30代女性は洋服やファッション小物も上質な物へとアップグレードされる方が多いですよね。多くの女性がそのお手入れに、クリーニング店を利用したり、洗濯後、自宅でのアイロンがけで仕上げを行っていると思われます。
そこで今回は、ご自宅でも快適に衣類の仕上げができる「アイロン」を15種類ご紹介します。クリーニング店に行く時間の削減、さらに金銭的なコストも抑えることができる商品を女性目線でチェックし、ピックアップしてみました。
家電ライター
ちゃむ
メーカー販売員として家電量販店に7年間勤務後、フリーランスに。もともと家電好きな性格もあり、家電知識はオールラウンドに常に更新中。家電製品アドバイザー資格も所有しており、正確で最新な情報をお届けします。 女性ならではの視点で、より良いライフスタイルをご提案できれば幸いです。
メーカー販売員として家電量販店に7年間勤務後、フリーランスに。もともと家電好きな性格もあり、家電知識はオールラウンドに...
洋服用のアイロンの選び方
アイロンには大きく分けて「スチームアイロン」、「ドライアイロン」、「衣類スチーマー」の3つがあげられます。まずはどのタイプを選んだらよいのか、そしてアイロンがけしたい衣類の量や種類、理想の仕上がり具合や価格で、どのアイロンを選べばよいのかが見えてきます。一つずつ確認していきましょう。
アイロンのタイプで選ぶ
スチームアイロン
現在、最も一般的なアイロンのタイプで、各メーカーの上位モデルとなります。水を入れるタンク部分が付属しており、その水分を高温水蒸気(スチーム)として噴射しながらシワを伸ばしていくアイロンです。
スチームの噴出量やスチームで出る穴の個数が多いほど高性能となっていきます。また、スチームアイロンはシワだけではなくニオイもとってくれるので、30代女性には特におすすめのタイプです。(アイロン台は必須となります。)
ドライアイロン
高熱と高圧力でしっかりとシワが伸ばせるタイプです。例えば、洋服の折り目をしっかりとつけることが可能だったり、生乾きの衣類ともドライアイロンは相性が抜群なんです。
一方で霧吹きで水分を吹き付けたり、液体アイロン剤、スプレーのりを活用すればスチームアイロンに近い効果を出すことも可能です。
スチームアイロンと違い、水タンク部分、スチーム噴出口がないことにより、リーズナブルな価格も魅力です。(アイロン台は必須となります。)
衣類スチーマー
洋服をハンガーにかけたまま、蒸気を使ってシワを伸ばしてくれるタイプです。手軽さとコンパクトなサイズ感が魅力の人気アイロンタイプです。
しっかりと圧をかけることが不得意ではありますが、衣類をふんわり立体的に仕上げることが可能なので、おしゃれ着などに活用すると良いでしょう。
アイロン台が不要なタイプが多く、コンパクトサイズで省スペースなため収納にも便利ですし、出先に持ち運ぶタイプとしても好ましいです。ただ、大量の衣類をアイロンがけをするには物足りなさを感じてしまうかもしれません。
コード付きがどうかで選ぶ
コード式
常に熱源を補給できる状態にあるので、高温状態を維持することが可能です。そのため、大量の衣類のまとめがけ、長時間のアイロンがけに最適です。
デメリットとしてはコードがあるためどうしても取り回しが不自由になったり、アイロンがけの場所が限定されてしまうところですね。選ぶ際は事前に、コードの長さはもちろん、使いたいお部屋のコンセント位置も確認しておくと、購入後ストレスなく使っていただけます。
コードレス式
場所を選ばす、取り回しが自由にできるのがコードレス式の一番の魅力です。「コードがない方が便利じゃないの?」そのようにお考えの方が非常に多いのですが、コードレス式には理解しておきたいデメリットがあります。
コードレス式は専用のアイロン台(充電台)において蓄電する必要があるんですね。なので長時間の高温維持が不得意なので、大量の衣類のアイロンがけなどには、一度充電台で蓄電が必要になる場面もでてきます。
素材で選ぶ
セラミック
アイロンがけをする際の滑りの良さ、なめらかさはセラミック製品が一番好ましいでしょう。滑りが良いことにより、少ない力で楽にアイロンがけができてしまうんですね。
また、温度が上がるごとに滑りは良くなっていきますから、長時間のアイロンがけにも最適です。各メーカーの最上位モデルがほとんどセラミック製の部品を使用しているので、値段は高めに設定されていることが多いです。
