
最近は、共働きの夫婦も増えてきたので、平日は仕事に集中したり自分の時間を持つために週末婚を選ぶ人も多くなってきています。
週末婚のメリット
それではまず、週末婚のメリットについてお伝えしていきます。週末婚を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
今まで通り自分のペースで生活できる
週末婚の一番大きなメリットは、自分のペースでの生活が続けられることです。
結婚して同居すると、育ってきた環境が違うので必ずお互いの生活習慣が合わない部分が出てくるでしょう。最初のうちは我慢できても、相手の習慣が気に障ったり、逆に相手に合わせるのがストレスに感じてしまうこともあります。
しかし、週末婚であれば相手と過ごすのは休日だけ。平日は、今まで通りの生活が送れるので、同居によって生まれるストレスがないのです。
”結婚はしたいけど、人と住むのは抵抗がある”という30代女性には嬉しいメリットではないでしょうか。
新鮮な気持ちが続く
2人の新鮮な気持ちが続きやすいのも、週末婚のメリット。
毎日一緒に過ごしていると、交際中や新婚時のラブラブな関係は冷めやすくなってしまいますよね。また、長年結婚していると相手を異性として見られなくなるなんて声も多くあります。
しかし、週末婚は限られた時間のみしか会えないので、相手へのトキメキや感謝の気持ちが続きやすいのです。
結婚してもマンネリしたくないという30代女性にはピッタリの結婚スタイルと言えるでしょう。
仕事に集中しやすい
週末婚であれば、平日の時間は全て自分に使えるので仕事に集中できます。
同居していれば、一人暮らしより家事などの負担も増えるでしょう。しかし、週末婚にしていれば自分の分だけでOK。
また、旦那が転勤族で泣く泣く仕事を辞めなければならないなんてこともありません。週末婚であれば、元々離れて暮らしているのでそのままの結婚生活スタイルを続けられます。
まだまだ仕事に集中したいという30代女性も多いですよね。女性がキャリアを諦めずに済む新しい結婚のスタイルこそが週末婚なのです。
週末婚のデメリット
続いては、週末婚のデメリットについてお伝えします。
お金がかかる
週末婚は、同居婚よりお金がかかることがデメリットです。
それぞれが家を借りているので、家賃や光熱費が単純に2倍かかります。別々で暮らしている分、食費もそれぞれかかるので金銭的に負担が大きいでしょう。
また、お互い仕事に頑張っていてもなかなかお金が貯まらないなんてこともあります。
同居婚よりもお金がかかってしまうのは、週末婚の不利な点と言えるでしょう。
コミュニケーションが取りにくい
コミュニケーションが取りにくいのも週末婚のデメリットの一つ。
日々の出来事や、ちょっとした相談など今話したい!という時もすぐに連絡が取れないことが多いでしょう。同居していれば、声をかければすぐに話せる内容でも、週末婚の場合は伝えるまでにも時間がかかるということもあります。
話したい時に話せないと徐々にストレスが溜まっていく可能性が高いです。
また、一緒にいないからこそ、言葉の解釈が違ったり誤解が生まれ喧嘩に繋がってしまうこともあるでしょう。
離婚の確率が高くなる
週末婚は、離婚に繋がるきっかけが多くあります。
それぞれ自由な時間が多いゆえに、なにをしても相手にバレにくいです。例えば、浮気をされたりギャンブルで借金を作られても離れていると気付きません。
気づけば戻れないほど、2人の間に溝が生まれていたなんてことも。週末婚の夫婦は、生活や財布も別々という夫婦が多く、きっかけがあればすぐに離婚に繋がりやすいです。
また、週末婚は同居婚より離婚時の条件が不利になるケースがあります。離婚することになった場合の財産分与なども、予め想定しておくとよいでしょう。
週末婚に向いている人
それでは、一体どんな人が週末婚に向いているのでしょうか?3つの特徴をご紹介します。当てはまる方は、週末婚を検討してみるのも良いでしょう。
仕事を優先したい人
仕事を優先で生きていきたい!という方は、週末婚がピッタリと言えるでしょう。
特に、30代女性は仕事に力を入れている人も多いですよね。しかし、結婚したら今まで通り仕事ができなくなるんじゃないか、自分のキャリアに影響が出るんじゃないかと不安に思う方もいると思います。
そんな方こそ、週末婚にすることで平日は仕事に集中できるのでとてもおすすめです。
