30代女性におすすめの舌ブラシをご紹介します。「舌ブラシを使いたいけど、どれを選べばいいか分からない」「舌磨きって歯ブラシでもできる?」そんな悩みがある方へ。舌ブラシと歯ブラシの違いや、選び方を詳しく解説します。ぜひ使って欲しいおすすめの舌ブラシも、合わせてチェックしてくださいね。
フリーライター
abimi
ファッションやコスメのフリーライターとして活動、30代後半、2匹の愛猫と暮らしています。トレンドファッションや、効果を実感できるコスメなどをリサーチするのが好きで、理想の体作りのためのトレーニングも行っています。知りたいことや気になる情報を、読者のみなさんと共有できれば嬉しいです。
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舌ブラシとは?
舌ブラシは、舌を磨く専用のアイテム。口のケアというと歯だけが注目されがちですが、実は舌も口腔ケアの一環として注目されているんです。舌の表面には「舌乳頭」と呼ばれる無数の突起があり、そこにたまる食べカスなどの汚れを「舌苔(ぜったい)」と言います。舌苔は、口臭の元となったり味覚を鈍らせる場合もあるため、舌ブラシを使って取り除く必要があります。舌を綺麗にしておくことで免疫力が維持され、様々な疾患予防にも繋がると言われています。
歯ブラシとの違い
歯ブラシとの大きな違いは、形状です。ヘッド部分が舌にフィットするような形になっているため、舌に触れる面積が大きくなります。少ない回数で効率的に磨くことができ、舌への負担が少なくなります。舌ブラシは歯ブラシに比べると、一般的に柔らかい毛や素材を使用していて、舌を傷つけにくい構造になっているのも特徴。ヘラやスプレーパータイプなど、ブラシ以外にも種類があり、好きな使用感で選べるのも歯ブラシとの違いです。
舌ブラシの選び方
舌ブラシは、形状・素材・長さに注意して選びましょう。同じ舌ブラシでも使用感が異なるので、自分にあった商品を選んでくださいね。
形状で選ぶ
舌ブラシの形状は大きく分けると、3つのタイプがあります。
・ブラシタイプ
歯ブラシのような形状のブラシタイプは、初心者でも気軽に使うことができます。ブラシタイプは、舌乳頭の奥に入り込んだ、細かい汚れも綺麗にかき出すことができるのが特徴。専用のクリーナージェルを使う場合は、舌の表面に塗り広げやすいのもブラシタイプのいいところです。歯ブラシのような硬い毛で磨くと、舌を傷つけてしまうこともあります。毛先が柔らかいタイプの舌ブラシを選び、力加減に注意して磨きましょう。ブラシタイプには刷毛ではなく、スポンジのような素材を使用している商品もあります。
・ヘラタイプ
「舌を磨くと痛くなる」「優しくケアしたい」そんな人は、ヘラタイプがおすすめです。表面をなでるだけでいいので、舌へのダメージが少なくなります。舌苔があまりついていない人や、表面の汚れを軽く落としたい人にもおすすめの形状です。シンプルな構造のヘラタイプは、洗いやすく乾きも速いため、清潔に使えるのもポイント。シリコンやゴム製が多く、ヘラとブラシが一体化した商品もあります。
・U字型スクレーパー
スクレーパータイプはヘラタイプと同じように、表面の汚れを取りたい時に最適です。U字部分の幅が広いため、一度に広範囲のお手入れが可能。慣れるまでは、金属の舌触りに違和感を感じる場合もありますが、嘔吐反射を起こしにくいのが特徴です。スクレーパータイプは、両手で使うタイプと片手で使うタイプがあります。
素材で選ぶ
ブラシタイプに多いナイロン素材は、歯ブラシ感覚で簡単に使えるのが魅力。強い力で磨いたり硬いブラシを使うと、舌を傷つける可能性があるため注意が必要です。毛は柔らかいものを、グリップは軽くしなるものや、緩くカーブしているものを選ぶのをおすすめします。
ヘラタイプに多く、シリコンやゴム素材を使用した「エラストマー」と記載されている商品は、舌を傷つけにくいのが特徴です。適度な硬さと弾力があるため、舌の表面にフィットしやすく、軽い力で汚れをしっかり落とすことができます。プラスチックは、舌にダメージを与える場合がありますので、あまり力を入れずに優しく磨きましょう。
耐久性に優れているのは、ヘラタイプやスクレーパータイプに多い金属製の舌ブラシです。チタン・銅・ステンレスを使用していて、お手入れが簡単で煮沸消毒が可能の商品もあります。金属製は衛生で、半永久的に使用できるため経済的です。
長さで選ぶ
舌の奥にたまりやすい舌苔を綺麗に取り除くため、舌ブラシは奥まで届く長さを選ぶのがポイントです。15cm前後を目安に選ぶと、力を入れすぎず無理なくケアすることができます。持ち手が長すぎたり短すぎたりすると、余計な力が加わってえづきやすくなるため、舌ブラシは長さにも着目して選んでください。
