「仕事のストレスで心身が疲れ切っている」「休みの日でもリラックスできず疲れが取れない」そんなあなたは、CBDを試してみて!
CBDはヘンプという植物から採れる成分。高いリラックス効果や健康効果を持つ「ウェルネスサポート成分」としてまず欧米で広まりました。日本でも認可されており、アスリートや一般人の間で急速に広がっています。
リラックス効果だけでなく、肌荒れやアレルギー、不眠や認知障害などへの効果も期待されており、万能ともいわれるその可能性は無限大。脳や身体がもともと持っているポテンシャルを引き出してくれる仕組みがあるためです。
ストレスや老化で起こる心身の偏りを整えれば、本来の自分らしい輝きが戻ってきます。CBDを上手に使って、よく眠りよく働く、よどみ知らずのキレイな自分になりましょう!
美容ライフスタイルアドバイザー
ヒロコ
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談を多数いただくようになったことをきっかけにフリーランスブロガーに本格転身→海外移住→3Qsにジョインし美容・ライフスタイル情報発信を担当。昨日より今日の自分をもっと好きになってもらえるとうれしいです。
医療機関に8年間勤務→長年の敏感肌を克服した経験からスキンケアのコツを美容系メディアで情報発信→読者の方から肌悩みの相談...
Contents
CBDサプリは現代人の身体と心を整える「飲むマインドフルネス」
まずは気になるCBDの正体について理解しましょう。
CBDとは?
CBDとは「カンナビジオール」のこと。ヘンプやカンナビスといった植物に含まれています。
カンナビジオールは「カンナビノイド」と呼ばれる植物性の健康成分(ファイトケミカル)の一種。トマトのリコピンや、緑茶のカテキンなどもファイトケミカルとしてよく知られていますね。
カンナビノイドにはほかにもTHC(テトラヒドロカンナビノール)、CBG(カンナビゲロール)、CBN(カンナビノール)など100ほどの種類があります。
中でも安全に利用できるCBDについての研究が進み、近年医療や健康の分野で注目を集めています。
CBDが現代人の必要に合っている理由は?
CBDはストレスの多い現代人の心身の調子をパワフルに整えてくれます。その仕組みを簡単にご説明しますね。
人間の身体にはいつもバランスをとって同じ状態を保つ機能があります。例えば暑いときには汗を出して体温が上がりすぎないようにします。また、ウイルスなどの外敵が入ってきたら排除します。
この働きをホメオスタシス(恒常性)と言います。食欲や免疫、運動や神経、感情や記憶などさまざまな面にかかわり、健康的な生活を可能にしてくれています。
このホメオスタシスに不可欠なのが「エンドカンナビノイドシステム(内因性カンナビノイドシステム)」と呼ばれる体内のメカニズム。
体内にはもともと、アナンダミドなどの内因性カンナビノイドが存在します。
これが皮膚から内臓まで全身のさまざまなところにあるカンナビノイド受容体に「カギと鍵穴」のようにハマって、さまざまなバランスの最適化=ホメオスタシスの維持に働いています。
しかし、内因性カンナビノイドはストレスや加齢、栄養不足などによって足りなくなることがあります。そのためホメオスタシスが失われ、神経や免疫のバランスが崩れて心身の不調を感じるというわけです。
そこで役に立つのがCBD。言ってみれば「外因性」のカンナビノイドであるCBDを外から補うことで、ホメオスタシスを取り戻すことが可能です。
つまりCBDを利用することで、高すぎるものは下げ、低すぎるものは上げて、不調のない本来のフラットな状態に心身を戻すことができるわけです。
例えば「てんかん」という病気は神経伝達が高すぎるために起こりますが、CBDはそれをうまく調整してくれます。そのためCBDはてんかんの薬としても使われています。
同様に、免疫が働きすぎて起こるアレルギーや、神経が高ぶりすぎて起こる不眠にも、バランスを取ることで働きかけます。気分が落ち込んでいるときにも興奮しているときにも、自分らしい状態まで引き戻してくれます。
実を言うと、栄養バランスの取れた食事や十分な運動と睡眠、きちんとリラックスタイムを設けることができていれば、ホメオスタシスは正しく機能します。しかし残念なことに、現代人にとっていつでもこのように生活するのはとても難しいこと。
だからこそ、心身のバランスを取り戻すためにヨガやマインドフルネスといった宗教的起源をもつ心身訓練の過程が広く受け入れられるようになったとも言えます。
CBDはまさに「飲むマインドフルネス」。現代人特有の長引く不調の悪循環から抜け出す手伝いをしてくれる、待望の万能成分です。
街を歩いていても、CBDの看板やサインをよく見かけます。オイルやサプリだけでなく、コーヒーやお菓子にも利用され、大変人気です。
スポーツの世界でも、運動後の筋肉の炎症を抑えたり、プレー時の集中力を高めたりするために、CBDがよく使われています。
興味深いことに必需品以外の店は営業停止となったコロナ禍の間、CBDの店は営業を認められていたとのこと。大きなストレスのかかる状況下で、社会がCBDに大きな期待を寄せていたことが見て取れます。
CBDに違法性はないのか?
