30代になり「結婚したい」と強く思うようになったという人も増えているはず。
だけど、せっかく結婚するなら妥協せずにハイスペックな人がいい!という人も多いですよね。そこでこの記事では、ハイスペ婚の達人、キャリー(@Carriekonkatsu)さんに「ハイスペと結婚するためのコラム」を執筆いただきました。
婚活ライター
キャリー
婚活を開始し4年間で、1,000人以上に出会い最愛の夫と出会う事ができました。その時の経験をもとに、現在はツイッターとnoteで質のいい結婚生活を目指した婚活について情報発信しています。 Twitter: https://twitter.com/Carriekonkatsu note: https://note.com/carriekonkatsu
婚活を開始し4年間で、1,000人以上に出会い最愛の夫と出会う事ができました。その時の経験をもとに、現在はツイッターとnote...
そもそもハイスペとは?
「ハイスペ」と一言で紹介していますが、どういう人の事をハイスペと呼ぶのでしょうか?ハイスペの定義をハッキリさせましょう。
一般的に言われているハイスペ=3高
バブルの頃には「3高」(高身長、高学歴、高収入)が、ハイスペの定義だと言われていました。
では……身長が高いとは、何センチから高いと言えるのでしょうか。
日本人男性の平均(172cm)より高ければOK?
それとも180cmを超えなければ高身長と言えないでしょうか。
同じように高学歴とは、どの大学を卒業すれば高学歴と言えるのでしょうか?そして高収入には年収はどのくらい必要なのでしょうか…?この様に、一昔前にハイスペと言われた3高で考えてみても、その定義はあいまいです。つまり”ハイスペの定義は人によって違う”というのが正解です。
自分にとってのハイスペをハッキリさせる
”ハイスペの定義は人それぞれ”と分かったところで、自分にとっての最低限のハイスペの定義を可視化させましょう。
ちなみに、私にとってのハイスペの定義は…
これが”最低限”備えておいて欲しいスペックでした。
(一つ一つは大した事無いかもしれませんが、これをすべてそろえている人はたった数人しかいませんでした…)
そして、自分にとってのハイスペを定義付けたら、小さなメモ用紙に書いておきましょう。私はそのメモをスマホカバーに忍ばせて、婚活パーティー前やアポイントメント前にいつも確認していました。
目標を確認してからお相手と会う事で、とても婚活がしやすくなりますよ。
性格が一番大事
結婚相手のスペックで何よりも一番大切なものは性格です。
例えば3高で、頭脳明晰でハンサムな男性がいたとしましょう。でもその人の性格が悪ければ、それは「条件がいいだけのクズ」という事になります。
性格が悪い人との結婚は、モラハラや経済DVに代表される、あらゆる問題に発展する事でしょう。ハイスペの定義は人によって違うけど、どの人にも間違いなく当てはまるのは、性格が最重要なスペックということです。
これだけは、どんな時にも必ず覚えておきたいですね!