チタン
セラミック製には及びませんが、フッ素製のものより滑りは良いでしょう。また、チタン素材でも種類が分かれているモデルも多々あり(ハードチタンやシルバーチタンなど)、滑りやすさの違いもあるため、スペック表で確認しておくのが良いですね。
セラミック製ほど値段は張らないため、価格と滑りやすさのバランスに定評があります。
フッ素
ずばり!価格の安さが一番の魅力です。めったにアイロンがけをしない方は、こちらで十分と感じる場合もあるでしょう。
気軽に購入できる点から、新生活や一人暮らし用として購入される方も多いですね。ただ、滑りにくさがデメリットで労力が大きくかかってしまう分、たくさんアイロンがけをする方にはおすすめできません。
形で選ぶ
各メーカーはアイロンがけがしやすくなるように、それぞれ独自の形状でモデル展開をしています。上下左右、自由に動かしてもムラにならない形状や、先端が細くなっておりボタン周りや細かな部位までプレスがしっかりできる形状もあります。
また、女性に着目してほしいポイントとして、「グリップの細さ」があげられます。
手のひらが小さめな女性は太いグリップだと扱いにくさを感じてしまうので、細めのグリップをおすすめします。意外と使い心地に大きく反映してくるグリップ部分もチェックしてみてくださいね。
重さで選ぶ
アイロンのタイプにもよりますが、重さ1㎏前後の商品が多く、基準となってくるところです。衣類スチーマーなど持ち上げて使うタイプは、重さがある分疲れやすくなってしまうので、軽さを重視して選ぶのも良いですね。
逆にアイロン台を使用するスチームアイロンとドライアイロンについては、軽さよりも重さを重視した方がおすすめといえます。
こちらのタイプでも「軽い方が疲れにくいのでは?」と考える方は多数いらっしゃいますが、それは長時間アイロンがけをする上では落とし穴だったりします。
本体が軽くなってしまうと、その分自分自身の力を強く加えてプレスしなくてはならなくなり、結果的に多くの労力を使ってしまうのです。
■スチームアイロン
重みのあるモデルがおすすめ
※水タンクの容量も確認の上、給水後の重さで判断すると良いでしょう。
■ドライアイロン
重みのあるモデルがおすすめ
■衣類スチーマー
1㎏以下の軽い製品がおすすめ
機能性で選ぶ
30代女性にとってあると嬉しい機能の一部をご紹介します。
水タンク容量
長時間のスチーム機能を必要とする方はチェックしておきましょう。少なすぎると注ぎ足し回数が増え、面倒に感じてしまいます。
起動時間
素早くアイロンがけをしたい、30代女性には重要度が高い機能ですね。
ハンガーショット
衣類をかけたままの状態で、強力なスチームを当てることができ、手軽にシワ伸ばしや消臭効果が期待できます。
消臭・除菌効果
スチームアイロン、衣類スチーマーに多く搭載されています。
オートオフ機能
安全面での機能として火事防止など、重要度は高めです。
転倒時自動オフ機能
こちらも安全面の機能です。ペットなどを飼われている方はチェックしておきましょう。
水タンク内除菌
メンテナンス面での機能です。一部の上位モデルに搭載されており、衛生的に使いたい方におすすめです。
仕上がりで選ぶ
すばやく仕上げたい
忙しい朝やお出かけ前にパパっと衣類を仕上げたい方には、「ハンガーショット」付きのスチームアイロン、もしくは「衣類スチーマー」がおすすめです。その際、アイロンの起動時間も抑えておくと、より早く仕上げることが可能です。
パリッと仕上げたい
スーツを着る機会が多い女性は、シャツも含めパリッと仕上げたいものですよね。その際にはしっかりとプレスできる「スチームアイロン」が最もおすすめです。
おしゃれ着をふんわり仕上げたい
柔らかな素材や洗いにくい素材に便利なのが「衣類スチーマー」です。衣類の柔らかさを損なわず、立体的に仕上げてくれます。専用ブラシなどが付属している商品であれば、テカリ防止もできる上、より繊細な衣類も仕上げが可能です。
まとめて一気に仕上げたい
休日にまとめてアイロンがけをしたい女性には「コード付きアイロン」がおすすめです。長時間のアイロンがけになる場合には、熱源補給が常にされているコード付きが一気に仕上げるのに最適です。
旅行先や出先で仕上げたい