CBDが心身によさそうなのは分かったけど、CBDが抽出される植物「ヘンプ」「カンナビス」って大麻草じゃないの?使っても違法にならないの?と不安になっている人も多いでしょう。
結論から言いますと、 CBDは違法ではありません。大麻草から抽出されますが、違法な麻薬のいわゆる「大麻」とは別物です。
正確に言うと、ヘンプやカンナビスから採れるカンナビノイドはCBDを含め100種類以上あり、そのうちのTHC(テトラヒドロカンナビノール)というものが、法律で禁止されています。
ですから、 THCが含まれていないCBD製品は、法律的に全く問題ありません。また、身体や精神に対して安全です。
大麻のイメージである陶酔感やハイな気分、依存性や向精神性などはTHCの特徴であり、CBDにはありません。WHOでもCBDは「良好で安全なプロフィール」「乱用や依存可能性を示唆する作用を示さない」と発表されています。
またWADA(世界アンチドーピング機構)も、2018年にCBDをドーピングリストから除外しました。このことからも、CBDにはおかしな作用がないことが確認できますね。
ちょっとたとえはアレですが、フグ全体が猛毒なのではなく、猛毒の部分と美味しく栄養価の高い部分をきちんと分けることが大切なのと似ています。
CBDを購入するときは、THCが少しでも含まれていないことをしっかり確認しましょう。一般に、CBDには製法により以下の3種類があります。
大麻草そのままの自然な成分なので、THCも含まれている。日本では違法。
② ブロードスペクトラム
CBDだけでなく、THC以外の多様なカンナビノイドが含まれている。日本では一部合法。
③ アイソレート
CBDだけを抽出したもの。THCが入っている可能性はゼロなので安心。日本では合法。
日本で販売されているのは②か③になります。特に、無味無臭でさまざまなフレーバーをつけやすい③が初心者にも使いやすく、多く出回っています。
②はさまざまなカンナビノイドが入っているため、相乗効果でより高い効果が期待できます。
ただし比較的高価で、味や香りに薬草っぽいクセがあるため、初心者向けではないです。また、THCが含まれていないという保証があることを確認する必要があります。
日本と海外では法律が違うため、海外で販売されているCBD商品の中には、日本では違法となってしまうものも。例えば、アメリカではTHCの含有量が0.3%以下ならOKとされています。
正規に輸入されたものであれば、厚生労働省や関税の審査を通っているので問題ありませんが、個人輸入されたものは要注意です。
もし少しでもTHCが入っていたら、日本では持っているだけで取り締まりの対象となります。
グレーなものをつかまされないよう、信用できる業者の商品を購入するようにしましょう。
CBDはさまざまな形態で摂取される
CBDは飲む・肌に塗る・吸引するなどの形態で摂取するさまざまな商品が販売されています。それぞれの製品の特徴を簡単にまとめてみましたので参考にしてください。
摂取方法 | CBD製品の種類 | 使用方法 | 効果が出る時間 | 効果の持続時間 | 生体利用効率 |
舌下吸収 | オイル | スポイトで舌下に垂らす (ドリンクやフードに混ぜる) | 15分~1時間 | 8時間 | 12‐35% |
経口摂取 | カプセル | サプリとしてそのまま飲む | 30分~2時間 | 6~12時間 | 4~20% |
パウダー | 水や飲み物に溶かして飲む | ||||
グミ・飴・ ガム・チョコ プロテインなど | そのまま食べる | ||||
吸引 | リキッド | 電子タバコで吸引する | 数秒~数分 | 1時間 | 34~46% |
経皮吸収 | クリーム ローション ロールオン | 肌に塗る | 25~45分 | 5時間程度 | 最大45% (局所的) |
さまざまな形でCBDの摂取は広がっています。CBDの配合されたお菓子やプロテインやスムージーもあり、手軽に摂取できます。
また、エステチェーンではCBDを使ったトリートメントコースを実施しているところがありますので、チェックしてみましょう。