30代女性とハイスペは相性がイイ
条件だけで考えると、30代の女性とハイスペ男性は相性が良いと思われます。あらためて30代ならではの魅力を再確認して、婚活の場でのアピールポイントに活用していきましょう。
仕事の大変さを分かっている
30代女性はある程度のキャリアを積んで、社会のしくみや働く事の大変さなどを分かっています。繁忙期に帰宅が遅くなる夫に「本当に仕事なの?」と詰め寄ったり、仕事の付き合いに対してヒステリックに怒る事も無いでしょう。
仕事を頑張るハイスペ男性にとって、これほど心強い理解者はいないのではないでしょうか。
常識があり、気遣いが出来る
30代女性は、会社で上司や顧客と関わる事で、マナーや気遣いを極めることが出来ていますよね。20代は発展途上なのに対し、30代女性は完成品なのです。
ハイスペ男性の両親や上司に会わせた時、非常識な対応をしてしまっては、男性の株が下がってしまいます。すでに社会で様々な事を学び終えた30代女性は、非常識なミスで男性の評価を下げるようなことはないでしょう。
金銭感覚が洗練されている
自分で稼いだお金で生活をしてきた30代女性は、モノの価値が分かっています。ムダな出費を押さえ、本当に価値のあるものにお金を使い、長く愛用しているモノも多いのではないでしょうか。
どれだけ相性のいい人間同士も、金銭感覚が違っていたら結婚生活は上手くいきませんよね。守らなければいけない財があったり、コツコツ努力して富を築いたハイスペと結婚するには、まともな金銭感覚を持っていると言う事は大切な要素なのです。
30代女性がハイスペと出会うためには
私はハイスペを中心に婚活を4年間経験して、延べ1000人以上に会いました。実際に活動してみて気が付いた、自分の理想の人と出会うためのマインドセットと、実際に出会えた場所をご紹介します。
出会えない原因を考える
まず、婚活を続けても自分の理想の人に出会えない時の原因は、主に3つあります。
・理想像が現実離れしている
・自分の魅力が充分ではない
活動する場所を変えたり、自分の理想を考え直したり、自分磨きに精を出したり……試行錯誤やグレードアップをしながら活動を続けていきたいですね。
上記の3つの条件が正しくそろっていれば、ほぼ確実に出会う事は出来ると言えます。
ハイスペ限定の婚活パーティーで出会う人は…
昨今「ハイスペ限定」を謳う婚活アプリやパーティーがたくさんあります。ですが、私の考えでは、そういった場所は30代女性の婚活には向いていないと思います。
なぜならハイスペ限定の場所にわざわざ名乗りを上げて登録する男性は「自分は人より優れている」「女性を選ぶ立場にある」という意識が強いからです。
そういう意識を持っている人は、キャリアを積んできた30代女性と同等のパートナー関係を築くのは難しいでしょう。ハイスペ限定の婚活パーティに参加する男性は、社会人になりたてで社会の事をまだよく知らない女性と相性がいいと、私個人は考えています。
一方で、普通の婚活アプリやパーティーにもハイスペはいます。普通の場に紛れているハイスペは、自分のスペックに驕ることなく、自分と同等のパートナーを探している傾向を感じました。
あくまで私の経験上の見解ですが、アプリやパーティーで婚活をする時は、わざわざハイスペを謳っているような場は避けるといいでしょう。
人からの紹介
今の世の中、アプリやパーティーなど、手っ取り早く婚活できる手段は数多くありますよね。ですが、信用できるハイスペと出会う率が一番高かったと感じたのは、人からの紹介でした。
職場などで「イイ人いたらいつでも紹介してください」とアピールしつつ、良質な人間関係を築いておくと「あなたにはこういう人が合うと思う!」と、人を紹介してもらう事も多々ありました。
自分が、ステキな相手を募集していると言う事を恥ずかしがらずに周知することが大切だと思います。
あとは、パーティーで出会ったハイスペ男性と合コンをすると、ハイスペの友達もまたハイスペなので、いい男性を連れてきてくれる事が多かったです。(私の婚活仲間内では「ハイスペの芋づる式」と呼んでいました……笑)
そしてこの場合、コチラもハイスペに紹介しても恥ずかしくない女友達を連れて行かなければいけないので、普段の友達選びも大切になりますね。簡単に異性と出会える世の中ですが、結局は人と人が繋ぐご縁ほど強いものは無いのかもしれません。
