顔合わせは、彼のご家族との大切な初対面の日。できるだけ良い印象を与えたいですよね。今回は顔合わせの服装マナーやコーディネートをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。
婚活アドバイザー
MISATO
都内在住OL。5年間の婚活であらゆるサービスを使い尽くし、ついに理想の男性と結婚。婚活から結婚まで、自身の経験も踏まえたリアルな情報を発信中。
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そもそも顔合わせとは
そもそも顔合わせとは、結婚する夫婦の家族と親交を深めるために行うものです。
お互いの家族が初めて交流する大切な機会。服装だけではなく、振る舞いなどのマナーもしっかり意識して臨みましょう。
両家顔合わせの流れや基礎知識について知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。
顔合わせの服装選びの基本
まず、顔合わせの服選びの基本についてお伝えしていきます。社会人としてのマナーやルールも大切ですが、一番印象に残りやすいのが服装です。胸元や肩出しが目立つものはできるだけ避けましょう。また、レストランや料亭など会場の雰囲気に合った物を選びましょう。
両家の服装の格に合わせる
顔合わせの服装は、両家の格を合わせるのが基本です。
顔合わせなどのフォーマルな服装には【第一礼装、準礼装、略礼装】というランクがあります。第一礼装が一番格式が高い服装です。
基本的に、顔合わせ時には3つのうちのどれかに当てはまるものを選びましょう。そして、そのランクを両家で合わせるのが大事です。
例えば、一方が第一礼装、もう一方が略礼装だと対面した時点で気まずくなってしまいます。
事前に、男性側と女性側でどんな服装にするか話し合って決めてくださいね。
会場の雰囲気に合わせる
会場の雰囲気に合わせるのも重要なポイントです。
例えば、会場が高級なレストランや料亭なのにカジュアルな服装だと雰囲気と合いませんし浮いてしまいますよね。
会場によっては、ドレスコードが決まっている場所もあります。事前に確認した上で、両家でどのような服装にするか決めましょう。
顔合わせの服装の種類
続いては、顔合わせに着ていく主な服装についてご紹介していきます。
ワンピース
顔合わせでは、ワンピースを選ぶ女性がほとんどです。1枚で上品に決まるのがメリット。
30代女性は、落ち着いた色や膝下丈のものを選びましょう。女性らしさと大人の気品を演出できます。
また、ノースリーブなど露出が多いものは白のボレロを羽織ると◎タイトドレスなど身体のラインが出過ぎるものも避けましょう。
スーツ
フォーマルな場所なので、スーツを着用する人もいます。
顔合わせには、アンサンブルやセットアップ、ツーピースなどがふさわしいでしょう。
スーツを選ぶ場合には、仕事で着るような黒やグレーよりもパステルカラーなど明るめの色を選ぶのがおすすめです。
和装
顔合わせ時に和装を選ぶ場合は、訪問着・色無地・色留袖などがおすすめです。
大切な機会だからと振袖を選ぶ人も最近は増えています。
もちろん振袖は着てもOK。ただし、第一礼装になるので両家の服装の格が合うように注意が必要です。
顔合わせの服装マナー
続いては、顔合わせの服装マナーについてお伝えしていきます。30代の大人女性はぜひマナーを守った服装で顔合わせに挑んでくださいね。
清潔感のある色やデザイン
顔合わせの服装で最も重要ともいえるのが、清潔感があること。
服を選ぶときは、上品なものやシンプルなデザインを選びましょう。30代女性は特に落ち着いた雰囲気の服装が◎。
お相手のご家族に良い印象を与えるためにも、派手な色や肩出し・胸元が開いたデザインは避けた方が無難です。
ストッキングはマスト
顔合わせの際は、生足は絶対NG。
特にワンピースなど足が見える服装の場合は、生足だと品が無いように見えてしまいます。
パンツスタイルでも必ずストッキングを着用するようにしてください。
ヒールのある靴
靴はヒールを選ぶのが基本です。
足が綺麗に見えるのは5~7cmと言われています。また、つま先が開いているものはカジュアルになってしまうので控えましょう。
靴の素材は、エナメルより革素材の方が落ち着いた雰囲気になるのでおすすめです。
バッグは小ぶりなもの
顔合わせ時のバッグは小さめのものを選びましょう。
服装がフォーマルでも、荷物が大きすぎるとせっかくの上品さが崩れてしまいます。
荷物が多い場合は、サブバッグを持つなどして対応してみてください。
また、バッグも革素材がおすすめ。安っぽく見えてしまうビニール素材や布素材は避けてくださいね。
香水やアクセサリーは控えめに
顔合わせの時は、香水やアクセサリーは控えめにしましょう。
ブランド物なども派手な印象を与えてしまうので、目立つものは避けた方が良いです。