続いて、CBDサプリを摂取することでどんな効果が期待できるのか、具体的に見てみましょう。
CBDサプリに期待される効果
CBDは心身のバランスを整えるため、次のような悩みのある人の体調を改善する効果が期待されています。
ストレス緩和
CBDは自律神経を整え、不安やストレスを緩和するのに役立ちます。神経に作用し、セロトニンやドーパミンなどの神経伝達物質に対する反応をコントロールするため、リラックスした前向きな気持ちに整えてくれます。
仕事を終えて帰宅してもどこか緊張している、なんとなくやる気が出ないといったストレス症状は、自律神経のバランスが崩れていることが原因。オンとオフ、つまり交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないためです。
CBDはこのバランスを調整して切り替えをスムーズにしてくれるため、シャキッとすべき時にはシャキッと、リラックスすべき時にはしっかりリラックスするよう助けてくれるんです。
CBDに関する研究では、日常レベルの不安やストレスだけでなく、不安障害やうつ病などの治療にもCBDが役立つ可能性が示唆されています。例えば、
・社会不安障害(SAD)を持つ人が人前で話す際の緊張を緩和
・マウスの実験において抗うつ剤のような作用を示す
といった研究報告があり、神経に働きかけてストレスに対する反応をコントロールする実力が十分にあることがわかります。また、SNSでも強いリラックス感が得られたという感想が見られています。
CBDオイルを数日利用してみたところ、使用後30分くらいで強いリラックス感が生じて、自律神経失調症から来る不眠症も無事に改善されました。
THCと異なり違法性はなく、Amazonで3,000円程度で普通に購入できるので、最近ストレスを抱えていて寝付けない方はぜひ試してみてください。#デスクワーク pic.twitter.com/GDc5yJbpP3
— 品田 裕希@Webライティング×ブログ (@s7YXFIKtMdWeww9) July 7, 2023
睡眠の改善
CBDは、不眠症の改善や睡眠の質の向上にも役立ちます。
睡眠薬よりも植物由来の自然な成分で改善したいというニーズにこたえることができます。また、薬や一部の睡眠サプリのように、朝や日中にぼんやりすることが少ないようです。
睡眠を改善するCBDの効果については、いろいろな国で多くの研究が報告されています。一部を挙げるだけでも、
・ニュージーランドで397人にCBDを投与。参加者の12.3%がプラスの副作用として睡眠の改善を報告。
・デンマークとイギリスの研究者が、ヨーロッパのCBD使用者を対象に行った調査。48%の人が寝つきが良くなったと回答。
強制的に眠気を起こさせるのではなく、不安を軽減し心身をリラックスさせることで眠くなります。子どものころ遊び疲れた日の夜のように、目を閉じると自然に眠りにつけます。
CBDには頻尿を抑える作用もあり、夜中にトイレに起きることが減るので、睡眠が妨げられません。
ネットやSNSでも実際に睡眠が改善したという声が多く聴かれています。
夜のリラックスタイムに取り入れると朝の目覚めが良いので、休みの前日に取り入れています。あくまで個人の感想ですが、深く眠れて、起きたときに、「あぁ寝たな」という感じがあります。良い睡眠ができていると、仕事のパフォーマンスも上がりますね。
待って😳
CBDオイルをいただいて、初めて使ってみたんやけど、睡眠の質の改善具合がやばい!😳3枚目の「爆睡できるシュッシュ」を枕に吹きかけた上で、CBDオイルを数滴飲んだ後、まじで記憶ない😂✨
数時間の睡眠で頭爆裂しゃきいいいい!ってしました🤤✨#CBDオイル #ふれぐらんすみすと pic.twitter.com/ck6uGMZV06— minami:) (@mlnaml) July 7, 2023
肌悩みの改善
CBDには強力な抗炎症作用と抗酸化作用があるため、肌荒れやニキビなどの肌悩みの改善に役立ちます。
皮膚の気になる部位にCBDのクリームやローションを塗り、同時に口からも摂取することで、身体の内外からアプローチできます。