30代女性におすすめの舌ブラシ5選【ブラシタイプ】
ブラシタイプのおすすめを5商品ピックアップしました。歯ブラシのような見た目ですが、舌への負担がかかりにくく、効率的にケアすることができます。舌ブラシ初心者必見です。
ジャックス デンタルプロ 舌ブラシ:¥242(税込)
オーラルケアブランド「デンタルプロ」の舌ブラシは、高密度植毛で汚れが落ちる効果が高いのが特徴。舌触りがいい超ソフト毛を採用、刺激が少ないのもおすすめポイントです。歯ブラシを使う感覚で磨けるので、舌ブラシ初心者も使いやすい商品ですよ。
30代女性におすすめの理由
SHIKIEN 舌みがきスムーザー W-1 PREMIUM(ダブルワン プレミアム):¥487(税込)
この商品はブラシタイプですが刷毛ではなく、ふわふわとしたスポンジのような素材を使用しているのが特徴。「新潟大学大学院歯学総合研究科」と共同開発した高性能舌ブラシで、食べかすや舌苔をブラシで絡めとります。柔らかな舌触りが優しく、汚れが目で確認できるので、すっきりとした使用感も実感できる舌ブラシです。両面使えるのもポイント。
30代女性におすすめの理由
川本産業 マウスピュア フレッシュメイトK:¥703(税込)
マウスピュアは、医療現場から生まれた舌ブラシです。凸凹とした舌の表面にしっかりフィットする、極細毛のねじりブラシを採用。軽くなでるだけで、舌苔をかき出すことができます。弾力性も高いため舌を傷つけずに、優しく汚れを取り除くことができる舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
NONIO(ノニオ) 舌クリーナー+舌専用クリーニングジェル :¥814(税込)
消臭科学から生まれたNONIOの商品は、舌に優しいソフトな設計が特徴です。斜めに植えられた高密度毛が汚れを浮かし、先端のラバー・スクレーパーでキャッチしてかきとるダブル汚れ落とし機能を搭載。汚れを逃さずごっそり取ることができる舌ブラシです。一般的な歯ブラシよりも柔らかいので、刺激を抑えたい人にもぴったり。
30代女性におすすめの理由
松本金型 新感覚 舌ブラシ したつつみ:¥530(税込)
広島大学と共同開発したこの商品は、カギブラシとヘラブラシのリバーシブル構造が特徴の新感覚舌ブラシです。カギブラシが深い部分の舌苔をしっかりかき出し、ヘラブラシが表面の汚れを優しく除去します。2本の軸で舌を挟むように使用するため、自分の舌の形状に合わせて自由に調整可能。細部にフィットできる舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
30代女性におすすめの舌ブラシ5選【ヘラタイプ】
優しい使い心地のヘラタイプは、シリコン・チタン・ステンレスなど素材の種類が多いのが特徴。中でもおすすめの商品を5つ厳選しました。
Dr T’s トータルヘルスプロモーション 舌クリーナー 舌苔美人:¥350(税込)
Dr T’sの商品は、プラスチックとシリコンを融合させたヘラ型の舌ブラシです。しっかり舌苔をかき出せるように、接触面が鋭いのが特徴。舌を傷つけないハイブリット構造で、少ない刺激で効率よく磨ける舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
ゼクリンMORE 舌クリーナー4本セット:¥755(税込)
2012年にグッドデザイン賞を受賞したゼクリンMOREは、ブレードと突起がついているのが特徴。突起部分の円状ブラシで汚れをかき出し、3枚のエラストマーブレードで段階的かつ効果的に取り除きます。バランスよく配置された円状ブラシが、舌の中央のくぼみにもしっかり入り込み、舌乳頭の奥の汚れもキャッチできる舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
OAPRIRE 舌ブラシ 2本セット:¥980(税込)
歯科医推奨!人間工学に基づいて設計されたOAPRIREの舌ブラシは、短時間で簡単にケアできるのが魅力。高品質のステンレス銅で作られているため、使用後のニオイも気にならず清潔な状態をキープできます。OAPRIREの舌ブラシは、穴の空いたスプーンのような形状と、一般的なスクレーパーの2本セット。舌の状態や、その日の気分に合わせて使い分けられるのも、人気のポイントです。
30代女性におすすめの理由
無印良品 舌クリーナー:¥490(税込)
無印良品の舌ブラシは、コンパクトでシンプルな形状が特徴。汚れが気になる部分をピンポイントでケアできる舌ブラシです。洗いやすく乾燥しやすいシリコン素材で、お手入れが楽なのも魅力。他の舌ブラシに比べると、グリップの長さが短めなので、手が小さい女性も使いやすい舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
