30代の女性におすすめ、飯テロ系グルメ漫画を紹介します。美味しい食べ物、おいしそうに食べるキャラ、そして食べ物にまつわる物語、読めば幸せな気分、そしてお腹はぺっこぺっこ。
実在するお店や手軽にできるレシピも満載なので、気になったご飯はぜひチャレンジを!
ライフスタイルコーディネーター
ミシマ
会社員を5年務めたのちに出産を機にライフスタイルを提案するライターに転身。提案ジャンルは日用品の商品紹介、家事、アウトドア、転職、副業、漫画、アニメなど。日々が楽しくなるような情報をお届けします。
会社員を5年務めたのちに出産を機にライフスタイルを提案するライターに転身。提案ジャンルは日用品の商品紹介、家事、アウト...
いつかティファニーで朝食を
作者:マキヒロチ
出版社:新潮社
巻数:全14巻
あらすじ
朝ごはんが大好きなアラサー、麻里子が恋人と別れたのをきっかけに様々なお店で、朝食を楽しむ物語。1人で、友人と、家族と、和食、洋食、中華、エスニック……実際にあるお店でいろんな朝食を楽しみながら生き方を模索していきます。
30代におすすめの理由
主人公や友人が恋、転職、婦人病など30代ならではの転機や悩みに直面するので共感する部分も多いのでは?表紙が毎回有名映画のオマージュなので映画好きにもたまりません。2019/10/9に最終巻が発売されます。
関連本として麻里子の元彼が主人公の「宗太郎の出張ぼっちめし」もおすすめです。
花のずぼら飯
作者:久住昌之(原作) 水沢悦子(作画)
出版社:秋田書店
巻数:3巻~
あらすじ
夫が単身赴任中の30歳の主婦、駒沢花のずぼらだけれど、オイシイ日々の食事。体型を気にしながらもハイカロリーな食事がとにかく多い。気分が乗ると一人称が「ハナコ」になり、ボギャブラリー豊富に調理や食事を実況してくれます。
30代におすすめの理由
自炊でマネしたくなるレシピもたくさんあるので、頑張りたくないときの参考にしてはいかがでしょうか?
少しだけ影が見え隠れする夫のゴローさんの演出も憎らしいです。
ごほうびごはん
作者:こもとも子
出版社:芳文社
巻数:11巻~
あらすじ
1人暮らしの新人OL、池田咲子は週に一度、金曜日に自分を思いっきり甘やかす「ごほうびごはん」を楽しみにしています。
給料日後のゴージャスな日、給料日前のちょっとショボい日さまざまな「ごほうびごはん」を1人で、仲間と味わってまた次の一週間への活力とする物語です
30代におすすめの理由
贅沢に伊勢海老を丸ごと購入する週もあれば、煮卵だけの週も。しかし、どの「ごほうびごはん」も笑顔で食べる咲子がとてもかわいらしく描かれていて微笑ましいです。そして、たまに「ごほうび」を言いわけに奮発し過ぎてちょっと落ち込んでいるところも妙にリアル。
ちょっとマネしたくなる習慣、「ごほうびごはん」を始めてみませんか?一週間がもっと楽しくなるはず!
おとりよせ王子飯田好実
作者:高瀬志帆
出版社:ノース・スターズ・ピクチャーズ
巻数:全7巻
あらすじ
平凡で地味なSE,飯田君のひそかなお楽しみは全国各地からの美味しい「お取り寄せ」。そしてその感想をTwitterにアップすること。ささやかな幸せ、お取り寄せ系おうちごはんの数々。
30代におすすめの理由
内向的な飯田君ですが、巻数を重ねるにつれ、お取り寄せをおすそ分けしたり、あるいは周囲の人がお取り寄せを始めたりとお取り寄せを通じてゆるやかに輪が広がっていくのも見所の一つ。
お取り寄せは全て実在する商品ばかりです。その中でもちょっとマニアックなラインナップとなっているので「お取り寄せの新規開拓をしたい」という人は参考にしてみましょう。
忘却のサチコ
作者:阿部潤
出版社:小学館
巻数:12巻~
あらすじ
29歳の編集者、佐々木幸子は結婚式当日、新郎に逃げられてしまう。失意の中で彼女は「美味しいものに夢中になっている間は彼のことを忘れられる」ことに気が付き、美食を求めて東へ!西へ!