CBDが皮脂分泌のバランスを整えてくれることも、研究でわかっています。分泌過剰になることも不足することもないようベストの状態に持って行ってくれるので、オイリー肌・乾燥肌どちらのお悩みにも有効です。
次のような研究が報告されています。
・20人の被験者にCBDを含むクリームを3ヶ月間塗布。乾癬やアトピー性皮膚炎の症状や傷跡が有意に改善された。
また、SNSでも実際にかゆみが軽減したという声があります。
なんだかんだCBDを2年近く使ってるけど
一番効果があったのは肌へのアプローチだったな
特に痒み系の症状— つむ (@gunguncbd) July 8, 2023
若返り効果
エイジングケアといえば抗酸化物質。美容ケアや若返りケアでおなじみのビタミンCやポリフェノール、コエンザイムQ10なども抗酸化物質です。
CBDにはビタミンCやビタミンEよりももっと強力な抗酸化作用があります。CBDが細胞の老化を防ぐことを示す研究もあります。
アレルギーの改善
CBDには強い抗炎症作用があるため、アレルギーにより引き起こされる炎症を抑える効果が期待できます。
また、アレルギーとは免疫が過剰に反応して引き起こされるので、CBDが免疫を妥当なレベルまで抑制してバランスをとってくれることによる改善も考えられます。
・マウスの実験において、CBDがアレルギー性喘息を改善させた。
また、SNSでも花粉症などに対してかなり明らかな働きを感じているコメントが多く見られます。
今日新幹線の中でくしゃみ連発の方がいた🤧花粉だね!!
私はCBDオイルカプセル一粒飲んで寝て花粉症酷くなくなったけど
それを飲んでない日でも
こちら↓のCBDグミ一粒ゆっくりカミカミして舌から浸透させる方法でかな〜り症状軽くなったよ〜*\(^o^)/*酷い人は二粒カミカミして下さいませ。 pic.twitter.com/MXAJ2Y4Fpc
— りょんりょん (@ryon2sensei) February 27, 2023
個人差はあると思いますが、アレルギーなどがひどくなるこの時期CBDを一度試してほしい!
二日前鼻炎ひどくてティッシュ一箱弱使ってずっと鼻かんでましたがティンクチャーオイルを摂ってからはほとんどティッシュ必要なくなりました😚 pic.twitter.com/EFHYQz4sQz— 🇯🇵なちゅくろ店長 @ryoto (@_rryotoo_) March 4, 2023
免疫力の調整
CBDは免疫系の働きをバランスのとれた状態にコントロールします。免疫が弱いとウイルスや細菌に感染しやすくなる一方、敏感すぎる免疫はアレルギーを引き起こします。
また、リウマチや1型糖尿病、エリテマトーデスなどの自己免疫疾患は、免疫系の働きが狂ってしまったことで起こります。
CBDは免疫を正常で健康な状態に保ち、免疫の不足や過剰からくるさまざまな不調を防ぐのに役立ちます。
・CBDは免疫細胞の増殖、成熟、移動、抗原提示、体液反応などを抑制したり、一部の免疫細胞をアポトーシス(細胞死)に導いたりすることで免疫系の機能を調節する。
認知障害の予防や改善
CBDには神経を保護する作用があるため、アルツハイマー病や多発性硬化症、パーキンソン病などの予防や改善に効果が期待されています。
・CBDがパーキンソン病患者の治療に用いられ、精神症状が有意に減少した。患者の幸福感や生活の質を上げるのに役立った。
生活習慣病やガンの予防
CBDには、糖尿病や高血圧などの生活習慣病やガンの予防に効果が期待されています。
母の血糖値がとても良くて、主治医になぜですか?と聞かれたけど、運動してるわけでもなく、食事が変わったわけでもない。
ただCBDグミを毎日15mg〜20mg寝る前に食べているだけ。まだ研究途中なのは知っているけれど‥。
最近、意欲満々で今日もお散歩かたがたランチに行く。#血糖値#CBDグミ pic.twitter.com/YoZBLKChSC— blue rabbit (@intime5322) June 12, 2023
例えば、高血圧についての実験では、ストレス下での高血圧や心臓病のリスクを減らせる可能性が判明しました。直接心臓の健康に働きかけるとともに、高血圧を引き起こすストレスを緩和するダブルの働きがあると考えられます。
