「一重まぶたなことがコンプレックス…。」「鼻の形がコンプレックス…。」など、誰もが一つは、コンプレックスがあります。「整形できたらいいなぁ…。」と考えたことは、ありませんか?
日本では、整形をしたということを隠す方が多いので、同年代の人たちが実際に整形をしているかどうかが分かりにくいですよね。そこで今回は、30代女性に人気の整形について解説していきます。
美容ライター
MIWA.
美容クリニックの看護師を経て、美容ライター・ブロガーとして活動中。「1人でも多くの方を笑顔にしたい」をモットーに、失敗しない美容・健康情報を発信していきます。
美容クリニックの看護師を経て、美容ライター・ブロガーとして活動中。「1人でも多くの方を笑顔にしたい」をモットーに、失敗...
30代女性は、実際にどのくらいの人が整形しているの?
少し古いデータになりますが、2011年にクロス・マーケティングが行った調査によると、18~39歳女性の美容整形(プチ整形含む)経験率は11.3%。
2011年に比べると、今はもっと整形が一般的になってきたため、割合自体は増えているでしょう。
こう考えると、十人に一人が整形経験者と思うと、案外多いですよね。
大っぴらにすることでもないですが、整形自体は一般的になっているといっても過言ではありません。
整形よりも、プチ整形の割合が多い?
プチ整形とは、簡単に説明すると、「切らない整形」のことですね。
メスなどを使う整形に比べると、気軽にお試しできるということで、整形初心者に人気です。
日本は諸外国に比べると、プチ整形の割合が多いんです。
実際に先ほどのクロス・マーケティングでの、整形経験者の実際の施術内容についても調査されています。
結果は以下の通り。
ピーリング :31.3%
フォトフェイシャル:25.6%
二重まぶた・埋没法:20.5%
プラセンタ注射 :11.5%
上記のように、メスを使わない整形が人気なんです。
「プチ整形」であれば試してみようかな?であれば、整形を検討してみたいという方も多いのでは?
日本人は、整形をカミングアウトしているの?
結論として、整形を周囲の家族や友達にカミングアウトしている人が多くなっています。
その前に、美容整形というと、どこからが美容整形になるのか?という疑問があります。「どこからが整形か?」というアンケートでは、「二重の埋没法」からが整形であると回答する方が最も多く、レーザー治療や、注射の施術を美容整形だと思わない方が多いのが現状です。
従って、医療脱毛や注射系のプチ整形と言われている施術をしたということを周りに公表するのは、一般的になってきています。
最近では、美容整形に対する認識が変わってきており、美容整形に後ろめたさを感じない方が増えてきています。さらに、韓国ブームもあり、韓国で整形する人も多いです。
「周囲の人に美容整形をカミングアウトしているか?」という質問には、10人中7人がカミングアウトしている結果となっています。このことからも、美容整形を隠さない人が多いことが分かります。
カミングアウトした時の周囲の反応も、64%がポジティブな反応を示していることが調査により分かっています。
以上のことより、美容整形は、どんどん身近なものとなっていることが分かります。あなたの周りでも整形の経験がある30代女性が多いのではないでしょうか。
「私が、この整形をしているんだ」と言うと、「私もだよ」とカミングアウトしてくれることも多いので、カミングアウトをしていないだけで、整形の経験がある人は、意外と多いのです。
整形をしたい!整形をする時の注意点とは?
整形をする時の注意点をご紹介します。
美容外科で勤務していた経験があり、他のクリニックで手術をうけて後悔されている
メスを入れる手術の検討は慎重に
外科的なメスを入れる手術をするときは、よく考えてそれ以外に方法がない時に行ましょう。
プチ整形であれば、修正がききます。しかし、メスを入れたり、エラなどの骨を削ったりした後に元に戻すことはできません。
トラブルにならないよう、施術内容について理解し、リサーチすることが重要です。
メスを入れたり、削ったりする前に、切らない施術から始めてみることが失敗しない方法と言えるでしょう。
海外での整形は理想通りにならないことも…
海外で整形をして、思い通りの顔にならず後悔している方を沢山みてきました。
海外の整形のリスクは、技術の問題というよりも、言葉が正しく通じず。希望が伝わらない可能性が高いことです。
日本で言葉が通じていても、理想通りにならないことも多くあるので、海外での整形は、それ以上にリスクがあると認識しましょう。
クリニック単位ではなく、先生単位で選ぶ
日本での整形でも、クリニック単位で選んでしまうと、希望通りにいかないことも多くあります。
その原因として、美容クリニックには、何人もの医師がいるということです。
クリニックのホームページを見て症例写真が理想通りのものだったとしても、それがどの医師が執刀したのか?をリサーチしないと理想とかけ離れた結果になってしまうこともあります。
なので、整形の医師選びは慎重に行ましょう。
30代女性に人気の整形とは?