子持ちで再婚した人
子持ちで再婚した人も、週末婚が向いています。
どちらか、もしくは両方に子供がいる状態で再婚した場合、子供を新しい環境に慣れさせる必要があります。いきなり一緒に住み始めると子供にとってかなりのストレスになってしまう場合も多いです。
子供との距離を縮めるためにも、徐々に週末婚で触れ合う時間を増やしていきましょう。
その中で、お互いの相性や距離感を見て、一緒になるか週末婚を続けるか決めるのがおすすめです。
一人暮らし歴が長かった人
一人暮らしが長かった人も、週末婚が向いています。
いきなり同居すると、お互いの生活習慣の違いで喧嘩になるなんて声も多いですよね。
特に30代女性は一人暮らしを始めてから長いという方も多いでしょう。1人で暮らしている期間が長いほど、自分の生活習慣が固まっている人が多いです。
せっかく結婚した相手と一緒に住んで喧嘩ばかりしたくはないですよね。それならば、無理に同居をせずとも週末婚を選ぶのも良いでしょう。
週末婚に向いていない人
続いては、逆に週末婚に向いていない人はどんな人なのか?3つの特徴をまとめました。
子供ができたばかりの夫婦
子供ができたばかりの夫婦は、週末婚には向いていません。
産後、すぐに1人で子育てするのは体力的にも精神的にもかなりきついです。夫婦2人で分担・協力しながら子育てするためにも、同居婚がよいでしょう。
また、子供に関しての相談なども一緒に住んでいる方がスムーズにできます。精神的にきつくなった時も、2人でいる方がお互いを支え合いやすく夫婦の絆も深まるでしょう。
子供ができたばかり、または子供がすぐにでも欲しいと考えている夫婦は、一緒に住むことをおすすめします。
経済力がない人
経済力がない人も週末婚は向いていません。前述の通り、週末婚はお金がかかるからです。
また、離れて暮らしていることによりお互いに行き来する交通費もかかります。同居していれば必要のない出費です。
経済力がない人は、それぞれ家賃や生活費を払うよりも、一緒に住んだ方が金銭面では負担が少なく済むでしょう。
嫉妬深い人
嫉妬深い人も週末婚は辞めておいた方がよいです。
別々に暮らすので、嫉妬や束縛をしてしまいがちな人はかなりストレスが溜まるでしょう。また、相手が今なにをしているのかなと不安になり気持ちが沈みやすくなります。
心の健康を保つためにも、自分が嫉妬や不安を感じやすいとわかっている場合は同居婚を選ぶのが賢明です。
週末婚の注意点
最後に週末婚の注意点についてご説明します。注意点をしっかり認識し行動にうつすことで、より良い週末婚を続けやすくなるでしょう。
こまめに連絡をとる
週末婚を続けていく上で、かなり重要なのがこまめに連絡をとることです。
一緒に過ごす時間が少ない分、LINEや電話で密にコミュニケーションをとってください。
こまめに連絡をとることで、お互いの気持ちも安定し、よい関係をキープできるでしょう。
また、スムーズに連絡が取れないこともすれ違いの原因になりやすいです。
30代になると仕事が忙しく、プライベートな連絡は怠ってしまうという人も多いですよね。1日1度は連絡を取り合う、連絡がきたら24時間以内には返事をするなどルールを決めるのもおすすめです。
子供ができた時を考えておく
子供ができたらどうするのかも考えておく必要があります。
週末婚を辞めて同居するのか、このまま続けるのか。また、仕事はどうするのかなど2人でしっかり話し合っておきましょう。
子供ができてから考えるよりも、週末婚を始める前に考えをすり合わせておく方が安心ですよ。
また、最初から子供を持たないと決めて週末婚を始める夫婦もいます。しかし、時が経って気持ちが変化していないかなど、都度お互いの意識をチェックするのも大切です。
夫婦という意識をもつ
夫婦という意識を持つことも、週末婚では重要です。
離れて過ごす時間が長いと、夫婦である意識が薄れやすくなります。
特に仕事が忙しい30代女性ほど、平日が今まで通りの生活なので結婚しているんだという意識が薄くなりがち。そうすると、気持ちが冷めてしまう可能性も高くなります。
例えば、たまには友達夫婦と食事をする、2人の今後について話し合うなど夫婦であるという意識をもつようにしましょう。
夫婦意識を持つ努力をすることで、別々に暮らしていても冷めずに良い関係を続けていけるでしょう。
監修者「MISATO」のまとめ