また、ガンについても興味深い報告があり、CBDがヒト乳ガン細胞の細胞死を誘導することが分かっています。転移を防ぐのに役立つという報告もあります。
ガンの痛みの軽減や、治療時の吐き気等の副作用軽減にも役立つとされています。ガンと前向きに向き合うための精神的なパワーを必要としている人の助けにもなります。
酒やタバコへの依存を緩和
CBDには精神作用や依存性はなく、逆に酒やタバコその他の物質の依存症の緩和に効果があるとされています。
これは、CBDがドーパミンなどの神経伝達物質の作用に影響することで「なしでは耐えられない」度合いが低くなるからです。禁煙・禁酒、減煙・減酒が容易になるだけでなく、依存症の再発も防ぎやすくなります。
このことはマウスの実験でも証明されています。
運動パフォーマンスの向上
CBDは運動のパフォーマンスを上げることでも知られており、アスリートの間でもプロ・アマを問わず急速に普及が進んでいます。
ただし現在わかっているところでは、運動能力自体を高めるというよりは、筋肉や関節の回復やメンタル面のサポートがメインのようです。
アンチドーピングのリストにも入っていないため、試合に出るなど本格的にやっている人も安心して使えます。日本でも近年は学校の運動部などで導入され始めています。
HempMedsのCBD製品が作陽高校サッカー部に導入されることになりました!
HempMedsのCBDは本当に運動に相性が良い製品で、今大学、高校、中学、そして小学校世代までお話が来ています。写真は代表O氏が運動後のリカバリーの大切さを説明する図。#cbd #高校サッカー #cbdオイル pic.twitter.com/lvjDw05ze9
— CBDブランド【HempMeds】日本公式アカウント (@HM_JPN) March 3, 2023
では次に、気になるCBDの安全性や副作用についてご説明します。
CBDサプリは安全か?副作用は?
CBDサプリは基本的には安全とされています。
WHOによるとCBDは「良好な安全なプロフィールをもち、一般的に良好な忍容性(許容性)がある」と発表されています。つまり適切な用量で使用した場合に、重大な副作用や有害事象を引き起こす可能性がとても低いということです。
ただし、以下の場合は注意してください。
他の薬と併用する場合
CBDには薬物の代謝酵素を阻害する働きがあるため、他の薬と併用する場合は注意が必要です。
どういうことかというと、薬というのは飲んだ量がすべて効くわけではありません。また、いつまでも効いているわけではありません。なぜなら、薬物代謝酵素が体内で薬物を分解するからです。
薬はこの酵素で分解される分も計算に入れた強さで作られています。ところがCBDが分解を抑制することで、薬の効きが強すぎる結果になるわけです。
CBDが阻害するのは、CYP3A4という種類の肝臓にある分解酵素で、全医薬品の60%ほどの薬が影響を受けます。
・不安・睡眠にかかわる薬
・抗生物質
・ステロイド
・胃関係の薬
は該当することが多いです。医師や薬剤師に相談してから併用する、またはCBDの後2時間以上たってからその他の薬を飲むなど、十分に注意しましょう。
ただしサプリメントは相性が良いものが多く、互いに効果をブーストしあうことも期待できます。
品質が劣悪な場合
THCフリーと書いてあっても、実際には微量のTHCが含まれている商品もあります。また品質の良くないCBDやキャリアオイルに含まれている不純物が、健康を損なう可能性があります。
さらにヘンプは土壌を浄化する植物と言われており、土壌に農薬や重金属等が含まれていた場合、それらを吸い上げてしまっている可能性が高いです。
CBDを安全に使うためには、
・オーガニック栽培のヘンプを使っているものを選ぶ
・第三者機関による分析結果が確認できるものを選ぶ
ようにしましょう。
摂取量が多すぎる場合
品質の良いCBDでも、大量に過剰摂取するのは健康に有害です。
CBDの大量摂取は肝臓に負担をかける可能性があることを示すマウス実験のデータもあります。