顔を全部変えたい!というよりは、周りにあまり分からないくらいの自然さでより可愛くなりたいという方が多いです。
例えば、二重まぶたの整形でも、幅広の平行二重にするよりは、自然に見える末広型の二重を希望するということです。
その中でも30代の女性は、20代や10代の時のような若さを取り戻したいとアンチエイジング目的で整形をする方が多くみられます。
特に、30代女性に人気の施術が「ボトックス注射」や「ヒアルロン酸注射」です。たるみ治療も人気の施術となっています。
ボトックスやヒアルロン酸の施術は、注射で注入するだけで、ダウンタイムがほとんどなく、次の日からメイクをすることも可能です。従って、普段仕事をしている方でも気軽に施術を受けることができるのが人気の理由となっています。
30代女性に人気の切らない整形4選
30代女性に人気の切らない整形をご紹介します。整形と言っても、レーザー治療や注射による注入治療を整形と思わない方もいらっしゃいます。境界線が曖昧ですが、今回は、切らない整形(プチ整形)としてみていきましょう。
医療脱毛
医療脱毛とは、レーザーを照射して、毛根やバルジという毛に栄養を与える領域を破壊することで、永久的に毛を生えなくさせる施術です。このレーザーを使った施術は医療行為です。従って、医療機関であるクリニックでしか施術することができません。医師の指示に従って、看護師がレーザーを照射します。
医療脱毛をすると、レーザー照射によって毛がなくなりツルツルになります。さらに、毛穴が引き締まり、お肌にハリが出たり、ツヤが出たりなどの美肌効果もあります。
30代女性におすすめの理由
シミ・ホクロ除去
シミは、QスイッチYAGレーザー、Qスイッチルビーレーザーなどのレーザー治療で薄くしていくことができます。二つの波長を切り替えることで、シミの深いもの、浅いものを皮膚を余計に傷つけることなく治療することができます。
ホクロは、炭酸ガスレーザーによって治療ができます。炭酸ガスレーザーは、ホクロやイボなど盛り上がりのあるものを除去することができます。メスで切除するよりも傷跡が残りにくいのが特徴です。しかし、大きいホクロの場合は、そのホクロが良性の腫瘍か調べる為に、メスによる切除をする必要がある場合もあります。
30代女性におすすめの理由
ボトックス注射
ボトックス注射は、メスを使わず、ダウンタイムもないシワ治療ができます。ボトックス注射は、眉間のシワや目尻、額のシワなどの表情を変えたときにでる「表情ジワ」に効果があります。ボトックスを注射することで、表情を変える筋肉の動きを止めることができるので強制的にシワを作らせないという仕組みです。
さらに、ボトックス注射は、シワだけではなく、小顔治療や顎関節症の治療としても効果があります。エラにボトックスを注射することで、エラのハリが緩和されます。エラの張りは、噛む時に使う咬筋が肥大していることが原因です。そこで、咬筋にボトックス注射をすることで、筋肉の盛り上がりが少なくなります。歯を食いしばることがなくなり、咬筋の筋肉が軽減されることで、小顔効果を得ることができます。
30代女性におすすめの理由
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸とは、もともと人間の体の細胞にあるムコ多糖類の一種です。細胞と細胞をつなぐ役割があり、非常に高い保湿力があります。お肌のハリ感を保つために、必要不可欠な成分です。ヒアルロン酸を、ほうれい線などのきになるシワに注入することで、シワの解消をすることができます。メスを使用せずに短時間でシワの解消をすることができます。
さらに、お肌のたるみも解消され、ハリ感がでてきます。保湿力も上がるので、お肌のキメも整うなど美肌効果もあります。
30代女性におすすめの理由
30代女性に人気の切る整形(手術)4選
30代に人気のメスで切開する整形を解説していきます。前述した通り、メスで切開する整形は、一度施術してしまうと元に戻すことができません。なので、実施する際は慎重に。
切らない整形など他の方法を試してみても、どうしても改善しない場合や、コンプレックスにより自分に自信が持てない場合に検討するということが失敗しない整形方法です。
切る整形をする時は、必ず、信頼できる医師を探しましょう。受けたい整形の知識をつけて、本当に自分に必要な施術なのかどうか、慎重に検討し、リスクよりもメリットが上回ると判断した場合に施術を受けるようにすると後悔することなく、理想の自分に近づくことができるはずです。