持ち運びがしやすく軽量でコンパクトな「衣類スチーマー」がおすすめです。出先での使用がメインとなるなら、よりコンパクトでコードの長さが十分な商品を選ぶのが良いでしょう。
30代女性におすすめのアイロン5選【スチームアイロン】
まずはご自宅で使うアイロンであれば、30代女性に最もおすすめできる、スチームアイロンを5つご紹介します。最近ではコードレスタイプが主流になりつつありますが、アイロンがけする衣類の量次第ではコード付きが最適となる場合もあります。
HITACHI(日立) コードレススチームアイロン
シンプルで清潔感のあるデザインの日立のコードレススチームアイロンです。水タンク容量は140mlで、スチーム機能が豊富で使い方の幅が広がる商品といえます。
スチーム機能は衣類の素材に合わせて「高温・中温スチーム」を選択可能(スチーム無しでは低温も設定可能)の上、強力なスチームを噴射する「パワースチーム&ハンガースチーム」で癖の強いシワや脱臭対策も可能です。かけ面はセラミックコートを採用し滑らかでストレスのないアイロンがけをしていただけます。
30代におすすめの理由
石崎電機製作所 スチームアイロン SURE
長時間のアイロンがけや、週末のまとめがけにはもってこい!の商品が登場しました。あえて多機能性は削り、アイロンとしての性能をぐっと進化させ、アイロンがけの大幅な時間短縮を意識している商品です。まずセラミックコーティングのかけ面は面積約165㎠と広く、200mlの大容量の水タンクで給水の手間も省いています。
コード付き(約1.8m)スチームアイロンなので温度も常に高温を維持できます。シンプルがゆえ、素早く大量にアイロンがけしたい方におすすめの一品です。
30代におすすめの理由
Panasonic(パナソニック)コードレススチームアイロン カルル
パナソニックのスチームアイロンの魅力は、なんといってもかけ面が「Wヘッドベース」なことでしょう。レモンのような形のかけ面で前後左右、自由に取り回してもアイロンがけがしやすく、さらにコードレスなので、アイロンがけがとても楽に感じていただけるでしょう。
水タンクは160mlとこちらも十分ですね。こちらは最上位モデルではありますが、かけ面が「セラミックコート」、「ハードチタンコート」、「シルバーチタンコート」がラインナップとして登場しており、アイロンがけの頻度や量で好きなモデルをチョイスすることができます。(デザインは同じでカラーリングが異なっています。)
30代におすすめの理由
Panasonic(パナソニック)コード付きスチームアイロン
可愛らしい見た目ながらしっかりとプレスをしてくれる、パナソニックのコード付き(1.9m)スチームアイロンです。スチームは2段階調節が可能で、「U型リンク」を採用し従来品よりスチーム範囲が進化しています。
水タンク容量も200mlと大容量で長時間のアイロンがけに適していいます。かけ面の材質はシルバーチタンコートなので、価格帯もリーズナブルになっています。
30代におすすめの理由
TOSHIBA(東芝)コードレスアイロン La・Coo
ワイドなかけ面でスムーズなかけ心地を追求した東芝のLa・Coo(ラクー)シリーズの紹介です。かけ面には高温になるにつれ滑りが良くなる「ボロンコート」を採用し、摩擦を抑えて傷がつきにくい素材となっています。
置台から楽に取り出しができる「オープンハンドル」や、ボタン周りのシワ伸ばしに便利な「楽がけライン」、立体的な仕上げも可能な「ポイントプレス」など、高性能で多機能なハイスペック商品です。
30代におすすめの理由
30代女性におすすめのアイロン5選【ドライアイロン】
水タンク部分がないため、全体的にデザインがシンプルでスマートな形が多いです。そして、水を使わない分、メンテナンスの必要度が低く、お手入れも簡潔です。スチームアイロンに比べ価格もリーズナブルになっています。ウール系など、衣類素材によっては使用制限がかかってしまうので万能ではありません。
DBK ドライ専用アイロン The DRY
シンプルなデザイン性と性能、最高温度までの到達に約60秒という早さが魅力の商品です。温度調節ダイヤルで布地に合わせての設定も簡単です。