ただしこの実験で使われた量は非常に大量でしたので、適正な量を使っている分には心配ありません。
人間の場合はCBD1,500mgまでは摂取しても体に害がないことがわかっています。
しかし、飲めば飲むほど効果が上がるというものではなく、むしろ多すぎると効果が薄れる場合もあるので、適量を摂取するのが一番です。
サプリとしての使用では、体重1㎏あたり5mgを1日の上限とするのが良いです。つまり、体重50㎏の方は250mgくらいまでが目安です。
基本的には各製品の用法・用量に沿って使用するようにしましょう。
グミやチョコレートに入っている場合は、漫然と食べていると摂りすぎてしまうため、1日当たりのCBD含有量を意識して。水溶性ナノテクノロジーなどの加工がされたものは吸収速度が4倍上がることも覚えておきましょう。
10%を超えるような高濃度のものは、知らず知らず摂りすぎになるため要注意です。
過剰摂取により起こる症状としては、
まれなもの:苛立ち、けいれん、食欲減退、緊張感、動悸、不眠、頭痛など
があります。いずれも軽いものとされていますが、続くようなら使用を停止し、医師に相談しましょう。
車の運転など集中力が必要な場面
CBDの摂取によって、口の中が渇く、眠気、立ちくらみなどの軽い副作用の出る人もいます。摂取後に車の運転や機械の操作など、集中力が必要な作業は避けましょう。
最初のうちは翌日に予定のない日の晩などに使ってみるとよいでしょう。
アレルギー症状が出る場合
CBDにアレルギーのある人もまれにいます。そばや小麦にアレルギーがあるように、麻アレルギーというものもあります。
鼻詰まりや目のかゆみなど、花粉症に似た症状が出るようです。また、口の粘膜が荒れたり胃がムカムカしたりする場合もあります。
また、CBD製品にはテルペンやヘンプシードオイルなど他の物質が含まれていることもあり、これらに対するアレルギーということも考えられます。
合わない人もいることを念頭に置いておき、自分がそうだとわかったら使用をやめてください。
久しぶりに、「CBD」グミを食べたら、強烈に喉が痛くなってな。過去に、クルミでもあったけど、「食物アレルギー」なんだよな。どうやらオレは、CBNやCBDは、体質的に合わないらしくてよ。で、調べてはないけど、その成分にもアレルギーはあるはず、て事をシェアしたくてよ。皆も、気をつけてな?#断酒 pic.twitter.com/yazMyz04yi
— ダメリーマン斉藤 (@saito2020tokyo) April 19, 2023
ヤベ、俺CBDアレルギーかもしれん。
目の充血凄い— miyamoRe: (@ReMiyamo) January 13, 2023
妊娠中・授乳中や持病がある場合
CBDが胎児や乳幼児に与える影響はまだわかっていません。また持病がある場合も、CBDの使用で病状がどう変わるか予測できません。CBDを試してみる前に、まず医師に相談しましょう。
最後に、CBDサプリの効果的な使い方についてご説明します。
CBDサプリの効果的な使い方
すでに見た通り、CBDには経口摂取、舌下吸収、吸引、経皮吸収とさまざまな摂り方があります。ここでは、口から入れることで手軽に利用できる経口・舌下のサプリについて、使い方をご説明します。
CBDサプリの使い方
【オイルタイプ】
スポイトを使って、舌の下に数滴垂らして使います。40秒~2分ほどそのまま含んで、舌下の粘膜から吸収させ、最後に飲み込みます。
独特の味が苦手な人は、ドリンクやスープに混ぜて飲むのも良いです。ただし、舌下吸収では摂取した分の12~35%が利用されるのに対し、経口摂取では4~20%しか利用されません。
飲み物に混ぜて飲んでしまうと、経口摂取になってしまうため、生体利用効率が大幅に下がってもったいないです。慣れたらなるべく舌下吸収にシフトしていくのがおすすめ。
15分~1時間くらいで効いてくるので、就寝直前に摂取して寝つきを良くしたり、仕事の休憩時間にしっかり休めるよう摂取したりするのにおすすめです。
【カプセルタイプ・エディブルタイプ】
いわゆる一般的なサプリのように手軽に摂れるカプセルタイプと、グミやチョコなどおやつ代わりにつまめるエディブルタイプがあります。