30代におすすめの理由
そして理屈っぽく真面目過ぎる幸子のキャラが面白いです。そんな彼女が夢中になり、逃げられた後も行く先々で彼のことを無意識に探してしまう描写は巻数が続いても健在で、全体としてはコメディですが、一抹の寂しさがあります。背筋を伸ばし、箸をきれいに操る幸子のカッコよさにもご注目!。
つまみぐい弁当
作者:イシヤマアズサ
出版社:宙出版
巻数:全1巻
あらすじ
職場にもっていくお弁当を解説したコミックエッセイ。作りながらのつまみ食い、蓋を開けた時の喜びなどをレシピと共にオールカラーで描いたコミックエッセイ。
30代におすすめの理由
一品一品に調理のこだわりやつまみ食いの楽しみ、そして思い出などが詰まっていて、楽しい気持ちになれます。決して豪華なものばかりではなく、透明タッパーに詰めているだけの日もあるところに好感があります。
お弁当を作るのが面倒な人も、お弁同が大好きな人も、お弁当ライフがもっと楽しいものになる一冊です。
気に入った人は同じ作者の「真夜中ご飯」も是非!
いぶり暮らし
作者:大島千春
出版社:徳間書店
巻数:8巻~
あらすじ
同棲3年目のカップルが日曜日に燻製を作る物語です。何をいぶすのかを考え、そしていぶす間に家事をしたりビールを飲んだりしてゆっくりと過ごし、いぶした食材をさらにアレンジして食事を楽しんでいきます。
30代におすすめの理由
カフェの店長で年上の彼女とフリーターの年下彼氏というカップルのリラックスした関係も魅力的。妙齢のカップルゆえの小さな諍いや不安、いら立ちなども丁寧に描いてあって、ふとしたセリフが心に残ります。
はらぺこ万歳!家ごはん、外ごはん、ときどき旅ごはん
作者:たかぎなおこ
出版社:文藝春秋
巻数:全1巻
あらすじ
食いしん坊の作者が自炊、外食、旅ごはんなどを紹介するコミックエッセイ。適当な自炊、自作おつまみで晩酌、ご当地グルメなどについて紹介していきます。
30代におすすめの理由
ラインナップは基本に庶民的で、スペシャル納豆、冷やし中華、パスタ、塩辛など「ちょっとマネしてみようかな」「あ、分かる、それ美味しいよね!」と思わせる物ばかり。特にビール派の人は共感できる部分が多いはずです。
1人暮らしのお隣さんの気張らない食卓を覗いているような親近感が湧いてくる一冊です。
カフェイン・ガール
作者:飯塚めり
出版社:実業之日本社
巻数:1巻~
あらすじ
コーヒーが大好きで喫茶店マニアのメルちゃんが実在する喫茶店の情報とメニューの魅力をオールカラーで紹介するコミックです。
東京都内、特に神保町付近の喫茶店が多く紹介されています。
30代におすすめの理由
コーヒーだけでなくスイーツ中心の食べ物の描写、喫茶店の内装がとても綺麗で、上質な絵本を読んでいる気分になれるでしょう。カフェ巡りが大好きな人にはたまらない1冊です。
きのう何食べた?
作者:よしながふみ
出版社:講談社
巻数:15巻~
あらすじ
弁護士のシロさんと美容師のケンジは同棲中の中年ゲイカップル。几帳面なシロさんが甘辛酸っぱくバランスの良い料理を食費2万5千円(のちに3万円)でおさえながら作っていく物語。料理シーンの描写が繊細で、副菜に力が入っています。
30代におすすめの理由
付き合いが長いカップルだからこその穏やかな関係も魅力的。仕事や人付き合いなど大人だからこその機微やしがらみなどの日常も丁寧に描かれています。
たまにスイーツに挑戦したりケンジが作ってみたりするのもいいアクセントです。作中ではどんどんと時が流れていき、ますます深みが出ています。
監修者「ミシマ」のまとめ