岡部洋食器製作所 コケとっと舌クリーナー:¥1,267(税込)
食品メーカーでもある、岡部洋食器製作所の舌ブラシは、耐久性が高いチタン素材を使用しているのが特徴。スプーンのようなフラットな形状の舌ブラシで、表面をなでるだけ簡単にケアできます。洗いやすく衛生的なのも魅力。グリップ部分が長めなので、奥の汚れをかき出しやすい舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
30代女性におすすめの舌ブラシ5選【スクレーパータイプ】
スクレーパータイプは、表面の汚れを取り除きたい時に便利!おすすめの5商品をチェックしていきましょう。
アマルマ アーユルヴェーダ 銅製タングスクレーパー:1,540(税込)
インドの健康法「アーユルヴェーダ」の考えに基づいて作られた舌ブラシです。柄を両手で持って使うので、自分の舌の幅に合わせられるのが特徴。殺菌効果があり半永久的に使用できる銅素材を採用しているため、清潔な状態をキープしながら長期間使える舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
Neory 舌ブラシ:780(税込)
Neoryの舌ブラシは、奥から手前に引くだけ30秒で簡単に口臭ケアができるのが特徴です。長期間清潔に使用できるステンレスを採用。舌への刺激も少なく、持ち手は指にフィットする滑り止めグリップ付きで安定した使用感も人気の舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
Lobon 舌ブラシ:¥970(税込)
Lobonの舌ブラシは、片手で使えるタイプのスクレーパーです。グリップを持ち舌の表面を滑らせるだけで、一気に汚れを取り除けるのが魅力。一度で広範囲のお手入れができるので、時短ケアしたい時にも最適な舌ブラシです。両手で使うタイプのスクレーパーは、難しそうと思っている人もおすすめ。
30代女性におすすめの理由
you think 舌ブラシ タングスクレーパー:¥1,000(税込)
医療用ステンレスを採用しているyouthinkの舌ブラシは、金属アレルギーの人も安心して使えるのが魅力。カーブしたクリーニングエッジで、舌のバクテリアや軟質プラークをしっかり除去。口内を清潔に保ち、口臭ケアができる舌ブラシです。
30代女性におすすめの理由
My Gear 舌クリーナー:¥799(税込)
MyGear舌ブラシは人間の舌の形に合わせた、人間工学に基づくU字型設計が特徴。奥まで入れても嗚咽感なく、必要以上に舌苔を落としすぎない舌ブラシです。柄を両手で握り、奥から手前にスライドさせるだけでOK!舌を傷つけないコーティング加工で、舌苔を優しく取り除き口臭を予防します。グリップは細すぎず太すぎないサイズ感で、持ちやすいのもポイント。
30代女性におすすめの理由
この商品は、えづきにくい舌ブラシを探している30代女性におすすめ。カーブしている部分の幅が広いので、嗚咽感なく使うことができます。水洗いしてコップなどに入れておくだけで、お手入れも簡単です。
舌ブラシの使い方
舌ブラシは、毎日必ず行うものではありません。必要以上に磨くと表面を傷つけるため、まずは舌の状態を鏡でチェックしましょう。舌苔がついている場合は、下記の順番でケアします。
(乾いた状態で磨くと、傷がつきやすくなるので注意!)
2.舌をできるだけ前へ出し、舌ブラシを奥に当てて、優しく手前へスライドさせます。
(手前から奥へは動かさず、必ず奥から手前へ一方方向に動かしてください。)
3.舌ブラシに付いた汚れを洗い流します。
4.2と3を繰り返し行い、汚れが目立たなくなったら完了です。
(奥から前へ動かす回数は、10回以内を目安にしましょう。)
嘔吐反射がある場合は、ブラシを奥へ入れる時だけ息を止めたり、上顎にブラシが触れないようにすると軽減できますよ。
使用頻度やタイミング
舌の汚れは個人差がありますが、舌苔が1番多く付いているのは朝の起床時です。そのため、朝一番でケアするのが効果的。磨きすぎると舌に負担がかかるので、1日1回で大丈夫です。舌苔があまり付いていない時は毎日行わず、週に2〜3回程度のケアでOK。
強い力で磨いたり何度も磨きすぎると舌の表面がつるつるになり過ぎてしまい、逆に汚れがつきやすい状態になってしまいます。口内も乾燥しやすくなるため、口臭の原因にも。ヒリヒリするまで磨くと、炎症や味覚障害の原因となる場合もあります。舌苔は完全に取り除く必要はありません。優しくケアするのが、舌ブラシを使う時の重要なポイントです。
監修者「abimi」のまとめ