生体利用効率は4~20%とそれほど高くありませんが、効果の持続時間が6~12時間と長いことを生かしたい場合におすすめです。
例えば就寝前に摂取すれば朝までぐっすり、仕事終わりに摂取すれば就寝時間までの夜の時間をリラックスして過ごすことができます。
CBDサプリの使用量
CBDの具体的な使用量については、まだはっきりと決められていません。個人の体質や体形により、適切な摂取量が異なるためです。食生活やストレスの度合いによっても、至適量は変わってきます。
量が多ければ、濃度が濃ければ、それだけ効き目があるというわけでもありません。自分の身体と相談しながら、自分にとって一番効果が感じられる量を探していきます。
1日あたりの推奨用量は 5~100mgが目安とされていますが、私のおすすめは、15~30mgくらいから始めること。少しずつ増減しながら効き目が実感できるラインを見極めていきます。
こうして自分の身体と合うCBDの量やブランドや使い方を探っていくことを「CBDジャーニー」と呼んで楽しんでいる人も多いです。
使用量について考えるにあたり、頭の片隅に置いておきたいことが3つあります。
ひとつは「アントラージュ効果」。複数の成分を摂取することで相乗効果が得られることです。日本で売られているCBDには、
・CBDだけを抽出したアイソレート
があります。
ブロードスペクトラムには、CBD以外のカンナビノイドやテルペンなど多彩な植物成分が含まれているため、アントラージュ効果が発生します。
そのため、CBDを単体で摂るより何倍も効果が高くなり、CBDの摂取量が少なくてすむでしょう。
2つ目は、最新の「水溶性ナノテクノロジーCBD」は吸収率が高いということです。本来CBDは脂溶性ですが、飲み物などに溶けやすい水溶性にすることで吸収効率を4~5倍高めています。
同じ摂取量でも、吸収される量が違ってきてしまうので、自分のベスト摂取量を探す際には気を付ける必要があります。
最後に、CBDアイソレートの場合は一定量を超えると摂取量を増やしても効果が上がらないという特徴があります。
ほかの薬や物質では、しばらく続けていると体が慣れてしまい、摂取量を増やすことが多いですよね。
しかしCBDアイソレートの場合には、摂取量を増やしても逆効果になることが分かっています。この場合1週間ほど使用を停止し、その後再開することで、また効果が感じられるようになります。
以上のポイントを頭において、CBDジャーニーを楽しんでください!
タイミングと量の調整で結果をコントロール
CBDはリラックスしたいときにもシャキッとしたいときにも使えます。不思議なことに、日中使うと集中力が高まってアクティブに、夜使うと心身が休まって眠くなることが知られています。
これは、CBDが神経伝達物質セロトニンの働きを高めるから。セロトニンは集中力を高めてパフォーマンスを上げる効果がありますが、夜になると睡眠を促すメラトニンに変換されます。
もう一つ不思議なのは、CBDは少量摂取すると神経が活性化され、多量に摂取するとリラックス効果が増すこと。
これを活用して、プレゼン前からおやすみタイムまで自由自在にCBDのパワーを使い分けましょう。
ですから、現状エンドカンナビノイドシステムが100%正常に働いている!という人(現代人にはめったにないことですが)にとっては、CBDの効きめが感じられないということになります。
CBDで整えて本来の自分になろう!
CBDは心身のバランスを整えて、過不足のないフラットな自分を取り戻してくれる成分。
大麻草のヘンプやカンビナスから抽出されるので大麻関係と間違えられがちですが、惑溺性のあるTHCとは全く別のものです。
世界中で研究が進められており、ストレスや加齢の下でも揺らぎのない美容と健康、そしてメンタルを保つのに役立つ万能のパワーがあることが明らかになってきました。
CBDはまだまだ研究途上ですが、研究が間に合わないほど多くの人がどんどん使って、驚きの効果を報告しているのが印象的です。
休みの日はしっかりリラックスでき、オンタイムは誰より冴えている、若くて健康な自分。本来の実力を発揮できるのが今から楽しみですね!