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タイプ別ハイスペ攻略法
ハイスペは人によって定義が違うと冒頭でお話ししましたが、この章では単純に”財力のある男性”にフォーカスしてお話しさせていただきます。
財力のある男性にはいくつか種類があって、タイプ別にパートナーに求めている条件も違います。自分の性格に合うのはどういうタイプの人か考えて、ターゲットを絞って婚活をすれば効率がグッと上がりますよ。
成金タイプ
たった一人で努力をして富を築いてきた彼らは「この努力に見合う贅沢をするぞ!」と思っています。それゆえにお金を気持ちよく使いたがり、派手好きな人が多いです。もちろんパートナーにも派手な女性を選びます。
とにかく容姿が華やかで、活気に溢れていて、尻込みせずお金を使える女性が本命に選ばれるでしょう。事業が上手く言っている時はとてもお金持ちですが、失敗してしまうとマイナスに転じることもあるので、肝が据わった女性と相性がいいでしょう。
実家が太いタイプ
先祖から代々受け継いだものがあり、それを本人も後世に残さなければと思っています。また資産をいかに守り、増やすかを考えているので、お金遣いは派手ではありません。
こういう人がパートナーに選ぶのは、とにかく品のある女性。自分の親族に堂々と紹介できるような女性を選ぶでしょう。生け花やお琴など、何か一芸を持っていると、大きくプラスに見てもらえる傾向があります。
女性側の実家が太い必要は必要はありませんが、マナーや品の良さを備えているといいでしょう。
お勉強が出来るタイプ
このタイプは学生時代、同世代が遊んでいる間にもコツコツと勉強をし続けたので、派手な女性には苦手意識があります。
小さな幸せを、大きく喜べる女性が好きです。自分と同じように勉強をしてきた女性や、堅実でやりくり上手な人を本命に選ぶ傾向があります。
ハイスペとの生活はリスクもある
ハイスペと結婚したら、生涯安定してゆとりのある生活が出来る…と思いきや、必ずでもそうではありません。最後に、スペックの高い男性との結婚で生じ得るデメリットもご紹介していきます。
常に向上心を保たなければいけない
いわゆるハイスペは、向上心が高い人が多いです。そして彼の友達や同僚もまた、優秀で向上心が高い場合が多い。そうすると、その奥様方もまた、向上心が高い人が多くなります。
私の周りのハイスペの奥様はキャリアウーマンや自営業をしている人や、大学に通いなおして何かを学んでいる人もいます。「専業主婦になって、家庭に入ってニコニコ夫を迎える」というだけの女性は記憶にありません。
「完全に家庭に入って欲しい」という男性と結婚すれば話は別ですが、ハイスペと結婚すれば、基本的には常に向上心のある人に囲まれ、自分も向上心を持ち続けなければいけない雰囲気がある…と思った方がいいかもしれません。
生活が一変する可能性もある覚悟が必要
特に経営者と結婚した場合に考えておきたいのが、事業が上手くいかなくなった時の生活の変化です。経営者の場合はプラスがゼロになるどころか、大幅にマイナスになる場合だってあります。
単に貧しい生活になるだけではありません。将来への不安から、彼の性格が変わってしまったり、口論が多くなったりするのです。
また、大企業に務めているとしても、不況などでリストラの対象になるかもしれませんね。これは普通の人と結婚した時にも言えることですが……「生活が一変した時も、女性側の手腕で生活を支える」という心意気が結婚には必要になります。
義実家との付き合い
ハイスペックな息子を育て上げた両親は、息子を自分達の最高傑作だと思っている節があります。手塩にかけて育てた息子が社会で立派に活躍していれば、誇りに思うのは当然の事ですよね。
少なくとも彼の両親は「こんな愚息と結婚してくれてありがとう…」なんていう謙虚なスタンスではありません。当然、その配偶者にも色々な期待をする事でしょう。
そして、もしも女性側が期待に添えないことがあれば「お嫁さんは、ご両親から何も教わらなかったのか…」なんて、余計な事を思われる可能性もあります。これもまた普通の人と結婚した時にも起こりうる事ですが、ハイスペと結婚する場合はそのリスクは高まります。
「義実家からの何らかのプレッシャーはあって当然。無ければラッキーだ」ぐらいの気持ちでいるのがちょうどいいかもしれません。
監修者「キャリー」のまとめ