さらに特徴的なのが、「フレキシブルコード」という、アイロンの動きに合わせてコード(1.8m)が上下してくれるので、コード付きアイロンにしてはアイロンの取り回しがスムーズになっています。かけ面はフッ素樹脂加工付の熱伝導に優れたアルミ製熱板を採用し、立ち上がりの素早さと適度な滑らかさを両立させました。
30代におすすめの理由
アイリスオーヤマ ドライアイロン
重さ1.1㎏と適度な重量感があるこちらのモデルは、力がそれほどない女性でもしっかりとプレスができるドライアイロンです。そして立ち上がりは最短30秒(低設定の温度の場合)とこちらも優秀です。
かけ面はフッ素コーティングを採用し、スプレーのりなどのこびりつきを防ぎ、お手入れも楽になる工夫がされています。温度調節も常に見える位置にあるので、衣類ごとの温度設定を間違えることも防いでくれます。使いやすさにとことんこだわった商品といえるでしょう。
30代におすすめの理由
Panasonic(パナソニック)自動アイロン(ドライアイロン)
メタリックでレトロ調のパナソニックのドライアイロンは、0.8㎏とやや軽量なタイプです。立ち上がりは低温設定で約30秒と優秀で、かけ面はフッ素コート加工で、のりのつきにくい設計になっています。シンプルな使いやすさと、見た目のかっこよさで人気のドライアイロンです。
30代におすすめの理由
SMY ドライアイロン
特徴的なデザインのSMYのドライアイロンは、対応している生地の数が豊富でアイロンがけのバリエーションに富んだ商品です。例えば、カシミヤやナイロン、デニムやシルク、合成素材やウールなど、ドライアイロンの不得意とする衣類素材の適用数が圧倒的です。
もちろん細やかな注意は必要ですが、シュッと鋭い見た目からは想像できないほど、繊細な使い分けができる商品ですね。
30代におすすめの理由
AITEC Quolice コンビニアイロン
ちょっと変わった新感覚のドライアイロンのご紹介です。こちらのコンビニアイロンの使い方は、基本的に外出先での使用がメインとなるでしょう。アイロン底部は折り畳むことが可能で、その折り畳んだ状態で洋服を挟むようにプレスすることができるんです。
いうなれば、洋服を着たままスカートのプリーツ部分や、パンツラインの修正などができるんですね。もちろん、底部を広げればドライアイロンとして使っていただける2wayタイプの商品です。
30代におすすめの理由
30代女性におすすめのアイロン5選【衣類スチーマー】
衣類スチーマーには「スチーム専用モデル」と「プレス兼用モデル」の大きく2つの種類があります。30代女性におすすめしたいのはもちろん、アイロン台でも使用でき、しっかりプレスできる「プレス兼用モデル」がおすすめです。今回は両モデル共にご紹介していきます。
Panasonic(パナソニック)衣類スチーマー
こちらは水タンク容量が約115mlと、衣類スチーマーとしては大容量のプレスもできる兼用2wayタイプのモデルです。「360°くるくるスチーム」で右手・左手どちらでも、どんな向きでスチームを噴射しても、安定してたっぷりスチームをかけることができます。
これはパナソニック独自のタンク構造が、タンクがどのように傾いても水を給水し続ける仕組みに設計されているからなのです。「スピード立ち上がり23秒」も驚異の早さで他メーカーを圧倒しています。連続スチームは大容量水タンクのおかげで約10分間噴射し続けることが可能で、パワフルスチームやワイドスチームなどを使えば、手軽に衣類のニオイ取りや除菌、アレルギー物質対策もできてしまいます。
30代におすすめの理由
HITACHI (日立) 衣類スチーマー
日立で上位モデルのこちらの衣類スチーマーは、コロンとしたデザインが女性に人気の商品です。性能も多機能かつ優秀で、「温度調節3段階」機能では素材によって、高温スチームと中温スチームを切り替えることができます。中温ではウールやポリエステル素材もあて布なしで仕上げることも可能です。
「ブラシアタッチメント」が付属しており、ホコリや糸くずを除去しながら使用ができ、さらにアイロンかけ面に直接ふれにくいためテカリ防止にもなってくれます。もちろん脱臭・除菌・花粉・ダニ対策など、毎日の衣類ケアにも気軽に使っていただける商品です。
30代におすすめの理由
ティファール Steam chouchou(スチーム シュシュ)