それでは、30代女性に人気の施術を見ていきましょう。
二重まぶたの整形
二重まぶたの整形は、「埋没法」と「切開法」があります。
埋没法は、理想の二重のラインを作る為に、希望するラインをマーキングし、そのラインにそって、極細の糸を縫い込む手術になります。埋没法は、メスを使いません。医療用の糸付きの針を使用して縫い込む治療法です。メスを使用しないので、切開法よりもダウンタイムが短いのが特徴です。また、糸で縫い込んでいるだけなので、糸をほどくことでやり直しができる治療法なので比較的気軽にできる治療です。
切開法は、理想の二重まぶたのラインに沿って、ラインの部分を切開していく方法です。同時に自然な二重になるように、余分な皮膚や脂肪を切除することができるので、もともとまぶたの厚みがあつい方に適用されます。まぶたの厚みがあついと、埋没法では、すぐに糸が切れてしまい二重まぶたを維持することができません。従って、埋没法を希望していても、切開法でしか綺麗な二重まぶたにならない可能性もあります。
切開法は、メスで切っていく治療法なので、やり直しができません。よく考えてカウンセリングを受けてから決断する必要があります。
30代女性におすすめの理由
鼻の整形
鼻を高くする施術には、プチ整形の隆鼻術とシリコンプロテーゼを挿入する切る隆鼻術があります。
切らない整形方法は、前述した「ヒアルロン酸注射」です。鼻の付け根部分〜鼻先まで、硬めの種類のヒアルロン酸を注入します。施術時間は、10分程度です。ヒアルロン酸は、注入してから約1年かけて体内に吸収されるので、繰り返しの治療が必要になります。
ヒアルロン酸注射よりも効果的なのがプロテーゼ法です。鼻の内側からプロテーゼを挿入するので傷跡が目立つことはありません。しかし、ダウンタイムが必要不可欠です。施術時間は、30〜40分程度で終わります。
他にも、小鼻を小さくする「鼻翼縮小」や、だんご鼻を解消する「鼻尖形成」や、鼻先をツンと高くする「耳介軟骨移植などがあります。
30代女性におすすめの理由
痩身・脂肪吸引
脂肪吸引とは、カニューレと呼ばれる細い管を使って脂肪を吸引します。このカニューレを皮下に挿入する為に、メスで数mm皮膚を切開します。この切開した部分からカニューレを何度も出し入れしながら脂肪を吸引していきます。吸引終了後、傷口を縫います。傷口をテープで保護したり、吸引部を圧迫する下着を着たりするので、ダウンタイムが必要な施術になります。
傷跡が内出血になったり、色素沈着として残ってしまうリスクもあります。
脂肪吸引は、吸引しすぎるとお肌がデコボコになるなどのリスクもある施術です。その為、皮膚の脂肪が薄い部位は、脂肪吸引することができません。従って、お腹、太もも、ふくらはぎ、二の腕などの部位が主に脂肪吸引できる部位になります。
30代女性におすすめの理由
エラ・頬骨・アゴの整形
エラの原因が骨である場合は、「エラ削り」という治療法があります。エラの骨を削る方法なので、半永久的に小顔を保つことができます。エラ削りは、口の中から切開し、エラの骨を削っていく方法なので、顔に傷は残りません。手術をすることで、内出血や腫れがでます。内出血は、時間の経過とともに目立たなくなりますが、時間がかかります。
頬骨が気になる場合は、「ホホ削り」という治療法があります。突き出した頬を改善することで、顔全体のバランスを整える治療法です。エラ削りと同様に、口の中から切開し、ホホ骨を整えていきます。腫れは、約2週間程度は続きます。唇が腫れる場合もありますが、徐々に治ります。
アゴが気になる場合は、「アゴ削り」という治療法があります。突き出したアゴや、長いアゴが気になる場合にアゴの骨を削る治療法です。アゴを削る方法は、2種類あります。一つ目は、「アゴの先端を削る方法」です。口の中から切開し、下顎部の骨の先端や両端を削ります。二つ目は、「アゴの中央部分を削る方法」です。口の中から切開し、下顎部の骨の一部を切り抜き、長さを短くする方法です。金属プレートやワイヤーで骨を固定する必要があります。
いずれの方法も、口の中からの施術の為、顔に傷は残りません。しかし、ダウンタイムが必要不可欠であり、リスクもあるので慎重に行うことが重要です。
30代女性におすすめの理由
監修者「MIWA.」のまとめ