香水は強い匂いが苦手な人もいるので、控えめにする付けないでいくのもよいでしょう。
顔合わせのヘアメイクマナー
顔合わせの際は、服だけではなくヘアメイクも印象を左右する大切なポイントです。髪型とメイクそれぞれのマナーについてお伝えしていきます。
髪型
顔合わせはフォーマルな場なので、何もしないよりも軽くセットしている方が良いです。
両家で納得してカジュアルな服装に決まったとしても、30代女性は簡単にセットした方がきちんと感がでます。
和装する場合などは、着付けと一緒にセットも予約しておくと良いでしょう。
ただし、派手な巻き髪などは避けてくださいね。
また、最近はルーズなヘアスタイルがトレンドですが、顔合わせの際はスッキリまとめる方がおすすめです。
メイク
清潔感を出すためにも、ナチュラルメイクがおすすめです。
普段はしっかりめのメイクをしている人も、顔合わせの際はナチュラルさを意識してみてくださいね。
30代女性は、アイメイクよりベースメイクに力を入れるのが◎。
リップやチークは、ほんのり薄めのピンクを乗せると顔色が明るく見えるのでおすすめです。
【30代女性向け】顔合わせにおすすめのワンピースコーディネート3つ
それでは、30代女性向けに顔合わせ時のおすすめワンピースコーディネートをご紹介いたします。1着持っていれば、結婚式などのお呼ばれにも使えます。また、ノースリーブのワンピースにはボレロを羽織ったり、普段スカートを着ない人はロングドレスにしたりなど、自分に合う１着を見つけましょう。
総レースドレスワンピ
レースワンピを着たいなら、落ち着いたミントグリーンや水色が、30代女性にはおすすめです。
リボンなどデザイン付きのワンピースの場合は、スッキリまとめ髪がおすすめ。スリーブには裏地が無いので、さわやかな印象になりますよ。
プリーツワンピース
上品なプリーツワンピースも顔合わせにおすすめ。
一枚できちんとした印象を与えられます。30代女性は、ベージュなど明るめの色が◎。小物も同系色を選ぶことで統一感がでます。
オールインワンレースドレス
ネイビーなど暗めの色を選ぶ場合は、レースデザインがおすすめです。
レースがほどよい抜け感を出してくれるので、重くなりすぎません。暗めのワンピースには、パールのアクセサリーやシルバーの小物を組み合わせると上品に仕上がります。
結婚式にお呼ばれした時にも使いたいなら、ロングドレスが使いまわしができていいですよ。
【30代女性向け】顔合わせにおすすめのスーツコーディネート3つ
続いては顔合わせにおすすめのスーツコーディネートをご紹介します。
ツイードジャケットスーツ
明るめのベージュジャケットとふんわりシルエットのスカートセットです。
かっちりしすぎない上品な女性らしさが30代女性の顔合わせにピッタリ。まとめ髪にすると大人可愛い雰囲気になりますよ。
ベージュセットアップスーツ
着まわしやすいセットアップは、顔合わせ以外にも活躍するのでぜひ1着は持っておくのがおすすめです。
ツイード素材が大人女性の気品を演出してくれます。デコルテが広めなデザインは、シンプルなネックレスとの相性も◎
ブラックセットアップスーツ
黒スーツを選ぶ場合は、スカートもしくはワンピースタイプを選びましょう。
髪はハーフアップでスッキリまとめるのがおすすめ。フリルなどデザイン付きのトップスを合わせると女性らしい雰囲気が出せますよ。
【30代女性向け】顔合わせにおすすめの和装コーディネート3つ
顔合わせで和装を着たい30代女性におすすめのコーディネートをご紹介します。
訪問着
華やかな色合いと、ほどよくあしらわれた金糸が30代女性に気品をプラスしてくれます。
訪問着は略礼装なので顔合わせにふさわしい着物と言えるでしょう。着物のベースの色と小物の色を合わせるのがおすすめ。
色無地
黒以外の一色にそめられた柄の無い着物です。シンプルな色無地は、大人女性だからこそ着こなせる和装といえます。
帯の色によってかなり雰囲気が変わるのが特徴。お好みの帯を見つけてみてくださいね。
色留袖
上半身は無地で下半身に柄が入っているものを色留袖といいます。
紋の数によって格が変わります。顔合わせ時は、三つ紋か一つ紋を選びましょう。
季節や天候に注意
顔合わせの季節や天候も踏まえて服装を考えるのが大切です。
悪天候や猛暑などの場合に備え、着替えを準備しておくと◎。
雨の多い梅雨の時期は足元が悪いので和装は避けた方が無難です。また、冬はカーディガンなど体温を調節しやすいものを用意しておくと良いでしょう。
監修者「MISATO」のまとめ
顔合わせの服装マナーについてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。好印象を持ってもらえるよう社会人としてのルールやマナーを守って服装を考えてみてくださいね。大切な顔合わせの日が素敵な時間になりますように。