キュートでエレガントなシェルフォルムが美しい、ティファールのスチームシュシュのご紹介です。プレス兼用の2wayタイプ、かけ面はレモン型セラミックコーティングで細かいボタン周りも簡単に仕上げることができます。
ブラシアタッチメント付属なので、繊維を整えながらふんわりと衣類を仕上げることも可能です。脱臭・除菌・アレルギー物質・花粉・殺ダニ効果の5つの快適効果もあり、衣類ケアにも抜かりがありません。
30代におすすめの理由
ティファール アクセススチーム プラス
ティファールのスチーム専用モデルのご紹介です。こちらの商品のおすすめ理由はシンプルに「スチーム力」です。シワを伸ばすのに必要なスチームの威力がとにかくすごい!平均20g/分のパワフル連続スチームがシワの原因(乾燥した繊維類)まで浸透し、瞬発的にほぐしていきます。
付属のアタッチメントブラシを使えば、さらに優しく立体的に仕上げることも可能です。意外と便利な「ドアフック」も付いているので、出勤前や帰宅後、ささっとスチームを当てたい時に役にたちます。
30代におすすめの理由
LG S3BF 衣類スチーマー
最後にご紹介するのは、30代女性の皆様に是非知っていただきたい、画期的で未来的な商品のご紹介です。こちらはクローゼットタイプの衣類スチーマーです。え?クローゼットタイプ?とお思いの方が多いと思われますが、使い方はまさにクローゼットそのものです。
毎日洗うのが難しいスーツやコートなどをハンガーにかけ、しまう、それだけで数時間後にはシワが伸び、脱臭・除菌等も行ってくれるのです。ドアの内側にはズボンをセットする部分があり、センタープレスラインをしっかりとつけ、仕上げてくれます。自分の力は一切使わないので、全自動衣類スチーマーと呼んでも良いかもしれません。
30代におすすめの理由
アイロン台の選び方
アイロンの購入に合わせて、アイロン台も購入する場合が多いはずなのに、意外と知られていないアイロン台の選び方です。使用頻度や使い方に合わせてご紹介していきます。
折り畳み卓上式タイプ
一般的に多く使用され、アイロン台としてのイメージが強いタイプです。足を折り畳んで省スペース収納ができ、日常のちょっと使いに便利です。
スタンド式タイプ
こちらは台の高さ調節が可能で、理想の位置でアイロンがけができます。それゆえ疲れにくく、長時間のアイロンがけに適しています。
人体型タイプ
横倒れになった平らなマネキン状の形状で、首回りや袖口などが台の形にフィットしてくれます。シャツやブラウスなどの細かな部分まで丁寧に仕上げることが可能です。
マット式タイプ
こちらは自宅のテーブルの上などに敷いて利用するもよし、床に敷いて利用するもよし、な場所を選ばず利用できるタイプです。くるっと丸めて収納できるタイプもあり、出先などでも活躍するでしょう。
アイロンのお手入れ方法
仕上げのアイロンがけで、衣類に汚れが付いてしまった!
アイロンのお手入れを怠ると、そういった残念な仕上がりになってしまう可能性があります。アイロンのお手入れはとても簡単ですので、是非覚えてメンテナンスをしてあげてください。今回はスチームアイロンのお手入れ方法をメインにご紹介します。
①アイロン底面の汚れを落とす
基本的に水拭きで汚れを落とし、焦げや頑固な汚れがある場合は、中性洗剤を使って水拭き後乾拭きをしてください。
②スチーム穴の汚れを落とす
一般的なのが綿棒を使って穴の中を掃除していく方法です。汚れがひどい場合には綿棒を濡らして掃除をしてください。
③スチームを稼働させ汚れを噴射させる
最後の仕上げとして、アイロンを上空に持ち上げ、下に向かってスチームを噴射させましょう。穴の奥に詰まった汚れをスチームで押し出すイメージですね。この時、下に汚れても良いタオルなどを敷いておくと良いでしょう。
※衣類スチーマーも基本的には同じお手入れ方法が多く、ドライアイロンに関しては、底面だけのお手入れでほぼ終わりです。
監修者「ちゃむ」のまとめ
いかがだったでしょうか。ひとえにアイロンといっても近年は形状も含め種類が豊富になってきており、選ぶのが楽しい生活家電になってきていると感じます。最後にご紹介したクローゼットタイプの衣類スチーマーは、まだ知名度は低いですが、近い将来ホテルへの導入や、もっとコンパクトなタイプも登場すると筆者は予想しています。アイロンがけも全自動が当たり前になっているかもしれませんね。